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FRONTIER NLK ー 15.6インチスタンダードノート、カスタマイズ余地が大きく、コスパの高いBTOパソコン

FRONTIER NLKシリーズ
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回紹介する「FRONTIER NLKシリーズ」は昨日発売されたばかりの新製品ではありません。しかし、最近ウインタブお得意の「コスパの高いノートPCは…」と物色していて、実はFRONTIER製品がかなり高い価格競争力を持っている、ということに思い至りまして、現行モデルのスタンダードノートであるこの製品の紹介記事を書こうと思いました。残念ながらFRONTIERは10.1インチの2 in 1はラインアップするものの、クラムシェルタイプのモバイルノートは販売しておらず、ノート系だと「Atomの2 in 1か15.6インチ以上」ということになってしまうんですけどね。

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1.スペック

FRONTIER NLKシリーズ スペック表

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FRONTIERのスペック表はかなり詳細といいますか、選択可能なオプション構成をすべて掲載しているので、サマリーを記載します。

OS: Windows 10 Home/Pro 64ビット
CPU: Intel Pentium 4415U/Core i3-7100U/i5-7200U/i7-7500U
RAM: 4GB/8GB/16GB
ストレージ: 500GB HDD~1TB SSD + 1TB SSD(デュアル構成可)
ディスプレイ: 15.6インチ(1366×768ドット)/(1,920 × 1,080)
光学ドライブ: DVDマルチ
入出力: USB 3.0 × 2、USB 2.0 × 2、HDMI、D-sub、イヤフォン、マイク、LAN(RJ45)、SDスロット
バッテリー: 2,200mAh、約3.2時間
サイズ: 374 × 258.5 × 12~24.7 mm / 2.1 kg

CPU構成だけ見ればわかるように、エントリー~上級クラスまでをカバーする製品と言えます。このうち、Pentium搭載モデルのみ仕様が少し異なっており、ディスプレイがHD解像度に固定され、ストレージのデュアル構成ができません。Core i搭載モデルはディスプレイがFHD解像度となり、ストレージのデュアル構成が可能になります。先に言ってしまうと、この製品のPentiumモデルは税込み53,784円、Core i3モデルは64,584円(ともにベースモデルの価格)となっており、1万円強の価格差でCPUとディスプレイ解像度が変わりますし、カスタマイズ余地も大きくなりますので、Core i3以上のCPUを搭載するモデルのほうが実質的にお買い得かと思います。

RAM、ストレージについては非常にカスタマイズ余地が大きくなっており、ベースモデルだとCore i5以下のモデルはRAM4GB、Core i7モデルのみRAM8GBとなりますが、最大16GBまで増設注文が可能です。ストレージもベースモデルでCore i5以下は500GB HDD、Core i7モデルのみ275GB SSDとなりますが、SSD + HDDやSSD + SSDのデュアル構成が可能(Pentiumモデル除く)です。

入出力ポートに関してもスタンダードノートらしく充実しており、合計4つのUSBポート、2系統の映像出力(HDMIとD-sub)、有線LANと、ビジネスでもプライベートでも不足を感じないレベルです。

弱点と言っていいのかわかりませんが、バッテリーだけは容量が小さいと感じます。稼働時間も3.2時間しかありませんので、基本的に電源のあるところで使用することが想定されているようですね。中途半端な容量で重くなるよりも潔いのかもしれません。

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2.筐体

FRONTIER NLKシリーズ 筐体
えー、普通はですね、製品画像にはディスプレイにハメコミ画像なんかを使って見映えをよくすると思うんですけど、それがない、と。でも、個人的には逆にわかりやすいのかなと思います。このように正面から見ると、本当に普通のノートパソコンですよね。下のベゼルにブランドロゴがあるのみです。筐体素材は不明ですが、そんなに高価なシリーズではないので、おそらくプラスティック製でしょう。

FRONTIER NLKシリーズ 天板
天板はロゴさえない、完全無地です。プロトタイプみたいですよね。でも、私はこういうのが好きです。

FRONTIER NLKシリーズ キーボード
キーボードです。これまた非常にオーソドックスです。15.6インチですからテンキーが付いており、そのため右側の配列に多少クセがありそうですが、全体的にプレーンな印象があり、すぐに慣れるのではないか、と思います。FRONTIERのキーボードは試したことがありませんが、BTOパソコンの会社でゲーミングノートも手がけていますから、作りはしっかりしていると思います。

FRONTIER NLKシリーズ ポート類
側面とポート類の説明です。しっかり光学ドライブもついています。USBポートは左側面に3.0、右側面に2.0が2つずつ配置されており、手前側にあるので使い勝手はよさそうですね。

3.価格など

FRONTIER NLKシリーズはFRONTIER公式サイトで販売中で、ベースモデルの価格は下記のとおりです。

Pentiumモデル: 53,784円
Core i3モデル: 64,584円
Core i5モデル: 69,984円
Core i7モデル: 91,584円
※税込価格

このベースモデルのうち、カスタマイズなしでも十分いけそうなのはCore i7モデル(RAM8GB/275GB SSD/FHDディスプレイ)で、Pentium、Core i3、Core i5モデルはRAM4GB/500GB HDDという構成なので、人によってはカスタマイズしたくなると思います。試しにカスタマイズして価格を確認してみました。

Core i3/RAM4GB/275GB SSD/FHDディスプレイ:74,088円
Core i5/RAM8GB/275GB SSD/FHDディスプレイ:84,672円
※税込価格

以前も書きましたが、私はHDDを忌避する傾向がありまして、カスタマイズできるのならSSDにしたい、というモチベーションが働きます。しかし、このようにSSDに変更しても価格は依然として割安と感じます。Core i3以上のモデルはデフォルトでFHD液晶、というのも大きいですね。

Core i3とかi5搭載の、比較的値頃感のあるスタンダードノートはディスプレイがHD解像度固定となるケースが多く、それを理由に購入を躊躇する人も多いと思います。しかし、この製品であればFHDディスプレイをベースに好きなように構成をカスタマイズできる、というのが魅力ですし、出来上がりの価格もかなり強いというか、割安です。老舗BTOメーカーのFRONTIERって「穴場」かもしれませんよ!

4.関連リンク

NLKシリース:FRONTIER

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