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ACGAM AG6X Wired Mechanical Keyboadの実機レビュー - コンパクトすぎてクセがあるけど非常に打ちやすいキーボード(かのあゆ)

ACGAM AG6X Wired Mechanical Keyboad
こんにちは。かのあゆです。Geekbuying より「ACGAM AG6X Wired Mechanical Keyboard」を提供していただいたのでレビューしたいと思います。非常にコンパクトながら文章作成がはかどる完成度の高いキーボードとなっています。ちょっと癖もありますけどね…。今回商品を提供していただいたgeekbuyingにはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

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1.筐体

付属品
パッケージに付属しているものはキーボード本体の他、接続用のUSB-C to USB-Aケーブル、マニュアル、ドライバCD(ユーティリティソフトの入ったCD)が標準で添付されています。ドライバCDは今となっては珍しい8mmCD-ROMとなっています。なお、geekbuyingの製品ページにはキー引き抜き器具も同梱されるという記載がありますが、レビュー品はサンプルという位置づけのためか、引き抜き器具は入っていませんでした。

非常にコンパクト
キーボード本体は予想していたものより「拍子抜けしてしまう」くらいにコンパクトなサイズ感となっています。サイズは293 x 103 x 40 mm、重量は564gですから、実際にかなりコンパクトです。

キーボード配列は標準的な英語キーボードとなっており、Windowsキーの他メニューキー、Fnキー等も備えられています。ただし、キー数が61しかないため、方向キーやUS配列のキーボードで日本語入力システムを切り替えるのに必須となる「`」キーなどの入力にはFnキーとの併用が必須となる、癖のある仕様になっているため、慣れるまではかなり戸惑うかもしれません。かのあゆも試用時かなり戸惑いました。

接続ポートはUSB-Cポート
キーボード側のポートはUSB-Cポートとなっています。ここのところ外付けキーボードを全く購入していなかったのでフルサイズのUSB-AポートやmicroUSBポートではなくUSB-Cポートを採用していることはかなり意外でした。

2.使用感

Galaxy S8をデスクトップPCとして使用できるDeX環境にて試用
今回Windowsノートに接続して試してみてもよかったのですが、かのあゆらしく、スマートフォンの「Galaxy S8」で利用できるデスクトップ環境、「Samsung DeX」を利用して本キーボードを試してみることにしました。

他のAndroidスマートフォンやAndroidタブレットでもUSB OTGケーブルを利用して本キーボードを接続することができるものと思われますが、メーカーがサポートしているOSはあくまで「Windows/Mac OS」なので、端末によっては正常に動作しない場合もあるかもしれません。

Samsung DeXに限らず、Android端末で本キーボードを利用する場合、日本語ロケールが利用できる端末では標準設定ではキーボード設定が日本語キーボードに設定されているため、設定から英語(International)に変更する必要があります。

配列

ACGAM AG6X キー配置

クリックで拡大します

キーの配列ですが、コンパクトなサイズに収めたため、キーの数が61個となっており、一部の操作にはFnキーとの併用が必須となります。DeX環境、Windows環境での利用共に慣れるまで戸惑いました。

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uSB接続時にキーがライトアップされる仕様になっている
このキーボードはバックライトがついており、色はホワイトのみ、となります。

使っていて最も戸惑ったのはカーソルキー(方向キー)の操作にはFnキーとの同時押しが必須、というところでした。Galaxyで利用できるDeXの場合、日本語入力の切り替えが「Shift+スペース」となっているため、カーソルキーの利用以外は非常に快適に文章作成を行うことができました。

Windows環境なら付属ユーティリティでホットキー設定やライトアップの設定を変更可能。
またWindows環境の場合、付属のドライバCDからキーボード設定ユーティリティをインストールすることでホットキー設定やバックライトの設定を変更することが可能になっています。

Windows環境でも試用してみましたが、日本語入力の切り替えが「Fn + ALT + ESC(`キーが割り当てられている)」となっているため、これもかなり厳しかったです。慣れるまで少しばかり多めに時間がかかりますが、文字入力自体は快適でした。

打鍵感

ThinkPad x230の付属キーボードとの比較
基本的にかのあゆのPC環境はノートPCがメインで、外付けキーボードを本格的に利用するのは15年前に自宅で使用していたNECのPC-98シリーズ標準のキーボード以来久々になる上に、メカニカルキーボードの試用自体も今回が初めてになります。

そのためメインで使用しているThinkPad x230のキーボードとの比較になってしまうのですが、さすがにメカニカルキーボードということもあってキーの入力音はThinkPadのアイソレーションキーボードのそれと比較すると大きめに感じられます。ただしメカニカルキーボード固有の「カチカチ」という入力音はキーを打っていて非常に心地よく、音がうるさすぎると感じることはありませんでした。キーのピッチは十分に広く、文字入力に関しては非常に打ちやすいキーボードと感じました。

実際にこのレビューの下書きもAGCAM AG6X Wired Mechanical Keyboardで作成していますが、非常に快適に文章入力ができて楽しく作業できました。

3.まとめ

現在ACGAM AC6X Wired Mechanical Keyboardはgeekbuyingにて29.99ドル(約3,366円)にて販売中となっています。今回のレビューで久々に外付けのキーボードを使用しましたが、メカニカルキーボードならではの打鍵音と心地よい打鍵感を楽しむことが出来ました。サイズがコンパクトにまとまっている分、一部キー入力にFnキーとの組み合わせが必須になるなどの難点はありますが、キーボードの完成度自体は高く文章作成もかなりはかどりました。

方向キーやIMEの切り替えを行うにはFnキーとの同時押しとなる点はウインタブさんが「Anne Pro」のキーボードで指摘されているのと同様、慣れるまでが「苦行」となるかもしれません。そういう意味ではメカニカルキーボードを初めて使う方には強くお勧めはしずらい、というのはあります。

Samsung DeX環境との相性が非常に素晴らしいというのが正直な感想で、今後DeX環境用のキーボードとして愛用していこうと思っています。

また非常にコンパクトなサイズなので、バックなどにそのまま放り込んでも苦になることはありませんでした。メカニカルキーボードとしてはかなり低価格ですし、苦行覚悟でコンパクトなキーボードを探している方は検討してみてはいかがでしょうか。

4.関連リンク

ACGAM AG6X Wired Mechanical Keyboard: geekbuying

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コメント

  1. m.os.ota より:

    以前ウィンタブ様で紹介されていた上海問屋の極小メカニカルよりはまだギリギリ直感的に使えそうですね。あちらは確か数字すらfn併用だったかと。
    販売サイト見に行きましたが青軸しかないっぽい?