記事にアフィリエイト広告を含みます

BenQ ScreenBar Haloの実機レビュー - 湾曲ディスプレイにも対応するスクリーンバー、背面ライトがつき、リモコンも無線になりました

BenQ ScreenBar Halo
BenQのスクリーンバー(モニターライト)「Halo」の実機レビューです。BenQはモニターやプロジェクターなどを手掛ける台湾メーカー(早く台湾に行きたい…)で、個人的には「モニターの会社」という印象があります。特にゲーマーの人でBenQのモニターを使っている人は少なくないでしょう。ウインタブではBenQのモニターを実機レビューしたことはありませんが、2020年に「ScreenBar Plus」という、今回のレビュー品と同じジャンルの製品を実機レビューしています。

スポンサーリンク

BenQ ScreenBar Plusの実機レビューはこちらです
BenQ ScreenBar Plusの実機レビュー - PCモニターに取り付ける「照明器具」。なにげに「絶対買いだ!」と叫びたくなる逸品です!絶賛!

前回のレビュー品は品質・使い勝手とも素晴らしかったのですが、今回のレビュー機はさらなる改善が施されていました。

1.ScreenBar Halo スペック

BenQ ScreenBar Halo

クリックで拡大します

Amazonに既存製品との比較表がありました。Haloが従来モデルと異なっているのは主に下記の点です。

・湾曲タイプのモニターに対応
・リモコンが有線から無線に
・リモコンによる照度・色温度調整が無段階に
・照度範囲(500ルクス)が拡大
・ライト本体の角度調整範囲が拡大

さらに「背面ライト」まで搭載されました。とは言え、構造や使い方がややこしい製品ではありませんので、この後の筐体説明や使用感の説明を見ていただければ、この製品の特徴がわかると思います。

2.ScreenBar Halo 筐体

BenQ ScreenBar Halo 同梱物
本体を除く同梱物です。ペーパー類は取扱説明書(画像右上。日本語の説明もあります)、保証書(画像中央下)、ユーザー登録用のはがき。画像左下にあるのが「今回から無線タイプになった」リモコン、中央下と右下にあるのが湾曲モニター用のアタッチメントです。

BenQ ScreenBar Halo リモコン
リモコンは単4乾電池3本が必要ですが、製品に付属していました。リモコンの底面に開口部があり、簡単に装着ができます。

BenQ ScreenBar Halo 本体
これが本体です。画像に途中までしか写っていませんが、長さ1.5 mのUSB Type-Aケーブルがついていて、これをPCのUSBポートに接続することで電源供給します。筐体は金属製、アーム部分は樹脂製です。それと、アームの下側にある白い部分が「背面ライト」です。

BenQ ScreenBar Halo 本体
ひっくり返してみました。アーム部分の内側はゴム張りになっていて、モニターに取り付ける際に、しっかり固定されます(とはいえ、基本「モニターに載せるだけ」ですけど)。

また、ライト本体とアーム部分の接続部分に丸いレンズ状のものが見えます。これは「照度センサー」です。Haloはリモコンで照度調整しますが、自動調光にも対応しています。

BenQ ScreenBar Halo ライト部分
ライト部分を拡大してみました。Haloは昼光色にも電球色にもできる(色温度が調整できる)ので、2色のLEDがたくさん取り付けられています。

BenQ ScreenBar Halo アーム部分

BenQ ScreenBar Halo アーム部分
アーム部分はこのように可動します。ここを動かしてPCモニターに「収まりのいい位置」になるように調整できます。

BenQ ScreenBar Halo
湾曲モニター用のアタッチメントを取り付けたところです。画像右側にある長方形のパーツと、画像左側にある滑り止めシートの2つで、取扱説明書によれば滑り止めシートのほうは「モニターに取り付けても安定しない場合にのみ使う」とのことでした。ちなみに私が使っている湾曲モニターでは滑り止めシートは不要でした。

3.ScreenBar Halo 設置

BenQ ScreenBar Halo
最初に、手持ちの23インチモニターに取り付けてみました。これでサイズ感がイメージできると思います。ライト本体の長さとしては23インチモニターがジャストサイズ、というところでしょうか。ただ、現在私はこのモニターを「何かあった際の予備用」にしていますので、今回のレビューでは使用感のご説明はしません。

BenQ ScreenBar Halo
せっかくの「湾曲モニター対応」ですから、今回はこのモニターでの使用感をお届けします。MSI Optix G27C4という27インチサイズのモニターです。この画像は「前面のメインライトを点灯させた状態」です。

BenQ ScreenBar Halo
これは「前面のメインライトを消灯し、背面ライトのみを点灯させた状態」です。

BenQ ScreenBar Halo
これが「前面のメインライトと背面ライトのどちらも点灯させた状態」。

スポンサーリンク

BenQ ScreenBar Halo 横から
横から見たところです。メインライトと背面ライトの両方とも点灯させた状態です。湾曲モニターの場合、アタッチメントを使う関係で、Haloが少し前方にせり出します。

