ミニPCでおなじみのGEEKOMがAmazonプライムデーでお買い得になっています。特に記事タイトルにした「A5」はとても51,000円で買えるミニPCとは思えないくらいに充実したスペックになっていますし、エントリーモデルのMini Air 12も32,800円と非常に安いです。
Amazonでは中国メーカーのミニPCが多数販売されていて、中にはGEEKOM製品よりもさらに安価なものもありますが、中国メーカーの激安ミニPCの場合、「OSのライセンスがMicrosoftの規約違反」のものが多数あります(ボリュームライセンスという、個人向けに販売されている製品に搭載されていることはありえないものです)。ボリュームライセンスの場合、ある日突然Microsoftにバレてライセンスが無効化されたりするリスクがあり、「知らなかった」と言っても許してもらえませんので注意しましょう(逮捕されるわけではありませんけどねw)。
その点GEEKOMのPCはライセンスの心配はありません。ウインタブがこれまでにレビューした製品はすべてOEMライセンスでした。なので、安心して購入できます。
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GEEKOMのAmazonストアフロント
ではセール品を一部ピックアップしてご紹介します。
1.A5
セール価格:51,000円
※製品ページにある3,000円OFFクーポンを使用
※クーポンコード「A510offwint」も併用
※クーポン期限は7月17日
●スペック
OS:Windows 11 Pro
CPU:Ryzen 7 5800H
RAM:32GB
SSD:512GB
サイズ:117 × 112 × 49.2 mm / 652 g
この製品は先日のセール情報記事でもご紹介しましたが、その時よりもさらに3,000円安くなり、51,000円で購入できます。OSはWindows 11 Pro、CPUは最新型番ではありませんが、現在でもメインPCとして使うのに十分な性能のRyzen 7 5800H(Passmarkの公表スコアは2万点を越えます)、RAMも32GBと大容量ですし、SSDも512GBあります。ストレージに関しては2.5インチSATAの空きスロットがありますので、簡単にHDDもしくはSSDを増設できます。
信頼できるGEEKOM製のミニPCがこのスペックで51,000円ということなら迷わず買いでいいでしょう。
Amazon製品ページ:
GEEKOM A5
2.AE7
セール価格:84,999円
●スペック
OS:Windows 11 Pro
CPU:Ryzen 9 7940HS
RAM:32GB
SSD:1TB
サイズ:117 × 112 × 49.2 mm / 0.75 kg
この製品、先日ウインタブでも実機レビューをしました。外部GPU非搭載のミニPCとしてはハイエンドクラスの性能を備えた製品です。CPUがより新しいRyzen 9 8945HSとなるAE8もありまして、こちらも97,500円とお買い得ではあるのですが、Ryzen 9 7940HSと8945HSはそれほど大きな性能差はなく(Passmarkが公表しているベンチマークスコアには差がありません。むしろ7940HSのほうが若干高いくらいです)、AI処理性能では少し8945HSのほうが上、という程度なので、ウインタブとしてはAE8よりも1万円以上安いAE7のほうをおすすめします。
また、この製品はRAMとSSDの容量も「当分はこのままで大丈夫」くらいになっています。この点も踏まえると、84,999円というのは素晴らしいお値段かと。
Amazon製品ページ:
GEEKOM AE7:Amazon
ウインタブ関連記事:
GEEKOM NUC AE7 レビュー - Ryzen 9 7940HSを搭載するミニPC、Ryzen 8045シリーズではないのが「逆に魅力」です
3.Mini Air 12
セール価格:32,800円
●スペック
OS:Windows 11 Pro
CPU:Intel N100
RAM:16GB
SSD:512GB
サイズ:117 x 112 x 34.2 mm / 496 g
上の2機種よりもCPU性能が低く、32,800円と手頃な価格のミニPCです。CPUのIntel N100はビジネスマンの方がOffice系のソフトを使うぶんには十分な性能を備えていて、以前のCeleronとは別物といっていい実力があります。ただし、PCゲームは難しいですし、動画編集や高度な画像加工をされる場合には力不足です。まあ、ウインタブが記事を書くのに使うくらいなら楽勝というかIntel CoreやAMD Ryzenと比較してもそれほど体感差はありませんね。
また、OSはPro版ですし、RAMは16GB、SSDも512GBと十分な容量なので、「高性能なモバイルノートをメインPCとして使っているが、自宅で使うサブPCが欲しい」というニーズにはいいんじゃないかと思います。もちろんモニターとかキーボードは別途用意する必要がありますが、逆に言えば(本体価格が安いので、浮いたお金で)ノートPCでは難しい大画面とかメカニカルキーボードも実現できますしね。
ポート構成も悪くありません。複数のモニターに映像出力が可能ですし、SDカードリーダーもついています。
低スペック好きなウインタブとしてはなにげにこの製品が一番のおすすめだったりします。
Amazon製品ページ:
GEEKOM Mini Air 12
コメント
GEECOM A5、迷いに迷いましたが購入しました。土曜日着とのこと。これでいいんですこれで。
やっと私用メインパソコンをWindows 11に置き換えられます。
頑張って仕事しよっと。
ご購入おめでとうございます!A5は(少なくとも)私の毎日の仕事用としては申し分ない性能かと思います。あと、モニターとかキーボード、マウスはちょっと凝りたいところですね!そうするとまたお金がかかっちゃいますけど…。
自宅事務所で使っていたubuntuのファイルサーバーがさすがに古く(Pentium Dual-Core)て最新版のLTSがインストールできなくなってしまったので、今使っているDell Vostro 3268というWindows 11非対応機種をubuntuサーバーにして、あとはWindows 11が動作する仕事用サブ兼プライベート用パソコンを入手したい、という構想は1年以上前から立てていたのですが、やっと実現できそうです。
なので、ディスプレイもキーボードもマウスも今のVostroのお下がりを使うつもりです(笑)
いや、キーボードはLifebook UH Keyboardという立派な使い心地の良いキーボードなので変えるつもりはありません。タッチパッド付なので、マウスと兼用して、キーボードから手を離したくない時にはタッチパッドでマウス操作できるので便利なのです。
最近GEEKOM製品のレビュー機会が増えていますが、このメーカーの製品はものがいいと思います。あとLifebookキーボードは羨ましい。どう考えてもめちゃめちゃいいですよねー。ただお値段も結構なもののような。
GEECOM A5、あー物は手元にあるのにまだ開封してない(泣) 開封して欠品チェックだけでもしないとまずいぞ<俺
Lifebookキーボードは、wintabさんにとってのThinkpadキーボードみたいなものではないでしょうか。なんせ富士通は親指シフトキーボードの製造中止という前科があるんで、良い製品を出していてもファンが購入しないと他メーカーのキーボードみたいに打ちにくいキーボードになってしまう恐れがあってクラウドファンディングで買うしかなかったのです。当時は2台で3万円ぐらいでした。もう1台は家内のミニPC用で使っています。今発売しているのは1台22,000円だったかな。何のかんの言って毎日数千字は打ち込んでます。
あ、つづり間違えてました。お詫びして訂正いたします。
誤)
GEECOM
正)
GEEKOM
お気になさらず。次は湾曲モニターか、はたまた4Kモニターかw