もうWindowsスマホのことを「WindowsPhone」って言わないんでしょうかね?それはさておき、ヤマダ電機がWindows 10 スマホ「EveryPhone」の発売を発表しました。ヤマダ電機はこれまでWindows 10 スマホへの参入を表明しておらず、私としては意表をつかれました。傘下にBTOパソコン「FRONTIER」ブランドのインバースネット株式会社があるので、FRONTIER製(製品企画という意味です)なんだろうと思います。「究極のハイスペック、最強スマートフォン」を謳っているのでスペックが気になるところです(あと価格も)。さっそく確認してみました。
1.スペック
CPUはSnapdragon 410ですから、MADOSMAはもちろん、これから販売が予定されているWindows 10 スマホと同じです。しかし、RAMが2GB、ストレージが32GB、アウトカメラが1,300万画素というのは確かに日本市場向けのWindows 10 スマホ(WindowsPhoneも含めて)としてはハイスペックですね。あと、ディスプレイは解像度が1,280 × 720ですから、特段すごいということはありませんが、サイズ5.5インチというのは大きいですね。
RAMが大きいので、処理性能も高いと思われますが、おそらくContinuumは無理でしょう。しかし、年内に発売されるであろうWindows 10 スマホも含め、「相対的にハイスペック」というのは間違いではないでしょう。
2.筐体
筐体のデザインはある意味Windowsっぽくありません。LumiaをはじめとするWindowsPhoneは背面のカバーをワンタッチで着脱できるのが特徴でしたが、EveryPadは少し構造が異なるように見えます。
これが側面画像です。四隅の丸みがiPhoneに似ているようにも見えます。ボタン類は筐体向かって右側に音量ボタンと電源ボタンがあり、向かって左側にもボタンのようなものが見えますが、microSDスロットのカバーかもしれません。
筐体上部にもボタンのようなものが…。microUSBポートやヘッドフォンジャックが側面に見当たらないので、恐らくポート類のカバーなんじゃないか、と思います。
すみません、「かもしれません」的な書き方をしてしまってますが、EveryPhoneは従来のWindowsPhoneとはデザインがかなり異なる個性派に見え、実機を手にしてみないと構造がよくわからないんです。ヤマダ電機だけに店頭で簡単に実機に触れることができると思いますから、近日中にもう少し詳しくチェックしてみます。
3.価格と発売時期
ヤマダ電機 EveryPhoneは11月28日から発売され、価格は税抜き39,800円(税込み42,984円)です。発売記念キャンペーンとして「YAMADA SIM」「Bluetoothキーボード(全店先着3,000名限定)」「液晶保護フィルムセット」がプレゼントされるということなのですが、結構豪華ですね。プレゼントまで考えると「いい値段」かな、と思います。
なお、発売日についてはFREETELの11月30日よりも早いので、「発売日基準では最速」っていうのかもしれませんけど、こうなってしまうと「最速」の定義が難しくなるのでこの部分で煽るようなことを書くのは控えます。
予想もしていなかったヤマダ電機がWindows 10 スマホを発売する、というのもうれしいですが、スペックや筐体デザインも他社製品と横並びでなく、きっちり差別化してきたこともすごく立派だと思います。ヤマダ電機は全国各地、郊外にも出店している(私んちは郊外)ので、気軽に実機をチェックできるのもいいです。
4.関連リンク
EveryPhone:ヤマダ電機
コメント
いやいや、これは驚きました。
確かにスペックは高いですね。
KATANA02 を狙っていただけに、完全にやられました。
また迷いそうです…。
禿しいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。スペック重視ならこの製品か、NuAns NEOかな、と思います。まだ未確定ですけど、NuAns NEOならContinuumも使えそうですし。