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AJazz Zero - ポップなデザインでコンパクトサイズながら、Bluetoothと有線接続の両方に対応する本格的なメカニカルキーボード

AJazz Zero
つい先日、「Obins Anne Pro 2」というキーボードの紹介記事を掲載しましたが、中華のキーボードというのは、イメージするよりも安くはありません。また、中華キーボードは日本のAmazonでも多くの輸入会社が販売していて、価格もかなりこなれています。そのため価格重視ということだと、わざわざ中国の通販サイトから購入するメリットは小さいように思います。今回紹介する「AJazz Zero」についても、現時点での価格が1万円前後になっていますので、特に安いとも言えません。でも、面白いです。

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1.製品概要

キーレイアウト: 79キー英語配列
接続: Bluetooth 3.0、USB Type-C有線
スイッチ: 青、黒など
バックライト: あり(RGB)
Nキーロールオーバー: 対応
バッテリー: 4,000 mAh
サイズ: 310 × 143 × 35mm / 890 g
対応OS: Mac、Windows、Android、iOS

この製品はBluetooth接続とUSB有線接続の両方に対応し、Bluetooth接続の場合は3つのデバイスとペアリングができます。

AJazz Zero
対応OSはWindows、Android、MacOS、iOSなので、この画像のようにPC、タブレット、スマホとペアリングができ、ワンタッチでデバイスの切り替えもできます。最近のBluetoothキーボードだと割とよく見られる機能ですね。

AJazz Zero
Bluetoothと有線、またOSの切り替え(キーボードマッピングに影響するはず)は側面のスイッチで行います。

で、メカニカルキーボードで重要な「軸色(スイッチの色)」なんですけど、

AJazz Zero

クリックで拡大します

筐体色によって異なります。この画像はAjazzがT-mallにあるAjazzの直営店にあった画像を転載しています。

筐体色:軸色
ブラック:青軸
レッド:黒軸
薄いグレー:青軸
スカイブルー:Kailh黒軸
ピンク:Kailh黒軸
濃いグレー:Cherry MX赤軸

という、ちょっと複雑な組み合わせです。なお、KailhでもCherryでもない青軸と黒軸は、おそらくオリジナル(ノーブランド)のものが使われていると思います。

それと、この製品、中国の通販サイト各社に製品ページがあるのですが、

Banggood:ブラックと薄いグレーのみ(どちらも青軸)
Gearbest:ブラック、薄いグレー(どちらも青軸)、ピンク(白軸)
geekbuying:ブラック、濃いグレー、ピンク(軸色の説明なし)

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となっています。一番安心感があるのがBanggoodで、メーカー直販サイトの説明と筐体色・軸(スイッチ)色が一致しています。しかし、Gearbestはピンクの軸色が一致しておらず、geekbuyingは一切軸色の説明がありません。メカニカルキーボードを販売するのであれば、最低限軸色の説明くらいはしっかりとしてもらいたいものです。ということで、Banggoodとgeekbuyingについてはご担当者に問い合わせしておきます。Gearbestはご担当者が変わられて以来、全くの没交渉なので、問い合わせは無理です。

AJazz Zero
Ajazzのメカニカルキーボードですから、もちろんカラフルなバックライトがつきます。いわゆるRGBキーボードというやつですね。

AJazz Zero
こちらがキー配列。Anne Proのように60%サイズではなく、それよりも一回り大きいサイズになっていますので、方向キー(矢印キー)は省略されていませんし、主要なキーで「ないと困る」ものはすべて存在していると思います。個人的には「PrtSC(プリントスクリーン)がない」というのがちょっと不満。

それと、この製品にはThinkPadのトラックポイントのような赤いレバーがついています。筐体の下側中央、スペースキーを2分割する位置にあります。ただこれ、メーカーによるとデフォルトで「バックライトのコントロール用」に使うとのことです。専用のドライバーソフト(ユーティリティソフト)がありますので、そのソフトを使えばマウスポインターとして使えるのではないか、という気はしますが、私がソフトウェアをダウンロードして見たところ、実機を接続しないと起動しない仕組みになっているようで、ソフトウェアの機能はチェックできませんでした。

AJazz Zeroは中国の通販サイト「Banggood」「geekbuying」「Gearbest」に製品ページがあり、Banggoodでは「Alert Me On Arrival」というステイタスでまだ販売が開始されておらず、参考価格が84.99ドル(9,611円)、Gearbestでは販売中(ただし配送開始は9月17日以降)で、ブラックと薄いグレーが81.35ドル(9,178円)、ピンクが94.67ドル(10,681円)、geekbuyingでも販売中でブラックが95.99ドル(10,919円)、濃いグレーが95.70ドル(10,886円)、ピンクが71.99ドル(8,189円)となっています。

スイッチ(軸)のブランドから考えて、最も高価なのが「筐体色が濃いグレー(Cherry MX)」、ついで「筐体色がピンク(Kailh)」、それにその他の筐体色が続く、となるはずだと思いますが、geekbuyingの価格設定は明らかに不自然ですし、軸色について一切触れていないので、ちょっと心配です。Gearbestの価格設定は妥当と思われますが、筐体色ピンクを「白軸」と表記しているところに不安があります。とりあえず、可能な範囲で確認し、後日記事に追記しますね。

冒頭に書いたとおり、この製品は中華だから安い、というものではありません。同時に中華だからものが良くない、ということもないでしょう。コンパクトでポップなデザイン、そしてBluetoothと有線接続の両方に対応するメカニカルキーボードということでは決して割高とは言えないと思います。というか、デザインもカラーリングも楽しいですし、ひとつ欲しくなっちゃいますね!

関連リンク

AJazz Zero:Banggood
Ajazz Zero:Gearbest
Ajazz ZERO:geekbuying

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コメント

  1. 匿名 より:

    確認後の結果をお待ちしてます。軸も知りたいし、ソフト無しでもトラックポイントもどきが動くのか…

    gearbestを見る限りではマウスとしても動くようです。(ソフトが不要か不明)
    トラックポイントを3秒押し込むとマウスモード。キーボードの一部がマウスボタンとして機能します。

    • wintab より:

      こんにちは。Gearbestと他にもYouTubeの動画がアップされていて、それを見るとポインタとして使えるみたいですね。