BenQ ScreenBar Halo
角度の調整は本体部分を手でグルッと回してやればOK。

BenQ ScreenBar Halo
電球色にしてみました。この画像だとあまり大きな変化がないように感じられますが、実際は「ほとんど真っ黄色(オレンジ色)」くらいまで激しく変化します。もちろん昼光色と電球色の中間というか、細かく色味を変更することも可能です。それと、色温度の設定は「前面と背面のライトが連動」します。一方を昼光色に、もう一方を電球色にすることは出来ません。両方一緒に変わります。

BenQ ScreenBar Halo 無線リモコン
ライトの点灯/消灯、色味の調整、照度の調整はこのリモコンで行います。この画像だとちょっとわかりにくいので、メーカーの画像を掲載します。

BenQ ScreenBar Halo 無線リモコン

クリックで拡大します

中央にあるボタン(センサーボタンです)に手をかざし、次にボタンを押すとライトが点灯します。また、ひとつ上の画像だと見えていませんが、中央のボタンの周りに「色温度ボタン」「自動調光ボタン」「照度ボタン」「お気に入りボタン」「前面ライト/背面ライト切り替えボタン」が配置されていて、色温度ボタンと照度ボタンに関しては「押してからダイヤルを回す」と細かく調整できます。自動調光ボタンは文字通り自動調光のオン/オフ、前面ライト/背面ライト切り替えボタンは押すごとに「前面ライトのみ、背面ライトのみ、両方点灯」が切り替わります。

また、お気に入りボタンは、自分の好みの設定にした状態でボタンを3秒長押しすると、その設定が登録され、次回からはお気に入りボタンを押すだけで登録した設定に切り替えてくれます。

BenQ ScreenBar Halo
それと、これはお使いのモニターの仕様によるので、「絶対にそう」とは言えませんが、私の手持ちのモニターだと、Haloのアーム部分がモニターの表示領域に干渉することはありませんでした。もう少し具体的に言うと、目線を上部ベゼルの高さに合わせると若干干渉します。しかし、23インチとか27インチ、あるいはそれ以上のサイズのモニターを使う場合、斜め下から上部ベゼルを見上げるようなアングルになるはずなので、その場合は干渉しない、ということです。

4.ScreenBar Halo 使用感

Haloに限らず、スクリーンバーは「画面を照らす」ものではありません。まあ、これは当たり前ですよね。PCモニターというのはそれ自体が発光するものなので、あえてライトで照らす必要はありません。照らしたいのは「手元」です。

そのため、湾曲モニターであろうと平面モニターであろうと、スクリーンバーを使っても画面の視認性は変わりません。プラスにもならないし、マイナスにもなりません。で、手元ですが、

BenQ ScreenBar Halo
こんな風に、非常に明るく、見やすくなります。夕方や夜に手元に資料を置いてPC作業をする際の快適性が劇的に上がります。

一般的なデスクライト
「それなら、こんなのでいいじゃん!安いし」って思いますよね?そのお考えは否定しません。否定しませんが、一般的なデスクライトだと

・真正面から照らせない。ゆえに影ができてしまう
・場所をとる。アームが邪魔
・Haloよりも機能性(各種調整機能や無線リモコン)が劣るものが多い

というデメリットがあります。Haloの場合、モニターの真上から照らしますので、普通に使うぶんには不自然な影ができません。また、アームが邪魔になったり、設置場所も必要ありません。また(これは一般的なデスクライトでも対応しているものがありますが)無段階で色温度や照度を調整できます。

また、Haloならではの「背面ライト」も魅力です。まあ、一種の間接照明ということになりますが、私の作業場所だと「ムードもクソもない」状態ながら、それでも背面ライトのみをオンにして動画を視聴すると、それなりに雰囲気アップが出来たような気がしますw あると重宝するかもしれないですね。

5.ScreenBar Halo レビューまとめ

BenQ ScreenBar HaloはAmazonおよび楽天(ともにメーカーの直販です)で販売中で、6月6日現在の価格は税込み19,900円です。

私は日中ぼーっとしていて、夜になると必死こいて仕事をする、という、悪い見本のような生活を送っています。薄暗い部屋で煌々と光るモニターを凝視する時間がかなり長いのですが、もともと視力が低い上に手元が暗くて書類が見にくい、ということも多いです。前作、というか既存モデルのScreenBar Plusも愛用していたのですが、モニターを湾曲タイプにしてから使わなくなっていました。

その点、Haloは湾曲モニターでも使えますし、リモコンが無線化し、背面ライトを備えたことにより、一段と魅力的になったと思います。私のように夜に作業することが多い人には特におすすめです。

6.関連リンク

BenQ ScreenBar Halo スクリーンバー:Amazon
BenQ ScreenBar Halo スクリーンバー:楽天

スポンサーリンク