ドスパラが運営するIT輸入雑貨屋さん「上海問屋」から面白い周辺機器が発売されました。トップ画像を見ていただければわかると思いますが、ボタンが6つついたカード状のコントローラーです。ただこれ、なぜか「上海道場2段」というのが製品名についています。私、上海問屋については「ニワカ」でして、「なんじゃこりゃ?」って思ったのですが、Webで検索してみると2006年ころからあった概念のようです。
これですね。売り手が自ら「これマニアックですから」と宣言して販売している製品で、基本的に保証は初期不良のみ2週間、サポートなし、自力で調べて使え、というめちゃくちゃなルールになっています。難易度に応じて「段位」が設定されていて、この製品は「2段」なので、少し難易度低め、と考えていいんでしょう。あと、この記事には関係ないですけど、レインボーカラーの「師範代」に認定される製品を一度見てみたいものです。
脱線ついでに少し調べてみました。4月11日現在、ドスパラ公式サイトで検索できた「最高段位」の製品がこれ「マザーボードテスター(税抜き1,388円、ただし在庫切れ)」で「7段」でした。これで7段ということは「師範代」ってどんな感じになるんでしょう?
すみません、本題に戻ります。
この製品は1から6までのボタンにキーボードショートカットを登録することができます。キーボードの右側にマウス、左側にこの製品、って感じでしょうか。私の場合だと「Ctrl + C(コピー)」「Ctrl + v(貼り付け)」「Windows + PrtSc(スクリーンショットを画像として保存)」あたりをよく使いますが、これがあれば「ボタン1でコピー、ボタン2で貼り付け」みたいにして作業を効率化できそうな気がします。
サイズ感はこうです。USBポートはデフォルトでmicroUSBで、Type-A(フルサイズUSB)とType-Cの変換アダプターが付属します。なので、Windowsタブレットとの相性も良さそうですね。特にスクリーンショットなんかが楽ちんになりそうです。
ボタンに割り当てるショートカットを登録するソフトウェアも付属します。ただし、このソフトは日本語対応していないようですし、「上海問屋2段」ということで取説もなく、サポートもないので、設定に苦労する可能性は無きにしもあらず…。また、この製品はWindowsとAndroidに対応しますが、設定ソフトはWindowsにしかないため、WindowsPCがないとショートカットの登録ができません。ただし、本体にメモリーが搭載されており、一度設定してしまえば異なるデバイスでも動作するとのことです。
「上海道場2段 USB手元スイッチ」はドスパラ公式サイト内の上海問屋コーナーで販売されており、4月11日現在の価格は1,999円(税込み2,158円)となっています。個人的にはこれ、かなり便利に使えそうな気がしてまして、思わずひとつ欲しくなってしまいます。また「2段」なわけですが、おそらく設定ソフトまわりの操作性に少し難しいところがあるのでは?と思います。ま、そのくらいならなんとかなるか!と思ったりして…。しかし、こういう(役に立つかどうかイマイチわからないけど)楽しそうな周辺機器っていいですよねー。
コメント
絵描き用途で使えそうかな・・・?