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Razer Blade Stealth(2018) - 13.3インチ、ある時は高性能モバイルノート、そしてある時はゲーミングノート

Razer Blade Stealth
ゲーミングデバイス(PC、キーボード、マウスなど)でおなじみのRazerが、13.3インチのノートPC「Blade Stealth」をリニューアルしました。最大のポイントはCPUが第8世代のCore i7に変更されたことで、正確には従来の第7世代Core i7を搭載するモデルも併売されているので、「モデル追加」ということになります。

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1.スペック

Razer Blade Stealth スペック表
この製品、もちろんハイスペックマシンですが、外部GPUは搭載していません。しかし、細部を見ると「ゲーミング仕様」です。CPUは第8世代のCore i7-8550Uで、これはゲーム用ではないですね。モバイルノートとしての側面もありますので、省電力性の高い「型番末尾U」が採用されているのでしょう。RAMは16GB、ストレージはSSDで256GBもしくは512GBですから、一般的なモバイルノートとしては十分な内容だと思います。

ディスプレイはIGZOでQHD+解像度(3,200 × 1,800)と超高精細です。そして、Wi-FiはゲーミングPCではおなじみの「Killer Wireless」が使われています。入出力ポートはUSBが合計で3つ、HDMIは一般的な1.4規格ではなく、より伝送速度の速い2.0規格となっています。

また、キーボードは「アンチゴースト機能(複数のキーをほぼ同時に押しても正確に認識される)」つきです。

サウンド面では「FL Studio 12 Producer Edition(199ドル相当)」がバンドルされます(すみません、よくわからないのですが、「世界中のアーティストが選ぶ音楽制作ソフトウェア」とのことです)。

スペック表だけだと見えない、Wi-Fi品質、外部映像出力、キーボード性能などが一般的なモバイルノートよりも強化されている、ということです。「でも外部GPUがないんでしょ?」という点については、

Razer Blade Stealth CORE
「Core V2」というGPUボックスが用意されます。GPUはCore V2のほうに「デスクトップ用」のものを搭載可能です。また、Core V2はGPUだけでなく、USB 3.0 × 4、有線LANポートも備えており、ノートPCの拡張性を高める効果もあります。PCとCore V2の接続はThunderbolt 3によります。

GPUボックスについてはRazerだけでなく、最近だとiiyama製品にもよく似たコンセプトのものが登場しています。
iiyama SOLUTION-13FH052 - 13.3インチ、外付けでGPUを接続できるハイスペック・モバイルノート

話をBlade Stealthに戻します。そういうわけで、GPUを外出ししてますので、サイズのほうは十分モバイルノートにふさわしいものになっています。タテヨコサイズは最新の狭ベゼルタイプの製品よりは若干大きめですし、重量も1.35 kgと、軽量な部類とは言えません。しかし、特に不満を抱くようなものではないですよね。気軽に外に持ち出せるレベルです。

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2.筐体

Razer Blade Stealth 筐体1
この製品の横幅は321 mmですから、例えばDELLのXPS 13(横幅302 mm)のように極端に細いベゼルを採用するモバイルノートよりは少し大きいです。実際画像を見てもベゼル幅がある程度の太さになっていることがわかります。

Razer Blade Stealth 天板
しかし、いかにもRazer、という感じのブラック筐体はすごくカッコいいですね。また、引き締まって見えます。筐体素材はCNC加工のアルミニウムですから、手に取った際の質感も高いと思います。天板のRazerロゴもゲーマーのマインドをくすぐることでしょう。

Razer Blade Stealth 筐体2
厚さ13.8 mmというのは13.3インチのモバイルノートとして最薄クラスとは言えませんが、それでも十分にスリムだと思います。

Razer Blade Stealth CHROMA
キーボードは非常に凝ってます。上にも書きましたがアンチゴースト機能を搭載しているのと、Chromaという機能により、完全オリジナルなバックライト色の設定が可能です。ゲーミングノートだとカラフルなバックライトというのは半ば常識になっていますが、モバイルノートとしてはこのような機能はかなり珍しいです。Chromaは単にキーボードのバックライト色の設定だけでなく、上に書いたCore V2のライティングや音楽ソフトとの連動も可能のようです。

ただし、キーボード配列は「英語」のみです。

3.価格など

Razer Blade StealthはRazerの直販サイトで販売中で、1月29日現在の価格はストレージ256GB版が177,800円(税込み192,024円)、512GB版が199,800円(215,784円)です。また、外付けGPUボックス「Razer Core V2」は55,370円(59,799円)となっていて、この価格にはGPUを含みません。

Blade StealthとCore V2、そして外部GPUを全部購入すると30万円弱くらいになってしまいますね。ただ、Blade Stealth単体でも「細部が強化された上級モバイルノート」ということになりますし、なにせカッコいい製品なんで、とりあえずモバイルノートとして購入する、というのもいい考えだと思います。それでも決して安くはないですけどね…。

4.関連リンク(Razer)

RAZER BLADE STEALTH
RAZER CORE V2

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コメント

  1. ぶんぼ より:

    ゲームするのに256はないですね・・・。

  2. 日本語入力 より:

    ゲーミングPCとある以上、もう少しGPU重視して欲しかったですね…(intelさんirisつき第8世代Uマダー?)
    ASUSだかが似たようなスペックでGPU付きのを出してるので、全部入りもできないことはないはず。

  3. 匿名 より:

    gtx1050が入っててドライバー入れるだけでどんなpcにも使えるようになるGPUボックスとか出たら超欲しいんだけど、無理なんだろうか。