こんにちは、かのあゆです。円安の影響を受け、7月初めにはAppleがiPhoneやiPadなどの値上げを実施しましたが、購入しやすい価格帯で高性能な製品を提供しているXiaomi製品も一部製品で値上げが実施されることになりました。なお今回は「Redmi Note 11」や「POCO F4 GT」などのスマートフォンは価格改定の対象外となっています。
1.対象商品
価格改定により値上げされるのはウインタブでも昨年実機レビューをした高性能タブレット「Xiaomi Pad 5」、低価格でありながらGPSを内蔵しているスマートウォッチ「Redmi Watch 2 Lite 」、ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 3」「Redmi Buds 3 Pro」と「Mi スマート体組成計2」、「Mi ハンディクリーナー ミニ」の6製品です。
2022年7月31日までは現在の販売価格で購入できますが、8月1日以降は家電量販店で販売されているものも含め改定後の価格が適用されます。
2.ものによっては2倍近い価格に
ワイヤレスイヤホンの「Redmi Buds 3 Pro」は現行価格では6,990円(税込)で購入可能になっていますが、8月1日以降は12,800円(税込)と約1.8倍程度値上げされることになり、「いくらなんでも…」という感じです。
そのほか現在でも人気が高いXiaomi Pad 5の6GB/128GBモデルは43,780円(税込)から59,800円(税込)と、こちらも約1.6万円高くなります。Xiaomi Pad 5に関しては技適ありのグローバル版が現在でも349ドル(49,394円)で販売されているため、8月以降に購入される場合、メーカーによる正規保証を気にしないのであればグローバル版を購入するほうがお得かもしれません。
なお、349ドルというのはウインタブにレビュー機を提供してくれたFANTASY TECHNOLOGYでの価格です。AliExpressではXiaomi Pad 5の類似品(要するにパチモノ)がかなり出回っていますので、ご注意下さい。
3.まとめ
円安などの影響により、食品などの生活必需品も値上げされ、なかなか苦しい状況になってしまいましたが、それはガジェット界隈も同じで、ついにXiaomi製品も値上げが実施されることになってしまいました。価格が改定されるまでにはまだ数日ありますので、対象製品の購入を検討されている方は、「7月中に」決めてしまうのがいいと思います。
先日国内投入されたPOCO F4 GTに関してはSnapdragon 8 Gen 1を搭載しながら74,800円(税込)からと、これでもかなり頑張った価格設定になっていましたが、円安の影響がなければもっと安くなっていたのかもしれず、ガジェット好きにとっても今の状況は厳しい、というのが正直な感想です。
4.関連リンク
XIAOMI製品価格改定のお知らせ:Xiaomi Japan