
エレコムのワイヤレスキーボード「Precisionist」のご紹介です。実は私、近日中に「持ち運びもできるコンパクトサイズのキーボード (中価格帯以上)比較」という趣旨で記事を書こうと思っていまして、一つは「ロジクール MX KEYS MINI」、もう一つは「Lenovo ThinkPad トラックポイント キーボード II」、あと一つはどれにしようかとAmazonでいろいろ調べていて、「これにしよう!」と思ったのがこの製品です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| キー構造 | パンタグラフ |
| 接続I/F | USB2.4GHz無線/Bluetooth ※USBレシーバーはUSB Type-A |
| 操作距離 | 最長約10 m |
| 接続先切り替え機能 | 対応 (USB無線:1台、Bluetooth:3台) |
| キーボード配列 | 日本語配列(90キー/110キー) |
| キーピッチ | 19.0 mm |
| キーストローク | 1.5 mm |
| 角度調節機能 | あり |
| 電源 | 充電式(1回の満充電で最長約7カ月) |
| 対応OS | Windows 10/11、macOS Sequoia 15 iPadOS 18、iOS 18、ChromeOS Android 15 |
| サイズ | テンキー付き:436×130×16mm テンキーレス:313×119×16mm ※スタンド含まず |
| 重量 | テンキー付き:542 g テンキーレス:390 g |

テンキー付きモデル(ブラック:TK-PN10FMPBK、ホワイト:TK-PN10FMPWH)

テンキーレスモデル (ブラック:TK-PN1075MPBK、ホワイト:TK-PN1075MPWH)
Precisionist キーボードにはテンキー付きとテンキーレスがあり、それぞれ筐体色はブラックとホワイトの2色。

キースイッチはパンタグラフ。「V型構造」のスイッチで、「軽快かつブレが少ない繊細な打ち心地を実現」したとのことです。このあたりは実機を試してみないとなんとも言えませんが、エレコムの非ゲーミングのキーボードとしては高価な部類の製品なので、打鍵感は高いと思います。

キートップはロジクールのMX KEYSシリーズにちょっと似ていて、中央が大きめにくぼみ、指のかかりが良くなっています。また、この製品は日本語配列ですが「かな無し」なので、スッキリしたデザインに感じられます (かな入力の人は怒るかもしれませんけど)。

USB無線とBluetooth接続に対応し、USB無線では1デバイス、Bluetoothでは3デバイス、合計で最大4デバイスと接続することができます。また、Windows、macOS、iOS、iPadOS、ChromeOS、Android OSに対応します。

薄型 (最薄部 8 mm、テンキー付きモデルは9 mm)ながら角度調整用の脚がついています。また、テンキーレスモデルは重量390 gと、モバイル利用にも向くサイズ感です。
エレコム Precisionist キーボードはElecom Direct Shop、Amazon、楽天などで販売中で、記事執筆時点(12月5日)だと楽天でスーパーSALEを開催中のため、テンキー付きタイプが8,000円以下に、テンキーレスタイプが7,000円以下で購入できます (Amazonではテンキー付きが8,990円、テンキーレスが7,990円)。私が見た限りだと、「楽天ビックカメラ」が安いようです。
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2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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