
Lenovo公式サイトの週末セール情報です。Lenovoでは現在「ホワイトクリスマスセール」を開催中です(12月25日まで)。このセールでは「人気モデルもセール中 (週替りセール)」や「レノボからのクリスマスプレゼント (即納クリアランス会場)」などのイベントもやっています。
先に掲載したHPのセール情報記事でも書いたのですが、昨今メモリ (RAM)価格が急騰していることにより、PC各社は製品を値上げする意向があるようです。ITmediaのこの記事では各社とも国会とか都議会の答弁のような回答になっていますが、国内外の情報サイトの記事には「年明け早々に値上げ」的な論調が多く見られます(参考記事)。
ウインタブでは断定的なことは言えませんが、年明け早々には米国でCES (大規模な展示会)があり、それに前後して新製品、既存製品の価格が見直されるのではないか、と予想しています (あくまで予想です)。よって、「PCを買うなら年内がおすすめ」というのがウインタブの見解です。もちろん足許のPC購入予定がないのに焦って購入する必要もないと思いますけど。
ウインタブではこの記事と別に、LenovoのノートPC・タブレットの価格情報記事を掲載しています。こちらもあわせてご覧ください。
レノボ(Lenovo)ノートパソコン・タブレットのクーポン情報・セール価格の一覧(ThinkPad・IdeaPadなど)
では、いつもどおりセール品の一部をご紹介します。
1. ThinkPad T14 Gen 6

セール価格 (IAL):156,596円 (税込)~
セール価格 (ILL):128,975円 (税込)~
セール価格 (AMD):149,930円 (税込)~
※ILL/AMDはCopilot+ PC
OS:Windows 11 Home
CPU:Core Ultra 5 226V
RAM:16GB / SSD:256GB
ディスプレイ:14インチIPS (1920 x 1200) 45%NTSC
サイズ:315.9✕223.7✕21.95(最厚部) mm/1.46 kg
注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをCore Ultra 5 228Vに:+15,730円(※)
・SSDを512GBに:+12,100円
・ディスプレイを100%sRGBに:+10,285円
※CPUを228VにするとRAMも32GBになります
T14には搭載CPUの違いにより「IAL(Intel Arrow Lake搭載)」「ILL (Intel Lunar Lake搭載)」「AMD (AMD Krackan Point搭載)」の3モデルがあります。この記事で特に読者にお伝えしたいのが「ILLが非常に安い」ということです。
ILLの搭載CPU、Core Ultraシリーズ2 (コードネームLunar Lake)は40TOPS以上のNPUを内蔵し、Copilot+ PCの性能要件を満たします。また、CPUとRAMが一体化した構造で、Core Ultra 5 226VはRAM16GB、Core Ultra 5 228VはRAM32GBといった具合に、CPUの型番を決めると自動的にRAMも決まります (購入後にRAM容量を変更することはできません)。また、Lunar Lakeはバッテリー持ちが素晴らしく、ウインタブのレビュー経験だと「10時間以上は余裕」です。
ウインタブの印象では、Lunar Lakeを搭載するPCは概してお値段がちょっとお高めなことが多いです。しかし、今週のセール価格なら割高という感じは全く無く、むしろ安いと思います。
14インチサイズながら筐体重量が1.46 kgありますので、「据え置き、ときどきモバイル」くらいの使い方に向きます。あくまで個人的な意見ですが、「Lunar Lakeと言えば (大きめのRAM容量が望ましいとされる)オンデバイスAIを意識するので、CPUはCore Ultra 5 228VかCore Ultra 7 258V (いずれもRAM32GB)にしたい」ですね。
2. Yoga Slim 7 Gen 10(14型 AMD)

セール価格:115,705円(税込)~
※Copilot+ PC
OS:Windows 11 Home / CPU:Ryzen AI 5 340
RAM:16GB / SSD:512GB
ディスプレイ:14インチOLED(1920×1200)
サイズ:312.0✕219.3✕13.9 mm (最薄部)/ 1.28 kg
注文時に構成変更が可能
・CPUをRyzen AI 7 350に:+10,340円
・RAMを32GBに:+20,680円 (※)
・ディスプレイを2,880✕1,800解像度に:+7,238円
※CPUをRyzen AI 7 350にしないとRAMを増量できません
Yoga Slim 7 Gen 10はウインタブのセール情報記事では毎回のように取り上げています。どう考えても安いんですよね。先日ウインタブでも実機レビューをしましたが、性能はスペック表通りというか非常に高くディスプレイもキレイ、筐体もYogaシリーズらしく高質感で、安い理由はわかりませんでした。
スペック表を掲載した115,705円のモデルは「このまま買ってしまっても全然OK」だと思います。しいて言えば7,000円強の追加でディスプレイを2.8Kにできるので、私ならここだけは変更すると思います。
重量1.28 kgというのは超軽量とまでは言えませんが、モバイルノートとして十分な軽さです。本当にすごいコスパのノートPCです。
3. Yoga Tab Plus

キーボードはオプションです
セール価格:89,980円(税込)
※同時購入でキーボードが99円
OS:Android 14 / SoC:Snapdragon 8 Gen 3
RAM:16GB / ストレージ:256GB
ディスプレイ:12.7インチ(2,944×1,840)144Hz
カメラ:前面13MP、背面13MP+2MP
サイズ:291.0✕188.3✕6.7 mm/ 640 g
※2回のメジャー OS アップグレードと4 年間のセキュリティパッチ予定
この製品はバリエーションがありません。また、注文時の構成変更はできません。
Lenovoのハイエンド・Androidタブレットです。先に価格について説明すると、本体価格は「通常価格」で割引はありません。しかし、通常価格14,850円のキーボードパック (キーボードと背面カバー)がなんと99円でセットできます。
このスペックなので、基本「何でもできる」とは思いますが、Lenovoが推しているのは「AIソリューション」で、多彩なAI機能を搭載しています。また、ディスプレイは12.7インチと大型で高解像度、リフレッシュレートも144Hzと高速です。さらに筆圧対応のLenovo Tab Pen Proが付属し、本格的なイラスト制作などもこなせます。
ディスプレイが大きめでAI関連機能が充実、ということになると「ぜひキーボードが欲しい!」となりますが、このセールではキーボードが99円でセットできるので、実質的には非常にお買い得と言えます。
4. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて


コメント