こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。WindowsPhone Lumia 636の定期レビューです。相変わらずWindowsPhoneに関しては初心者という状態なので、逆に記事ネタはたくさんあります。今回はWindowsPhoneストアでいくつかアプリをインストールしてみた感想というか、気づいたことを書いてみたいと思います。Lumiaの実機レビューというよりもWindowsPhoneの使用レビューという感じですね。
1.ストアの概要
Windows8.1と同様に、WindowsPhoneには「ストア」のアプリがプリインストールされていて、スタート画面にタイルが登録されています。なので、WindowsPhoneを使い始めてすぐに迷うことなくストアにアクセスすることができます。
トップ画像はWindowsPhoneストアを開いたところです。最初に目に飛び込んでくるのはおすすめアプリ(という理解で大丈夫かな、と)です。「ANGRY BIRDS」なんかが目に飛び込んできて、少し安心できます。
画面を右にスワイプすると出てくるのが「クイックリンク」です。「おすすめ」「新着」「トップアプリ」「高評価」などのグループがあります。WindowsPhoneを使い始めて日も浅いので、とりあえずここで「おすすめ」とか「トップ無料」とかのジャンルで物色してみるのがいいですね。
「カテゴリ」の一覧はこんなふうに表示されます。Windowsストアとは少し違ったカテゴリ名になっています。Lumiaなので「Lumia collection」なんてのもありますね。
「高評価ゲーム」のところに「Final Fantasy 3」がありました。WindowsPhoneが日本撤退してからかなり時間が経っているのですが、スクエニさんはちゃんと移植してくれてますね。さすがに1,600円とお値段の方もいいですけどね。
2.ゲームで遊んでみた
最初にインストールしてみたのがこれ、「Candy Crush Saga」です。TVのコマーシャルでもおなじみ、iOSとかAndroidでもおなじみの落ちゲーですね。ダウンロードする前にレビューやアプリサイズを確認しておきたいところなのですが、WindowsPhoneストアでは「アプリの概要」「レビュー」「詳細」などとアプリ情報が表示されます。最初に表示されるのが「概要」ですが、画面を右にスワイプしていくと「レビュー」「詳細」というふうに画面が遷移します。Candy Crush Sagaのレビュー評価は4.4、アプリサイズは45MBであることがわかりましたのでインストールしてみました。
さっそく遊んでみました。ちゃんと日本語化されてます!普通にスマホで遊んでいる、という感じで、遊んでて、「いまWindowsPhoneを使っている」という意識は全然ありませんでした。特にいいとか悪いとかも思いませんでした。ゲームそのものは「アナと雪の女王 Free Fall」とか「マレフィセント Free Fall」にかなり近いゲーム性です。派手にCMなんかをやっているので気にはなっていましたが、あまり新鮮味はありませんでした。ただ、ググると攻略サイトなどもたくさんあり、こういう人気ゲームについてiOSやAndroidで遊んでいる人たちと同じ情報が共有できるのがうれしいですね。ちなみにアナ雪もマレフィセントもWindowsPhoneアプリとして移植されていますけどね。
次に、アプリサイズ120MBのゲームをインストールしようとしたら、「Wi-Fiじゃないとダメよ」というメッセージが出てしまい、ダウンロードできませんでした。どうやら100MBを越えるアプリはWi-Fi環境でしかダウンロードできないようです。
Microsoft increase Windows Phone Store download limit to 100 MB: WMPoweruser.com
3.ゲーム以外のアプリ
次にYouTubeのビューワーアプリを探してみました。Windowsストアの方でおなじみのMetroTubeを発見しましたが、有料で100円だったので、無料アプリを物色していて見つけたのが「Tube Download Unlimited」です。
Windowsタブレットでもそうでしたけど、WindowsPhoneでも専用のビューワーがあったほうが全然操作が楽になりますね。ちなみにこのアプリ、ダウンロードもできますが、YouTubeは公式に動画のダウンロードを認めていないので注意してください。動画視聴の場合、通信回線の状況によって快適性が大きく変わってきますが、アプリの操作感はよく、WindowsPhone上で問題なく操作できました。
あと、はてなブックマーク用の非公式ビューワー(公式はないみたいです)「はてなびゅぅゎぁ」も試してみました。使用感は可もなく不可もなく、という仕上がりで、WindowsPhoneをより便利にしてくれる良アプリだと思います。
4.ユニバーサルアプリ
WindowsでもWindowsPhoneでも使えるアプリを「ユニバーサルアプリ」といいます。Windowsストアでもチェックできるのですが、
こんなふうにアプリにマークがついています。ユニバーサルアプリの場合、有料のアプリであってもWindowsストアかWindowsPhoneストアで一度購入してしまえば、あとはどちらのストアからでも無料でダウンロードすることができます。
私の場合、「Nexrgen Reader」がぞれに該当していて、WindowsPhoneストアから無料でダウンロードできました。でも、例えば「ilomilo」はWindowsストアにもWindowsPhoneストアにも出品されていますが、ユニバーサルアプリ化されていないようで、購入情報はお互いに引き継がれません。なので、すでにWindowsストアでilomiloを500円出して購入しているのですが、WindowsPhoneのほうにもインストールするのならもう500円払わなくてはなりません。他には、無料アプリですが「アナ雪」「マレフィセント」なども同様にWindowsストアにもWindowsPhoneストアにも出品されていながらユニバーサル化はされていません。
Windows 10のリリースに伴い、WindowsストアとWindowsPhoneストアは統合されるということになっていますが、今後はアプリのユニバーサル化が進んでいくと思います。これは私たちWindowsタブレットユーザーにとって非常にありがたい話で、WindowsPhoneを購入する動機にもなると思います。
5.残念!2ちゃんねるは専用ブラウザを使えない
2ちゃんねる専用ブラウザはWindowsPhoneにもあり、「ねる」というのを見つけました。しかし、つい最近、2ちゃんねるは仕様変更し、WindowsPhoneの専用ブラウザからのアクセスが不可能になってしまいました。
3月より2chの仕様変更により既存の2chブラウザは使用不可に:かのあゆブログ
日本での発売が決まり、追い風が吹きまくっていた状態のWindowsPhoneですが、2ちゃんねるが見られない(ブラウザからなら可)というのはかなりの逆風ですね。
今回はWindowsPhoneストアのアプリをいくつか試してみましたが、やはりiOSのApp StoreとかAndroidのGoogle Playと比較してしまうと少し寂しい気がします。でも、日本撤退から結構な時間が立っている割に日本語化されたアプリが多く、想像以上に使えるストア、という印象を持ちました。
WindowsPhoneの日本再上陸に際し、いかに日本向けのストアアプリを増やしていけるか、というのがWindowsPhoneを日本に定着させるための最優先課題であることは間違いありません。今後はウインタブでもWindowsPhoneアプリを積極的に紹介していきたいと思います。