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EC Technology Bluetooth 3.0 キーボード - 8インチタブレットにピッタリの極薄軽量キーボード(実機レビュー)

EC Technology Bluetoothキーボード トップ画像
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はEC Technology社から提供していただいた「Bluetooth3.0無線キーボード (A40-KBBT001B-3)」の実機レビューです。このキーボードは非常にコンパクトで、特に8インチサイズのWindows タブレットと相性がよさそうな製品です。

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1.製品概要

対応OS: Windows、Android、iOS
サイズ: 237 x 134 x 6 mm / 重量約168 g
バッテリー: リチウム電池 800mAh 連続稼働5時間

8インチのWindowsタブレットのサイズはおおよそ210 × 125 × 9 mmくらい(製品によって異なります)なので、それよりはタテ・ヨコとも若干大きめですが、組み合わせて使うにはちょうどいいくらいのサイズになると思います。また、厚さがわずか6 mmで重量も168 gなので、タブレットと一緒に持ち歩くのは苦にならないでしょう。

EC Technology Bluetoothキーボード 同梱物
同梱物はこれだけです。充電用のUSB-microUSBケーブルと簡単な取扱説明書です。キーボードの場合は製品ごとに機能が少しづつ異なりますが、この説明書だけだと若干説明が不足している感はありました。まあ、使ってるうちにわかってくるんですけどね。

EC Technology Bluetoothキーボード キーマップ
筐体は表面がABS樹脂、裏面が亜鉛合金製です。質感は価格以上のものがあり、決して安っぽくはありません。

EC Technology Bluetoothキーボード ナナメ
こうしてみるとかなり薄型であることがわかると思います。筐体右側面には充電用のmicroUSBポートがついています。ポート類はこれだけです。

EC Technology Bluetoothキーボード スイッチ類
スイッチ類やインジケーター類はキーボード表面右上にあります。

EC Technology Bluetoothキーボード 7色バックライト
あと、この製品のセールスポイントは「7色のバックライト」です。上の画像の通り実際に7色あり、部屋を真っ暗にすると存在感がありますが、蛍光灯の下ではそんなに派手でもないです。

EC Technology Bluetoothキーボード バックライト1
EC Technology Bluetoothキーボード バックライト2
とりあえず2色だけ載せます。ちなみにバックライト色の切り替えは「ランプのマークのキー」+下矢印キーで行います。このギミックをどう評価するかは人によりますが、私としては特に胸を打たれた、とかは感じませんでした。きっと実際には1色しか使わないんじゃないかな、と思います。

2.ThinPad 8で使ってみた

EC Technology Bluetoothキーボード ThinkPad 8と
記事の冒頭に触れたとおり、この製品は8インチタブレットにピッタリのサイズと思われましたので、手持ちのThinkPad 8(久しぶりの登場です!)と一緒に使ってみました。いやあ、今でもThinkPad 8を使えるとうれしいんですよね。

EC Technology Bluetoothキーボード ペアリング
ペアリングはスムーズです。また、一度ペアリングしてしまえば電源をオンにするだけですぐに接続してくれました。

EC Technology Bluetoothキーボード Windowsの設定
あと、当然日本語配列じゃないので、Windows側でキーボードをUSキーボードに設定してやらないと記号などの入力がまともにできません。一応日本語化の手順を書くと、設定アプリから「時刻と言語」→「地域と言語」の順で選択し、上の画像で「日本語」をクリックもしくはタップして、「オプション」を選びます。

EC Technology Bluetoothキーボード 英語キーボード
この画面になったら、「ハードウェアキーボードレイアウト」のところの「レイアウトを変更」を選択すれば英語キーボードにできます。

いったん設定してしまえば、あとは「慣れるだけ」ということになります。

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かなりの小型サイズなので、最初のうち少し心配しましたが、キーピッチはさすがに狭いものの、キーそのもののサイズは決して小さくはないですし、思ったほど使いにくくはありません。私は普段10.1インチサイズ用のキーボードを常用しているせいもあって、テキスト入力は非常に快適にできました。ちょっと厳しいなあ、と思ったのは数字キー(Fキー)のところで、この部分だけはキーが小ぶりなので、慣れるまでは押しにくかったです。

打鍵感は良好です。これだけ薄型であるにもかかわらず、キーストロークが深めに感じられ、しっかり打鍵できます。打鍵音はやや大きめな気がしますが、パチパチうるさい!というほどではありません。

EC Technology Bluetoothキーボード 底面
この製品、底面にゴム足などがついていないため、滑りやすいです。テーブルとかデスクって、普通は表面がツルツルしてますよね?こういうところにこの製品を置いてテキスト入力をしていると位置がズレてしまい、安定して打鍵できないことがあります。そのため、100均にでも行ってなにか滑り止めになるようなものをつけてやる必要があるでしょう。

