こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。WindowsPhone「MADOSMA」を使っていろいろなアプリをインストールしたり、気が向いたらカーブフリックを練習したりしています。WindowsPhoneアプリについて、いいものがあればウインタブで紹介しようとは思っているのですが、できればユニバーサルアプリに絞りたいという気持ちがあるのと、アプリのコンセプトには感心できても、不具合があってうまく機能してくれないものも多くて、なかなか記事化できません。
その一方で、WindowsPhoneの基本操作であっても、まだまだわかっていない部分も多いので、私自身勉強しながら、「WindowsPhoneの小ネタ」ということで基本的な操作方法を紹介していく、というアプローチはできるだけ積極的にやっていきたいと思います。
先日「カーブフリック」について記事にしましたが、今回は「ワードフロー入力」について説明したいと思います。カーブフリックは日本語入力の時に便利な機能でしたが、「ワードフロー入力」は英文を入力するときに非常に便利な機能です。
1.ワードフロー
WindowsPhoneのソフトウェアキーボードにはいくつかの種類がありますが、「英語キーボード(Qwerty形式)」を使っているとき、入力した文字に合わせ、英単語の候補がキーボードの上のほうに表示されます。
こんな感じですね。日本語入力の場合の「予測変換機能」と同じですね。この機能のことを「ワードフロー機能」といい、WindowsPhoneの英語キーボードは「ワードフローキーボード」といいます。
2.ワードフロー入力
WindowsPhoneで英語キーボードを表示させて、例えば「Hello」と入力する場合、「H」「e」「l」…などと一文字ずつ入力してもいいのですが、hからe、そしてlという具合に指を滑らせてなぞるようにしても入力できます。このとき、上の画像のように指でなぞった軌跡が表示されます。これがワードフロー入力の基本操作なのですが、上に説明したワードフロー機能にサポートされ、かなりしっかり入力をサポートしてくれます。具体的には「Hello」と入力するためにキーボード上で指を滑らせていく際、「あ、失敗した」と思うようなときでも正確に「Hello」と認識してくれます。
上の画像はMADOSMAのメール作成画面で「Hello World. My name is wintab.」と入力したところです。このとき、
・Hello worldまではスペースとかを全部無視してhelloworldと指をすべらせるだけで、文頭は自動的に大文字となり、スペースも自動入力してくれる。
・ピリオドはスペースキーを2度押しすると自動的に挿入され、次の文頭「My」の「M」が大文字になる
・「My name」は「my」と「name」の間で一度指を離さないと正しく入力されず、ワードフローの候補として「Mundane」とか単に「Name」とか「Make」が表示されてしまう
・「wintab」は辞書にない単語なのでワードフロー入力できず、「woman」になってしまう
という感じになりました。特にHelloという単語は非常によく使うもののせいか、相当アバウトに、たとえば「helo」という感じで指を滑らせてもちゃんと認識してくれました。
参考までにWindows CentralのYouTube動画をリンクしておきます。英語ですけど、見てるだけで大体わかります。
この動画をみて、絵文字(英語でもemojiっていうんですね)も自動的に候補に出てくることがわかり、試してみました。
「I like this car」と入力すると、ワードフローのところに自動車の絵文字が出てきました!なかなか面白いっすね。
3.ローマ字入力には非対応
日本語でもフリック入力の他、ローマ字入力が可能ですが、この際、ローマ字入力用のアルファベットのキーボードは見た目は英語のキーボードにそっくりですけど、ワードフロー入力はできません(予測変換候補はちゃんと出てきます)。ワードフロー入力ができるのはあくまで英語キーボードの場合のみです。あと、すみませんが英語以外の、例えばドイツ語とかフランス語については試していません。
私は最近、英語でやりとりする機会はほとんどありませんし、もともと英語が得意なわけでもないので、あまりワードフローの恩恵を感じる場面は多くないと思いますけど、試してみた感じ、結構感動するような優れた機能だと思いました。英語をよく使う人はぜひ試してみてください。え?WindowsPhone持ってない?じゃお試しの意味も込めてこの機会に一台買っときましょう!
4.関連リンク
ワードフローとワードフロー入力: WindowsPhone公式サイト