ミニPCメーカーのGEEKOMが公式サイトでブラックフライデーセールを開催中です。セールのトップページ(この記事のトップ画像です)には「割引増し増し」と書かれており、GEEKOMにも二郎好きな人がいるのかな、と思ってしまいました…。いいですよね、マシマシ。
1.セールの概要
・セール期間:12月2日まで
・セールページ:ブラックフライデー2024
・特典:
前回のセールと同様、期間中にGEEKOMのミニPCを購入すると抽選でプレゼントがもらえます(応募が必要。セールページからご応募ください)。プレゼント品について詳しい説明がありませんでしたが、前回のセールと同じだとするとミニPCの「Air 12(当選確率1%)」「A5(当選確率0.5%)」、周辺機器の「ミニ 5-in-1 USBハブ(当選確率20%)」「10-in-1 USBハブ(当選確率5%)」「PM16 モニター(当選確率2%)」がもらえます。
当選確率は低いですけど「一台買えばもう一台」という、どこかのテレビショッピングのような特典ですよね。
2.割引クーポン
・対象:A8 R7-8845HS (32GB RAM+1TB SSD)
割引率:10%
クーポンコード:AFFBFA810
有効期間:11月23日〜12月7日
・対象:GT13 Pro
割引率:10%
クーポンコード:AFFBF10GT13
有効期間:11月23日〜12月7日
・対象:IT13 i9-13900H (32GB RAM+2TB SSD)
割引率:12%
クーポンコード:AFFBF12IT13
有効期間:11月23日〜12月7日
これらのクーポンは製品ページにあるクーポンと併用ができません。しかし、ウインタブで確認したところ、製品ページのクーポンよりも割引は大きいです。対象製品の購入を検討されている方はお使いください。
では、おすすめのセール品をピックアップしてご紹介します。
3.A5
セール価格:48,990円
※製品ページにある4,000円OFFクーポンを使用
※クーポン期限は12月2日
●スペック
OS:Windows 11 Pro
CPU:Ryzen 7 5825U
RAM:16GB
SSD:512GB
サイズ:117 × 112 × 49.2 mm / 652 g
日本限定モデルです。筐体色が桜をモチーフにしたピンク系(画像を見るとピンクゴールドという感じで、そんなに派手でもありません)というのがGEEKOM製品としては珍しいですね。
OSはWindows 11 Pro、CPUは最新型番ではないもののZen3アーキテクチャでPassmarkスコアも18,000点オーバーのRyzen 7 5825U、RAM16GB/SSD512GBと、メインPCとして使うのに十分なスペックです。ストレージに関しては2.5インチSATAの空きスロットがありますので、簡単にHDDもしくはSSDを増設できます。
これが5万円切りというのは激安と言っていいでしょう。
製品ページ:
日本限定 GEEKOM A5
4.A7
セール価格:93,415円
※製品ページにある15%OFFクーポンを使用
※クーポン期限は12月2日
●スペック
OS:Windows 11 Pro
CPU:Ryzen 9 7940HS
RAM:32GB
SSD:2TB
サイズ:112.4 x 112.4 x 37vmm
A7は外部GPU非搭載のミニPCとしてはハイエンドクラスの性能を備えた製品です。CPUがより新しいRyzen 9 8945HSとなるA8というモデルもありますが、Ryzen 9 7940HSと8945HSはそれほど大きな性能差はなく(Passmarkが公表しているベンチマークスコアには差がありませんし、ウインタブの過去の経験からもほぼ同等性能でした)、AI処理性能では少し8945HSのほうが上、という程度なので、A8のRyzen 9 8945HSモデルが割引後でも12万円する、ということを考慮すれば断然A7のほうがお買い得だと思います。
また、この製品はRAMとSSDの容量も大きく、当分は、あるいはずーっと筐体を開けてRAMやSSDの換装をする必要がないです。RAM/SSD容量まで考慮すると93,415円という価格は素晴らしいです。
製品ページ:
GEEKOM NUC A7 AMD RYZEN R9-7940HS
5.Mini Air 12
セール価格:35,990円
※製品ページにある4,000円OFFクーポンを使用
※クーポン期限は12月2日
●スペック
OS:Windows 11 Pro
CPU:Intel N100
RAM:16GB
SSD:512GB
サイズ:117 x 112 x 34.2 mm / 499 g
低スペック機が好きなウインタブとしては最もお気に入りなのがこのセール品です。OSはWindows 11 ProでCPUのIntel N100はエントリークラスの型番ですが、かつてのCeleronとは別物の性能を備えており、ビジネスマンの方がOffice系のソフトを使うぶんには十分です(PCゲームは難しいですし、動画編集や高度な画像加工をされる場合には力不足です)。ウインタブの毎日の仕事に使うのであればIntel CoreやAMD Ryzenと比較してもそれほど体感差はないです。
GEEKOMのエントリーモデルでは「Mini Air 12 Lite」というモデルがあり、価格自体はLiteのほうが29,990円と安いのですが、LiteはRAM8GB/SSD256GBと小さめなので、差額6,000円でRAM16GB/SSD512GBになるのであればAir 12のほうがいいんじゃないかと思います。
この製品の場合、PCの使用頻度があまり高くない方、動画視聴などの負荷が小さめの用途がメインとなる方、また高性能なモバイルノートをメインPCとして使っているが、自宅で使うサブPCが欲しいという方にはおすすめです。
製品ページ:
GEEKOM Mini Air 12
6.関連リンク
ブラックフライデー2024:GEEKOM公式サイト
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。