スタンダードノート 
モバイルノート 
スマートフォン 
ゲーミングノート 
タブレット 
ミニPC 
デスクトップPC 
周辺機器 
こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。ディスプレイサイズ12.2インチとSurfaceサイズの2 in 1が低価格帯市場に登場しました。geaneeの「WDP-121-2G32G-CT-KB」で、「大きめサイズで低価格帯スペック」という、ありそうでなかった製品です。どちらかというと中国タブレットにありがちな感じです。こんな製品が日本で発売されるのはうれしいですね。
1.スペック
クリックで拡大します
本体部分の主要構成はCPUがCherryTrail世代のAtom Z8300、RAMが2GB、ストレージが32GBと、8インチクラスの最新・低価格帯タブレットのような内容です。これはこれでいいと思いますが、サイズ感からしてノートPC的に使うことがメインでしょうから、ストレージはもう少し大きいほうがバランスが取れているように思われます。
ディスプレイは12.2インチと大きく、1,920 × 1,200と解像度も十分です。アスペクト比は16:10ですから、Surfaceの3:2よりはワイド型ですが、一般的なノートPCのアスペクト比16:9よりは正方形に近いです。
入出力ポートを見るとUSB Type-Cを装備していますし、microUSB（おそらく充電用でもあります）、microHDMIもついているうえ、キーボード側にフルサイズのUSB 2.0ポートが2つもありますから、拡張性に不満は出ないと思います。また、Wi-Fiはa/ac規格に対応します。
ただ、この製品はキーボードをセットした状態だと結構な「重量級」です。本体の867 gというのはサイズからして妥当だと思いますが、キーボードが約653 gあり、合計で1,520 gです。モバイルノートとしてみると油断ならん重さですね。後述しますが、このキーボードはヒンジがついている構造なので、タブレットを支えるためにある程度の重量が必要となりますから、それもこの重量となった理由だと思います。ヒンジ付きのキーボードのほうが実用性は高いと思うのですが、こと重量については、Surfaceタイプのようにタブレット側にキックスタンドを装備し、薄型のキーボードをセットするほうが有利なんですよね。
2.筐体
タブレット本体のデザインは割と普通、というか、サイズのことを考えなければごく一般的な低価格帯タブレットです。Windowsボタンはセンサータイプで筐体の下中央にありますね。
キーボードを装着したところです。ヒンジ付きなので、こうやってみると完全なノートPCに見えます。デザイン的にはこちらのバランスがいいと思います。
クリックで拡大します
各部名称です。キーボードは物理接続、ヒンジ付きであることがわかります。また、このキーボード、レイアウトもあまりクセがなさそうですし、USBポートも両側に1つずつ配置されていて、かなり使い勝手がよさそうです。
3.価格と発売時期
geanee WDP-121-2G32G-CT-KBは8月3日に発売され、市場想定価格は42,800円となっていますが、NTT-Xストアでは41,040円（税込み）で販売されています。ただし、出荷までに1～2週間ほどかかるようです。
このサイズでキーボードが付属しての価格、ということを思えば、相当な割安感があります。個人的には上にも書いた通り、ストレージ容量をもう少し頑張ってほしかったな、とは思いますが、コストパフォーマンスが非常に高いので、多くの人にも納得がいくのではないでしょうか。
4.関連リンク
WDP-121-2G32G-CT-KB：geanee公式サイト
geanee WDP-121-2G32G-CT-KB：NTT-Xストア
