こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。この記事を書いているのは日曜日ということもあり、夢のある話をしたいな、と。トップ画像を見ていただければわかると思いますが、「なんだかすごいゲーム機が出てきたぞ!」ということです。この製品はクラウドファンディング「Kickstarter」に出品されているもので、出品者は「PGS Lab」といいます。募集金額10万ドルは余裕でクリアできていますが実際に発売されるかはよくわかりません。
1.スペック
この製品は2つのバリエーションがあり、上のスペック表の左側が上位構成の「PGS Hardcore」、右側が下位構成の「PGS Lite」です。とりあえずHardcoreのほうを見てみると、CPUはCherryTrail最上位にして最新のAtom Z8750、RAMは8GB、ストレージ128GB SSDとなっていて、最初「AtomってRAM8GBに対応してないだろ?」と思ったんですが、IntelのARKを見るとちゃんと対応していました。またディスプレイはLiteよりもやや大きく5.7インチで解像度は2,560 × 1,440とかなり高精細であるうえ、サブディスプレイ(詳細情報はありません)までついています。
さらにOSはデュアルブートです!これだけのスペックがわずか320 gの筐体に収まっている、というのは驚異的ですなあ…。なお、サイズの「厚さ1.8 mm」というのはさすがに18 mmの誤りだと思いますが、任天堂3DS LLのサイズが160 × 93.5 × 21.5 mm(折りたたみ時)/ 329 gなので、割と近いですね。3DS LLと同じくらい、ということでピンとくる人も多いでしょう。
2.筐体
ぱっと見た感じ、筐体の上半分はスマホっぽく、下半分は任天堂3DSみたいですね。非常にかっこいいなあとは思います。
スライド式の筐体ですが、上の画像のようにディスプレイに角度がつけられるようです。こうしてみるとかなり使いやすそうに見えますね。ジョイスティックもしっかりしていそうですし。
各部名称です。英語ですが問題なく理解できると思います。ゲーム機でもあるのでボタン類はかなり多いですね。でもWindowsタブレットについている電源ボタンとか音量上下ボタンもしっかりついています。
サブディスプレイにはキーボードを表示させることができますが…めちゃめちゃ小さいでしょうね、これ。指でタッチすることができるのか疑問。アイデアは評価しますけどね、もちろん。
3.価格と発売時期
PGS Portable Console for PC gamesはクラウドファンディング「Kickstarter」で出資者を募集しており、この記事を書いている7月3日時点で実機を入手するために必要な出資額は下位構成のLiteが230ドル(約23,600円)、Hardcoreが280ドル(約28,700円)となっています。首尾よく完成して、製品が手元に届くのは「2017年の3月」の予定です。
クラウドファンディングというのは製品を予約しているように見えて実際は「プロジェクトへの出資」なので、製品が完成しなかった場合に全額返金を受けられるわけではないようです。一部訴訟になったりもしているようなのですが、詐欺的な案件でない限り、「がんばったんですけどできませんでした」ということに対して弁償しろ!とは言えないでしょう。出資するというのはそういうことですから。なので、その辺のリスクも考慮して、つまりこの製品が本当に作れるのかをしっかり評価してからでないとお金は払えないです。寄付するだけになっても構わない、というなら話は別ですが。この製品の実現可能性、どう思いますか?
関連リンク
Portable Console for PC games – PGS:Kickstarter
PGS Labによる製品紹介ページ
コメント
Liteが230ドル(約23,600円)、Hardcoreが280ドル(約28,700円)
こんな値段でこのスペックのものが買えるわけないし
ビデオの外人が物凄く胡散臭い
間違いなく詐欺
こんにちは、コメントありがとうございます。詐欺とは決めつけられないですけど、クラウドファンディングの出品商品は今ひとつ信用できそうにないのが多いですよね。この製品、正式に商品化されて700ドルとか800ドルとかになるようなら信ぴょう性は高そうですが…
大変魅力的ですが、いくらなんでもスペックの割に安すぎるのでは?
パーツのコストだけでなく、開発費が全然含まれて無いような
私なら大手が倍くらいの値段で出しても買いますね
詐欺かどうかは分かりませんが、実現性は低そうですねえ…
こんにちは、コメントありがとうございます。私も詳しくはわかりませんけど、クラウドファンディング上の価格と商品化された時の価格は異なるはずで、おそらくこの2倍位の価格がつけられるんだろうと思います。しかし、だからといって手放しで信用できるような感じでもないですね、これ。一生懸命頑張って欲しいですけど。
これは無理だろう。全く違うもの届くぞ。
こんにちは、コメントありがとうございます。届けばいいんですけど、最悪何も届かないかもしれん、というのがクラウドファンディングの怖いところ。
金だけ持ち逃げパターンだから届かないよ
こんにちは、コメントありがとうございます。だとしたらホントにムカつきますよね。
値段が安いのはおかしくないです。出資者への先行価格なので。
市販時は倍の値段が付いてもおかしくない。
問題は、市販時の値段が出てない事で。出てないよね?
