こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。geaneeが新しい10.1インチWindows タブレットを発表しました。geaneeは10.1インチサイズのキーボード付属のタブレットをすでに2機種販売しています。ひとつはCPUにBayTrail世代のAtom Z3735Fを搭載した「WDP-103-2G32G-BT-KBOF(長いので、以下WDP-103)」、もうひとつはCPUにCherryTrail世代のAtom Z8300を搭載し、LTE対応の「WDP-104-2G32G-CT-LTE(以下、WDP-104)」です。今回発表された「WDP-105-2G32G-CT-KB-PRO(以下、WDP-105)」は、OSにWindows 10 Proを搭載した法人向けモデルなのですが、例によってNTT-Xストアあたりに並びそうな気がしますので、チェックしておいてもいいでしょう。
1.スペック
この製品は先行して販売されているWDP-103に非常によく似ていて、スペック表を見ても大きな違いは少ないです。ですが、その少ない相違点というのがかなり重要で、WDP-105はOSがWindows 10 Proであり、CPUはWDP-103がAtom Z3735Fであるのに対し、WDP-105はCherryTrail世代のAtom Z8300を搭載しています。
また、Wi-FiもWDP-105はa/ac規格に対応しているので、地味にレベルアップしています。後述しますが外観もWDP-103とWDP-105はそっくりで、本体部分のサイズは同じです。
ただし、重量はWDP-103が595 gであるのに対し、WDP-105は568.4 gとやや軽量化されており、キーボードのサイズも高さが若干異なります。そのため同一筐体である、と断言することはできません(多分同じだとは思いますけど)。ちなみにバッテリー容量はWDP-103が6500mAh、WDP-105が7000mAhと強化されていますが、逆に稼働時間はWDP-103が約5時間、WDP-105が約4時間と短くなってしまいました。
なお、WDP-104のほうはCPU、RAM、ストレージ、Wi-FiなどはWDP-105と同一ですが、USB Type-Cポートを備えたLTE対応機ということなので、WDP-105よりもワンランク上、という印象があります。
2.筐体
さっきから散々書いてますけど、この製品はWDP-103に非常によく似ているというか、おそらく同じ筐体だと思います(断言は出来ないです)。
サイド部分がレッド、というのがWDP-103と共通で、個性的ですね。ただし好き嫌いはわかれるかもしれません。
写真ではないですが、この各部名称の図を見るといろんなことがわかりますね。おそらくキーボードはヒンジ付きなんでしょう。また、キーボードは6列あり、使い勝手は良さそうです。あと、本体側にフルサイズUSBが2つ、というのはすごいっす。
3.価格と発売時期
geanee WDP-105-2G32G-CT-KB-PROは7月29日発売で、市場想定価格は39,800円前後、となっています。Pro版OSを搭載しているということで、法人向けという色彩は強いですが、プレスリリースを見る限り「法人専用」のような文言はなく、おそらく個人も購入できるのではないか、と思います。NTT-Xストアでの実売価格に期待、というところでしょうか。
個人的にはPro版OSの必然性というのはあまり感じられません。もちろん個人使用を前提としていますけどね。ですが、Pro版OSのニーズのある人もいると思うので、このくらいの価格帯でキーボードがついたPro版OSの2 in 1を、という場合にはいい選択肢となるかもしれませんね。
4.関連リンク
Windows10 Pro タブレット型ノートPC WDP-105-2G32G-CT-KB-PROを発売:ジェネシスホールディングのプレスリリース(PR Times)
WDP-105-2G32G-CT-KB-PRO:geanee公式サイト製品ページ
コメント
キーボードは溝に差し込むタイプじゃないかな
WDP-104はヒンジ付みたいだけど
トシさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そっすかねえ?実機を目にできたら話は早いんですけど。