Microsoftがスピーカーのついたドッキングステーション、「Microsoft オーディオドック」を発表しました。日本発売は「2023年の前半」ということなので、まだ価格などが判明していませんが、とても面白い製品です。個人的には「Microsoftはむしろハードウェアにいいのが多い」と思っていまして、このオーディオドックも品質面ではかなり期待できそうに思われます。
Microsoft オーディオ ドック | |
スピーカー | ツイーター: 外径25.9 x 高さ11.6 mm ウーファー: 長さ54 x 幅48.8 x 高さ41.5 mm |
出力 | 最大 90dB SPL |
再生周波数帯域 | 音楽再生時 70Hz~20kHz 会議機能使用時 200Hz~8KHz |
マイク | 無指向性マイク アレイ x 2 |
ポート | USB3.1 Gen2 Type-C(電力供給最大7.5W、映像出力対応)、USB3.1 Gen2 Type-C(電力供給最大 7.5W、データのみ)、USB3.1 Gen2 Type-A、HDMI 2.0(4K@60Hz) ※USB Type-Cは最大60WのPD充電対応 |
PC への接続 | USB Type-C(長さ1m) |
互換性 | OS:Windows 11 Home/Pro、Windows 10、MacOS 会議ソフトウェア:Microsoft Teams、Zoom、Google Meet |
ボタン/コントロール | Microsoft Teams ボタン、ミュート ボタン、音量上/下ボタン、再生/一時停止ボタン |
アプリ | Microsoft Accessory Center |
サイズ | 167.6 x 80.2 x 81 mm/650 g |
これがスペック表です。2スピーカーを内蔵したドッキングステーションですね。
丸みを帯びた、ちょっとかわいいデザインになっています。ただ、色は「マットブラック」のみなのが残念。Surface ProシリーズとかSurface Laptopシリーズのカラーバリエーションに合わせてくれると良かったのですが。
オーディオ系のほか、Webミーティングを意識したボタン配置になっています。デフォルトではMicrosoft Teams用になっていますが、スペック表を見るとZoomやGoogle Meetでも使えるようです。…Skypeは?あと、マイクのミュートもできます。
ポート構成です。USBポートは合計で3つあり、すべてGen2規格なのが立派。あと、HDMIポートとUSB Type-Cポートのうちの1つが映像出力に対応します。PCとの接続はUSB Type-C。
設置イメージです。
冒頭に書きましたが、個人的にMicrosoftのハードウェアはデザインや性能、筐体品質が素晴らしいと思っています。ちなみにSurfaceシリーズの内蔵スピーカーは見た目は貧弱ですが音質は概して高水準、というのが私の実機レビューでの評価でして、この製品のスピーカーの音質にも期待してしまいます。スピーカーはスペック表だけだと実際の品質はよくわかりませんしね。
Microsoftオーディオドックは2023年前半に日本で発売される予定です。価格は不明ですが、Microsoftのドッキングステーションは割と高価なので、実売価格がどのくらいになるのかちょっと心配ではあります。
関連リンク
Microsoft オーディオ ドック:Microsoft