ゲームで5時間は動かないでしょ。バッテリー容量的に。
5チャンネルスピーカーって、そんなスペースがあるのか?
バーチャルとは書いてないし、入るとしても、ステレオスピーカにして音質向上させる方が賢明だよね。
出資が多く集まったらカラーE-inkバージョンを作るって、まだ小型端末用パネルが開発できてないんだけど。
突っ込み所は多いけど、正直欲しいね。
アゲオさん、こんにちは、コメントありがとうございます。「上げて落として」ますねw 実際かなり厳しいんでしょうけど、頑張って欲しい、というだけですねえ。
実際に生産する事考えてないでしょ
最低1年はかかるだろうけどその時にatomどうやって手に入れるのかとか
上位モデルがSSDで下位モデルがeMMCって基盤が違うのかとか
こんにちは、コメントありがとうございます。なんだかんだ言って愛されてるのかな…と思い始めましたw
intelの協力を取り付けた!とか、一々詐欺くさい投稿をするなど
ネタには事欠かない気はします。
(atomを見捨てたintelがなんの協力をするのだろうか…)
まぁ、といいつつ投資してみたんですが。
どんなゴミが届くのか、そもそもゴミすら来ないのか、
約束されたTシャツという名のなんか作った実績の到着を
待ちわびつつ、どん判金ドブを地で行く私です。
金ドブさん、こんにちは、コメントありがとうございます。あなたのようなお考えであればクラウファンディングを使えますね。ある意味尊敬です。
ストレッチゴール オーパークロッキングモードに到達したよ!
でもatomってオーバークロックに対応してないらしいんだ!
メーカーに聞いとくね! っていう凄い香ばしいメッセージが
早速届いて、もう(悪い意味で)ワクワクが止まらないですね!
詐欺というより、素人の甘い見通しと夢物語が
普通の企業なら考慮不足で一蹴される所を
クラウドファンディングの力でなんか金だけが集まって
勢いで走り出したはいいが問題が噴出し
結果破綻するか、何これ?みたいなものが出来上がる
という未来になるんじゃないかな、と予想中です。
間違えても仕様通りの物が手に入ると思って
投資してはダメですね!
金ドブさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そこまで見通していつつ出資、というのは漢ですなあ~
カラーE-INKに到達しちゃたよ。自由にIPSかE-INKか選べるって言いきってるけど。本当に確保する目途立ってるのか?
アゲオさん、こんにちは、コメントありがとうございます。しっかりウォッチされてますなあ。でもなんか読んでて面白いです。
Kickstarterでの募集はキャンセルされました。
開発は続けて発売するけど値段は高くなるとか。ラジオや振動機能とかも追加すると言ってるけど、今までの仕様でも技術的に無理だと疑われてるのに。
今、自サイトで予約すれば安く買えるとかやってるけど、さすがに直接買うのは危な過ぎ。
市販されたら、Amazonとかで買うけど。
アゲオさん、こんにちは、コメントありがとうございます。やっぱりそうですか…。クラウドファンディングの製品はネタ的な書き方にしないと誤解を招いちゃいますね。
かなりの人が詐欺って言ってる中、PGSサイトにて直接注文してきました
(ちょっと躊躇しましたが寄付する気持ちでww)
支払い方法はクレカ一択(これが躊躇の理由の一つ)
仕方が無いのでインターネットバンク&デビットカードの組み合わせで注文掛けました
最悪個人情報等抜かれても問題ないように幾つか対策した上での購入ですが
1.インターネットバンクの残高は使うときに入れる感じなので常時ほぼ0なので問題ない
2.一部個人情報は現在の物では無い(住所は実家etc.)
3.常時カード&口座を破棄できる環境にある
その他にも幾つか対策したけど、有効なのはこのくらいでしょうか
一部サイトで順調に進めば発売日2017/03なんて言ってるけど
あり得なさそうなので、忘れた頃に届けば良いかなって感じです
でも予想の発売日を過ぎると型落ち感満載になりますケド
大体CPU等の新型は夏時期に発表なので
ルートさん、こんにちは、コメントありがとうございます。PGSよりもむしろ注目したのは「インターネット銀行&デビットカード」のメリットですわ、私。