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ASUS ROG Strix Scope TKL - Cherry MXスイッチ採用、テンキーレスの本格メカニカルキーボード

ASUS ROG Strix Scope TKL
ASUSがCherry MXスイッチを採用するメカニカルキーボード「ASUS ROG Strix Scope TKL」を発売します。ASUSのゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」ではゲーミングPCのほか、モニターやマウス、キーボードなどの周辺機器もラインナップされており、「Aura Sync」という技術によりPCや周辺機器間のライティングをコントロールできるなど、ゲーミング環境のトータルなコーディネートが可能です。

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今回ご紹介するROG Strix Scope TKLはテンキーを省いたコンパクトタイプのキーボードで、「Xccurate Design」というのが採用されています。

基本スペックは下記の通りです。

接続: USB 2.0 有線
対応OS: Windows 10
キースイッチ: Cherry MX 赤軸 / 銀軸
サイズ: 356 x 136 x 40 mm
重量:860 g(ケーブル込み)/ 811 g(ケーブルなし)
本体カラー: ブラック、グレー
ソフトウェア: ARMOURY II

USB有線タイプのキーボードで、無線接続には対応していませんが、ケーブルはワンタッチで着脱可能です。キースイッチはCherry MXで「赤軸」というのはご存知の人が多いかと思いますが、「銀軸」というのはゲーマーでないと馴染みが薄いような気がします。打鍵音が小さめ(それでも結構うるさいです)で軽いタッチが赤軸(私も愛用しています)、高速入力向けの軸で、キー反応速度とキーが浅めという特徴を持っているのが銀軸です。TsukumoのWebサイトに説明がありましたので、こちらをご参照ください。
メカニカルキーボードの〇〇軸とは?どんな違いがあるの?:ツクモ大阪地区ブログ

私はCherry MX、Kailh、Gateronなどのキースイッチを採用したメカニカルキーボードを試用したことがありますが、個人的にはCherry MXが最も打鍵感がいいと思っています。まあ、このへんはお好みの問題ですが、「間違いはない」キースイッチであることは確かでしょう。

ASUS ROG Strix Scope TKL

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これがキーレイアウト。しっかり日本語配列になっています。また、ウインタブでよく紹介している60%サイズの超小型キーボードとは異なり、テンキーこそないものの、必要なキーが省略されてしまっているという印象はありません。もちろんNキー(全キー)ロールオーバー(同時に複数のキーを押してもすべて認識される)対応です。

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また、「Xccurate Design」というのは私にもちゃんと理解できませんが、左下のCtrlキーがかなり大きめになっているのが特徴のようです。LEDについてはROGブランドらしく非常にカラフルなものになっていて、設定アプリ「ARMOURY II」で各種イルミネーションのコントロールも可能です。また、底面にもLEDが配置され、さらに華やかなイルミネーションが楽しめます。あ、もちろん単色で光らせたり、消灯することもできますので、「地味に使いたい」という人のニーズも満たせます。

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それとこれ、「ステルスキー」。押すと瞬時にすべてのアプリが非表示になり、音声がミュートされます。個人的には「ぜひ職場で使いたい」と思いましたが、このキーがありがたいかどうかは読者の皆さんの日頃の行い次第、でしょうか。

ASUS ROG Strix Scope TKL
ASUS ROG Strix Scope TKLは7月10日の発売予定で、価格は「オープン」ですが、予想実売価格は13,500円前後(税別)となっています。

ウインタブでもこれまでにメカニカルキーボードを多くご紹介、実機レビューをしてきましたが、PCと異なり、メカニカルキーボードの場合は「中華なら安い」という感じではありません。また、キースイッチがCherry MXの場合、基本的には1万円はしますね。それを考慮するとASUS製のメカニカルキーボードが13,500円くらいなのであれば妥当、あるいはお買い得と言えるかもしれません。

このキーボード、どちらかと言うとFPSゲーマーの利用を想定したもので、テンキーがないのも「マウス操作のスペースを広く取るため」だったりします。しかし、私から見てこのキーボードは非常に魅力的です。メカニカルキーボードとしての素性が良さそうですよね。また、ASUSの設定アプリが使える(無料)というのも大きいです。ライティングだけでなく、マクロキーの登録もできますし。お仕事の関係でテンキーが必要、という人には厳しいと思いますが、テンキーの使用頻度が小さいのであれば、コンパクトなサイズでデスクを広く使える、というメリットもあります。

キーボードに1万円以上払う、というのは多くの人には少し抵抗感があると思いますが、実際にメカニカルキーボードを使っている者としては、「それだけの価値はありますよ」と言いたいです。

関連リンク

ROG Strix Scope TKL:ASUS公式サイト 製品紹介

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