こんにちは、かのあゆです。タフネススマホなどを手かけているBlackviewがワイヤレスイヤホンの新モデルを投入します。ハイブリッドANC(アクティブ・ノイズキャンセリング)、グラフェン素材を採用したドライバーやワイヤレス充電対応、IPX7準拠の防水に対応するなど、なかなか魅力的な製品となっています。
1.スペック
スペック表
Blackview AirBuds 5 Pro | |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 |
ドライバー | 7 mmダイナミックコイルドライバー |
最大通信距離 | 約10m |
再生時間 | 4時間 |
本体充電時間 | 約1.3時間 |
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この記事を書いている時点では商品ページに搭載チップや対応コーデックなどの情報は公開されていません。Bluetoothのバージョンは5.0に対応しており、安定した接続を実現しています。また左右それぞれのイヤホンを別の端末にペアリングすることも可能です。
スピーカーにグラフェン素材を採用した7mmダイナミックコイルドライバーを搭載することにより、臨場感のあるサウンドを実現しています。オーディオ補正アルゴリズムも搭載しているので音質に関してはかなり期待できそうです。またトリプルマイクを搭載しており、通話に関してもクリアな音質を実現しています。
また、この製品はハイブリッドANCを搭載しています。ハイブリッドANCとは「外部のマイクでノイズを拾うフィードフォワード方式」「耳元で鳴っている音を拾ってすべての音を消し、あらためて音楽を加えるフィードバック方式」の2方式を組み合わせた構造の、強化されたANCです。フィードフォワード方式、フィードバック方式についての詳細はこちらのサイトでご確認ください。
お答えします!「ノイズキャンセリングの仕組みについて」:DENON Official Blog
イヤホン本体はIPX7準拠の防水に対応しています。さすがにプールやお風呂で使うのは厳しいですが、アウトドアシーンや雨の日でも安心して使うことができます。
バッテリー容量は充電ケースが480 mAh、イヤホン本体が25 mAhとなっており、充電ケースはUSB-C経由での充電のほか、ワイヤレス充電にも対応します。1回の充電で最大4時間まで音楽再生が可能なほか、5分充電するだけで3時間連続再生が可能です。
2.筐体
充電ケースはコンパクトな筐体となっており、ポケットに入れても邪魔になることはなさそうです。
イヤホン本体はタッチボタンが採用されており、耳にぴったりとフィットするデザインとなっています。また、イヤーチップ(イヤーピース)が5サイズ付属しますので、ほとんどの人は快適なフィット感が得られると思います。
充電ケース、イヤホンともに特殊コーティングが施されているようなので、耐傷性もある程度期待できそうです。
3.Blackview AirBuds 5 Pro 価格など
Blackview AirBurs 5 ProはAliExpress内Blackview Official Storeに製品ページがあり、89.99ドル(10,220円)と表記されていますが、8月2日日本時間午後5時から「ワールドプレミア(セール)」が開始され、49.49ドル(およそ5,600円)で購入できます(8月16日午後5時まで)。
Blackviewといえば前述の通り「BV9000」などのタフネススマートフォンのイメージが強かったので、ワイヤレスイヤホンも手かけているのは少し意外でした。音質へのこだわりや凝ったANCシステム、IPX7の防水性能、ワイヤレス充電対応などの仕様を考慮すれば、49.49ドルというのは安いと感じますし、個人的にも気になっています。
4.関連リンク
Blackview AirBuds 5 Pro:Blackview Official Store(AliExpress)
AirBuds 5 Pro:Blackview公式サイト