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VAIO FL15 - 15.6インチでRyzen 3搭載、購入しやすい価格、「みんなのPC」がVAIOから!

VAIO FL15
VAIOから第3世代Ryzen 3(現行世代の一つ前です)を搭載する15.6インチノート「VAIO FL15」が発売されました。私の場合、VAIOといえば「ものがいいのはよくわかる。しかし高い」という先入観があるのですが、このFL15は最低価格が税込み8万円を切る、VAIOとしては非常に購入しやすい価格になっています。

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1.VAIO FL15 スペック

スペック表

  VAIO FL15
OS Windows 10 Home/Pro
CPU AMD Ryzen 3 4300U
外部GPU なし
RAM 8GB(最大8GB)
ストレージ 256GB NVMe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB 3.0 Type-C、USB 3.0 × 2、HDMI、microSDカードリーダー、イヤホンジャック
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 稼働時間 約7.5時間
サイズ 358.7 × 239.2 × 20.5 mm
重量 1.85 kg

バリエーションモデル

9月29日現在、単一バリエーションですが、VAIO STOREで販売されているモデルはOSのバージョンやOfficeなどのソフトウェアの付属有無、保証期間をカスタマイズ可能です。また、ネット通販ではVAIO STOREのほか、Amazonでも購入ができます。

コメント

OSは標準でWindows 10 Home、VAIO STOREではPro版に変更して注文することができます。なお、この製品はWindows 11無料アップグレードの対象です(メーカー側でその旨明記しています)。

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CPUは現行世代の一つ前となるAMD Ryzen 3 4300Uです。現行世代ではない、と言うと少し警戒してしまいますが、このCPUはPassmarkが公表しているベンチマークスコアが8,056と、現行世代のCore i3-1115G4(スコア6,478)とCore i5-1135G7(スコア10,104)の中間くらいの性能(あくまでPassmark公表値ベース)なので、一般的なビジネス利用やご家庭でのエンターテイメント利用には十分だと思います。

RAMとストレージはカスタマイズ対象ではなく、8GB/256GBのみとなります。特にRAMは「オンボード」と明記されていますので、DIYでの増設もほぼ不可能と思われます。ディスプレイは15.6インチのFHD解像度、ノングレア(非光沢)タイプでIPSとかTNといった形式は開示されていません。

通信周りではWi-Fi6(ax規格)に対応し、入出力ポートの構成は15.6インチノートとして「可もなく不可もなく」という感じですが、USBの規格は3.0にとどまります(Type-CポートはUSB PD、映像出力に対応)。

VAIOの製品ですし、筐体画像(後掲します)を見ても、どうしても「コンパクトさ、軽さに期待」してしまいます。決して大柄ではなく、また重いほうでもないですが、すごく小さいとかすごく薄いとかすごく軽い、というわけではないですね。重量1.85 kgというのは2021年の水準だと15.6インチノートとしては普通くらいだと思います。

2.VAIO FL15 筐体

VAIO FL15
正面から見たところです。ベゼル幅は細いほうだと思いますが、特に下部ベゼルが非常に細く見え、それがスリムな印象を引き立てているように思われます。下部ベゼルが細く見えるのは、この製品がリフトアップヒンジ(画面を開くと天板後部が底面に潜り込み、キーボード面に適度な傾斜が付く構造)になっているためです。この記事のトップ画像を見ていただくとリフトアップヒンジの構造がよくわかると思います。

VAIO FL15
天板です。中央にやや大きくVAIOのロゴが入っていて、それ以外に装飾はありません。筐体素材は開示されていませんでした。

VAIO FL15

クリックで拡大します

キーボードです。テンキー付きの日本語配列で、キーピッチは19.05 mm、キーストロークは1.0 mmです。バックライトはありません。また、タッチパッドにはしっかり物理ボタンが2つあるのが好印象です。

VAIO FL15
側面と入出力ポートの配置です。VAIO製品は入出力ポートがすごく充実している、というイメージがありますが、FL15に関しては「いやこれ普通」という感じです。

VAIO FL15
この記事では筐体色ブラックの画像をメインに掲載しましたが、FL15はブラックのほか、ホワイトとシルバーも選べます。

3.VAIO FL15 価格など

VAIO FL15は9月28日受注開始、最速お届け日(発売日)が 10月6日です。9月29日現在の価格は税込み79,200円から、となっています。VAIOのニューモデルにはありがちな、人に見せびらかしたくなるようなギミックとかスペック上の特徴とかはありませんが、リフトアップヒンジを採用したVAIOらしいデザインになっていますし、メーカー側で言っている「みんなのPC」にふさわしい、多くの利用シーンで快適に使える製品だと思います。

VAIOのニューモデルが79,200円というのは「ちょっとびっくり」ですね。

4.関連リンク

VAIO FL15icon:VAIO 製品紹介ページ
VAIO FL15icon:VAIO STORE

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コメント

  1. 匿名 より:

    これ8万きるのか。めちゃいいじゃん。

  2. 匿名 より:

    Ryzen 3 4300Uでこの値段は高くないですか。

  3. 匿名 より:

    Rizen5の16GBなら99,800円まで出すんだけどなぁ

    • wintab より:

      私はRyzen 3でも大丈夫かと思うんですけど、これから購入して数年間使うとなれば、できればRAMを16GBにしたい、というのは理解できます。Windows 11が数回大型アップデートをこなしたあたりでRAM16GBでないと…、となる可能性ありますよね。

  4. 匿名 より:

    これはいいね。家庭用なら十分なスペックだし、国産の安心感やサポートを求めるライト層には合っていると思う。Ryzen3 4300Uはi5 8250Uよりベンチマークが上だし不便はないと思う。
    まあRyzen5搭載でメモリ16GBが選べる上位モデルがあったらなお良いけど。

    • wintab より:

      こんにちは。そうですね、VAIOとしてはライト層にターゲットを絞った製品なんでしょう。ちなみにウインタブのレベルでライト層というとCeleron機になっちゃいますw あと、先日VAIO製品をお借りしてレビューしましたけど、昔のVAIOに憧れたものとしては、ちょっとオーラありましたね…。