100均のタブレットスタンド
同様に100均でタブレットスタンドを購入する必要もありそうです。このキーボードはタブレットを自立させる機能もないし、スタンドもついていません。なので、底面の滑り止めとタブレットスタンド、合計で税抜き200円くらいは持ち出しになるかな、と思いますよ。もちろんタブレット用のスリーブ(ケース)などを持っていて、自立させることができるのであればスタンドを買う必要はないですけどね。

3.キーマッピングについて

この製品はもともと日本専用のモデルではなく、日本語配列ではありません。配列に関しては上に書いたとおり設定でUSキーボードにしてやれば問題なく使えるようになるのですが、キー数が64なので常用するキーで不足しているものがいくつかあります。

EC Technology Bluetoothキーボード DELETEキー無し
Deleteキー: ありません。なので常にBackSpaceキーを使うことになります。私はもともとBackSpaceキーの使用頻度のほうが高いのでそれほど不自由しませんでしたが、困る人も多いんじゃないでしょうか?

PrtScr(プリントスクリーン): ありません。なのでスクリーンショットを撮るときはタブレット側の「Windowsボタン+音量下」で対応する必要があります。

Scroll Rock: ありません。でもこれ、私の理解だとExcelとかで使う人が一部いるくらいでほとんど使わないのかな、と。

Num Lock: ありません。モバイルノートPCの場合、このキーを使って数字入力を容易にするするマッピングに変更できる機能がありますが、この製品はその機能はありません。

EC Technology Bluetoothキーボード Windowsキー無し
Windowsキー:ありますが、Windowsマークはありません。スペースキー横の「command」キーがウインドウズキーの代用になります。ある意味Windowsボタンが2つに増えた、という言い方もできます。

個人的にはこれら欠落しているキーのうち、困るのはPrtScrだけです。ウインタブの記事ではスクリーンショットを多用するので。しかし、人によってはこれがないと困る、というものもあるかもしれませんね。

4.携帯性

この製品は8インチタブレットと一緒に持ち歩くとすごく便利だと思います。折りたたみ式ではありませんがサイズは十分に小さく、厚みもないので携帯が苦にならないでしょう。また、折りたたみ式ではない、というのもポイントで、絶対的なサイズは大きめになってしまっても、余計なヒンジ類がないので、この形態のほうが実用面では確実に使いやすいと思います。

あとは記事中に触れたとおり、タブレットスタンドが必要であることと、傷つき防止のためにカバーを用意してやることが必要かな、と思います。上の方に100均で200円くらいの持ち出しが必要、と書きましたが、カバーまで含めると300円、ということになるでしょうね。

もともとの価格も2,599円とかなり低めで、この価格なら買って後悔するようなことはまずないと思います。むしろ「8インチタブレットを買ったんだけど、キーボードをどうしようかな」なんて考えている人がいたら、積極的におすすめしたい製品です。これが5,000円とか10,000円ならもう少し慎重になっちゃいますけどね!

5.関連リンク

EC Technology Bluetooth3.0無線キーボード 超薄 7カラー:Amazon
※EC Technologyは日本で直販サイトの運営はしておらず、Amazonのみに出品しています。

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コメント

  1. きくりん より:

    いつも記事が更新されるのを楽しみにしております。

    試しに入手したしてみようかと感じました。
    満足できない点があったとしても、3,000円程度の投資額の
    様ですので、後悔度は小さいかと…(^^)

    • wintab より:

      きくりんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃるようなお気持ちなのであれば、私としても安心してオススメできます。レビューというのはどうしても個人の好みがでちゃうんですけど、コメント欄ではっきり好みを言わせてもらうと、この製品は「当たり」、というのが私の意見です。

      • きくりん より:

        wintabさま
        これで「日本語配列」Versionが発売されたら、『即買い』だと思いますよね。(^^)

        • wintab より:

          きくりんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私の場合、最近中国タブレットで英語配列に慣れてしまったので、このままでも文句なしです。でも日本語配列があったら意味もなく2つくらい買ってしまいそうな勢いかも。

  2. 匿名 より:

    「常用するキーで不足しているもの」に左上の漢字キーがあると思います。
    追記してもらえるとうれしいです。

    • wintab より:

      こんにちは、こめんとありがとうございます。すみません、記事の方に「英語配列」と書かせていただいているので…

  3. katagiri より:

    早速購入しました。見た目が、Diginnosのキーボードにそっくりだな…と思い、DG-D08IWBのものと比較したところ、サイズはこちらのほうが全体的に大きいのですが、厚みやスイッチ周りなど、全体的なつくりがそっくりでした。実際、キータッチも同様に感じられました。この価格でこの質感なら、日本語キーボードではないという点を差し引いても、十分お買い得だと思いました。

    • wintab より:

      katagiriさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私、Diginnosのキーボードを試用したのがかなり前なのであまり記憶が定かではないんですが、そういうことなんですね。この製品、とりあえず買ってしまっても後悔しないだろう、と私も思います。お買い得ですよね。