こんにちは、natsukiです。Banggoodで個人的に購入したタブレット・スマホスタンドが、非常に気に入ったので紹介します。スマホやタブレットが高機能化する中で、パソコンを立ち上げなくてもできてしまうことが多くなってきました。そんなとき、作業環境の快適さを大きく左右するのが、モバイルキーボードとスタンドです。先日紹介した、デザイン性の高いタイプもお気に入りですが、あれはどちらかというと、持ち運ぶよりは家に置いておいて使う製品でした。一方の今回レビューする製品は、折りたたみ時は非常にスリムになる、モバイルに適した形状のスタンドです。凝った作りながら、安価で、オールマイティに使えるお勧め品です。
1.筐体と構造
同梱品一覧です。解説書は中国語と英語ですが、スタンドなんで別に読む必要はないでしょう。いちおう、「耐荷重は750gで、Apple社の12インチクラスのタブレットが600g台だから十分載るよ」との記述あり。また付属品として、持ち運び用の巾着袋が付きます。なお、箱は、一緒に注文した別の製品の箱とまとめて透明テープでぐるぐる巻きにしてあったので、省略。まあこれは、このくらいの製品を買ったときのいつものBanggoodです。
ちなみにこの巾着袋、製品に「あまりにもピッタリ」なサイズで、出し入れに苦労するレベル(笑)。なぜもうひとまわり大きくしなかった? まあ、使うかはお好みで。
さて、本体です。折りたたみ時はこのように非常にスリム。カラーは、「グレー」と「ホワイト」のバリエーションがあり、こちらは「ホワイト」です。金属製のそれなりにしっかりした作りのため、重量は138.6gで、持ってみたずっしり感はそれなりにあります。これは、素材の堅牢性と、スタンドである以上ある程度の重量がないと安定しないため、必要最低限の重量と言えるでしょう。
底面には、滑り止めのシリコンパッド。
さあ、そして注目のギミックです。
このように、マジックハンドのような構造で「リフトアップ」します。なお、スマホやタブレットを受ける上板部分のみプラスチックで、他は金属製(アルミ)です。スマホやタブレットを受ける部分はシリコン製の滑り止めがついています。
また、ここが非常に重要。このリフトアップは内部的には爪にひっかかかるような構造になっていて、持ち上げるときは引っ張るだけですが、下げるときには側面にあるボタンを押しながらでないと下がりません。この構造により、タブレットなどそれなりに重量のあるものを置いても、重量によって角度が変わることがありません。こういうストッパー構造って、個人的にはタブレット使用時に快適性に直結すると思っています。いちおう、デメリットとして、不意の負荷がかかったときに吸収できないので、ぶつけたりしたときに壊れやすいかもしれません。ただそれは、常識的に気をつけて使っていれば問題ない話でしょう。
2.使用感
スマホを載せた場合です。このように、持ち上げた状態となるため、充電ケーブルを挿したままでも使用することが可能です。
もちろん、横置きもOK。
今度は、10インチクラスのタブレット、Teclast T40 Plus。ご覧のように、このサイズでも安定感があります。12インチクラスまでなら、十分に使えるでしょう。先ほど触れたようにストッパー構造があるので、タブレットの自重で角度が変わったりしなくて安心です。
3.まとめと販路
この製品は、同等品がありそうに見えて、私がざっと見た限りではBanggoodでしか扱っていません。なにげにBanggoodって、こういう細かなガジェットにオリジナル性の高い製品が多いんですよね。価格は、記事執筆現在、フラッシュセール対象で12.99ドル(1,505円)の送料2.63ドル(305円)となっています。このての金属素材で比較的しっかりした作りのスタンドとしては、お買い得価格といってよいでしょう。というか、私が買ったときより300円くらい安くなっているので、チャンスです。
特徴をまとめておくと、折りたたみ時は非常にスリムな形状になるため、ポータブル用に最適な製品です。サイズ的には、スマホはもちろん、12インチサイズのタブレットくらいまでなら、無理なく使えます。構造上のポイントは、「机上から持ち上がる」スタイルのため、スマホを充電しながら縦置きが可能で、視線も下向きにならず作業しやすい位置となること。また、「角度をしっかり固定」する仕組みのため、特にタブレットでの使用時に重量で角度が変わってしまうことがありません。なにより、この凝ったギミックが、特別感があっていいですね。スマホやタブレット用の比較的しっかりしたスタンドを探しているなら、非常におすすめできる製品です。
コメント
高さを低くした状態で角度を変えられますか?
Banggoodのリンク先の動画を見るとできないように見えますが、実際はどうでしょうか?
はい、残念ながら、構造上、高さのみの調節はできません。角度と連動してしまいます。
高さの調整にこだわる場合は、別の構造のものがよいかと思います。
ありがとうございます。
こういうアクセサリ好きなのでまた紹介してください!
こちらこそありがとうございます。励みになります。
「スタンド沼」ってのもあるな、と最近思いはじめました(笑)