BLUEDOTの製品、ウインタブでは低価格帯のAndroidタブレットを何回か紹介したことがあります。国内メーカー製でありながら、中華タブよりも安いのでは?と感じるくらいコストパフォーマンスの高いエントリークラスのタブレットばかりです。
BLUEDOT BNT-801W - 低価格・良スペックが好評のBLUEDOT製Androidタブレットに8インチサイズが追加されました!
BLUEDOT BNT-1012 - エントリークラスながらステレオスピーカーとGPSを内蔵する10.1インチAndroidタブレット(かのあゆ)
またBLUEDOTは公式サイトにおいて、これら低価格なタブレットの製品仕様を極めて詳細に開示していて、ウインタブではこのような姿勢を高く評価しています。
しかし、今回紹介するのはタブレットではありません。安価なモバイルキーボード。価格は税込み1,980円(先割価格1,880円)です。
スペック表です。Bluetooth接続、バッテリー内蔵のキーボードですね。横幅は10インチのタブレットくらいで、厚さはわずかに6 mm(ゴム足含め8 mm)しかありません。WindowsのほかiOSやAndroidにも対応しますので、スマホやタブレット用のキーボードとして便利に使えそうです。ただし、この製品はマルチペアリングには対応しませんので、接続できる端末は1台のみです。
これがキー配列です。「この製品の紹介記事を書かなくちゃ!」と思ったのは、この製品が日本語配列だからです。ご存知かと思いますが、安価なモバイルキーボードって、Amazonなどで非常にたくさんの種類がありまして、1,000円台から3,000円台くらいでいろいろと選ぶことができます。最近よく見かけるのは「三つ折りタイプ」のモバイルキーボードですね。
しかし、安価なモバイルキーボードって、多くの場合英語配列なんです。日本語配列のものもあると思いますが、探すのはけっこう大変です。その意味で、このBTKB-01には大きな存在意義があると言えます。でも、よく見るとWindowsキーがFnキーと同時押しだったり、Enterキーの形状が英語配列っぽかったりしますので、それなりにはクセがあります。
また、メンブレン式ではなく、パンタグラフ式です。別にメンブレン式が悪いわけではありませんが、個人的にはパンタグラフ式のほうが確実なクリック感を得られることが多いと思っています。また、ノートPCだとパンタグラフ式のキーボードが多いです。
キーストロークは2 mmということなので、モバイルキーボードとしてはそんなに浅いほうじゃありませんが、なにせ厚さが6 mmしかありませんので、どこまで気持ちよく打鍵できるかは未知数かと思います。
それともう一つ。この製品のキーピッチは17 mmで、一般的なノートPCのキーピッチ18 mm~19 mmと比較すると、明らかに狭いです。コンパクトサイズなので、ここは慣れるしかありませんが、私の経験上、キーピッチ18 mmと17 mmだと、結構な体感差があります。少なくとも使い始めのうち、多くの人が「狭い」と感じるかもしれません。
この画像の赤枠で囲んだところを見て下さい。「@」マークが見えますよね?通常日本語配列のキーボードは「@」はここにはありません。英語配列の場合はここです。メーカー説明によれば、「iOS端末で使う場合、英語配列になってしまうので、薄いグレーで英語配列も印字した」とのこと。この気配りがうれしいです。
BLUEDOT BTKB-01は9月上旬の発送開始予定で、8月12日現在はメーカーの直販ストアで「先割販売」をしています。通常価格税込み1,980円のところ、1,880円で注文ができます(送料無料)。記事中にも触れましたが、この価格帯で日本語配列のモバイルキーボードというのは決して数が多くありません。また、サイズも非常にコンパクトで、「バッグの隙間に入る」くらいなので、タブレットやスマホでまとまった文字数のテキストを入力したい場合などに重宝するのではないでしょうか?
関連リンク
BTKB-01:BLUEDOT公式サイト 製品紹介
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