Teclastの姉妹ブランド「ODEA」のタブレットがAmazonでセール中です。セール品は3機種で、SoCはすべてUNISOC T606なのでエントリークラスの製品です。また、Teclastと同様に1年間の製品保証と日本語のサポートも受けられますので、安心して購入できます。
3機種ともセール期間は8月17日23:59まで、「製品ページのクーポンを適用後、決済画面でこの記事の価格に変更される」仕組みです。例えばODEA A11は製品ページの価格が22,900円でクーポン適用後14,900円と表示されていますが、決済画面に進むと12,900円になります。ちょっとわかりにくいですが、この点ご注意ください。
1. ODEA A11
※ 通常価格22,900円から44%OFF
※製品ページの割引クーポンを使用した価格
※決済画面で上記価格になります
OS | Android 14 |
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SoC | UNISOC T606 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 11インチIPS(1,280 × 800) |
カメラ | 前面5MP/背面13MP |
サイズ | 258.4×170×8.5mm/520 g |
冒頭に書いたように、今回のセール品はすべてSoCがUNISOC T606でRAM4GB、ストレージ128GBという構成なので、「ほぼ同性能のエントリーモデル」です。ただ、OSはこのODEA A11のみAndroid 14と少し古くなっています。セール品3機種のスペック面の最大の相違点は「ディスプレイサイズ」、ついで「カメラ画素数」ですね。
ODEA A11のディスプレイは11インチで解像度はWXGA(1280×800)なので、正直なところ物足りないです。特に若い人、視力のいい人なら画面が粗く感じられるかもしれません。ただし、WidevineはL1なので、Amazonプライムビデオなどの動画サブスクリプションサービスでもHD画質での視聴は可能です。
筐体は背面上部がフェイクレザー調(フェイクレザー張りではないと思います)になっていますし、筐体色もODEA製品ではよく見られる「ミントグリーン」なので、デザイン性は悪くありません。また、12,900円というセール価格もTeclast製品であることを踏まえるとお買い得と言えるでしょう。
2. ODEA A12
※ 通常価格26,900円から37%OFF
※製品ページの割引クーポンを使用した価格
※決済画面で上記価格になります
OS | Android 15 |
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SoC | UNISOC T606 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 12インチIPS(2,000 × 1,200) |
カメラ | 前面8MP/背面13MP |
サイズ | 厚さ 8.5mm/550 g |
この製品はディスプレイサイズが12インチと若干大きめで解像度も2,000 × 1,200と高くなっています。WidevineもL1なので、動画視聴時の快適性も高いです。
性能面は「普通のエントリータブ」なので、そんなに期待はできませんが、高解像なディスプレイで動画を楽しみたいという人には悪くない選択肢かと思います。また、前面カメラの画素数も価格の割には高いので、Webミーティングにもよさそうですね。
3. ODEA A10
※ 通常価格22,900円から35%OFF
※製品ページの割引クーポンを使用した価格
※決済画面で上記価格になります
OS | Android 15 |
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SoC | UNISOC T606 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,280 × 800) |
カメラ | 前面2MP/背面5MP |
サイズ | 242.4×161.3×9.1mm/515 g |
10.1インチと、今回のセール品の中では最も小さいサイズのタブレットです。ただし、製品価格は14,900円と、安いとは言えません。上に紹介したODEA A11よりも2,000円高い理由が説明できませんし、他社のエントリータブレットと比較しても割高に感じられてしまいます。一応、UNISOC T606搭載でWidevine L1という「最低水準はクリア」しています。
ミントグリーンの筐体色が気に入れば…、というのはありますが、それ以外におすすめできる要素はないですね。ウインタブとしては上の2機種(ODEA A11とA12)を選ばれる方が良いと思います。
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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