こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。遅れに遅れているWindows 10 の2018年春の大型アップデート(RS4)ですが、どうやら「もうそろそろ?」と考えて良さそうな状況になってきました。なお、この件についてはウインタブで過去に何度か記事を書いていますので、そちらも合わせてご覧ください。
Windows 10 Spring Creators Update(バージョン1803)をいちはやく導入してみますか?(Insider登録要)
Windows 10 Spring Creators Updateの配信が遅れています。バグ?トラブル?
MicrosoftがWindows 10の「ビルド17134」をリリース、この春の大型アップデート(RS4)の名前は「Windows 10 April 2018 Update」になりそう?
現状信憑性が高い情報として、「Windows Update経由で一般に配信される製品版Windows 10のビルド番号は17134」「このバージョンのWindows 10の名称は『Windows 10 April 2018 Update』」、ただしOSのバージョン名や一般向け配信時期は依然として不明、という感じでした(ウインタブが各種情報サイトなどを確認して得た予想です)。
私はWindows Insiderに登録しており、「リリースプレビュー」という、一般向け配信とほぼ同一のInsider Programのみ配信してもらう設定にしています。その私のPCで4月22日お昼ころ、Windows Updateから再起動を促され、大型アップデートと思われる長時間の更新処理が走りました。で、再起動後に確認したシステム情報がトップ画像です。
OSのバージョンは「1803」と、当初予定から変更はなく、ビルド番号が「17133」から「17134」に変更されています。「リリースプレビュー」というのはInsider Programの中でも最も配信が遅く、事実上「製品版を少しだけ早くインストールできる」という性格のものですがら、このビルド17134は近日中に一般向けの配信開始となることが予想されます。Windows Updateは基本「火曜日」に配信されるので、早ければ4月24日、あるいは5月1日か?と勝手に予想しています。「バージョン1803(つまり18年3月のバージョンという意味)」のまま押し切るわけですから、せめて4月中には一般向け配信して欲しい、という気もしますが、ビルド17133みたいな事態になるのも困るので、我慢して待つしかないですね。
最新バージョンの目玉機能に「Timeline」というのがあります(従来のタスクビューの進化版です)。私のPC環境だけかも知れませんが、バージョン17133をインストールした段階では、Timelineは正常に機能せず、従来どおりの「タスクビュー」しか表示されませんでした。しかし、17134になって、この画像のように、直近ブラウジングしたWebサイト、使用したExcelファイルなどを手軽に一覧表示することができるようになりました。Timelineについては別途記事を書く予定ですが、直近使用したアプリなどを即時に呼びだせるので、例えばExcelとWord、ブラウザーのタブなどを開きっぱなしにしておく(いや、だって面倒じゃないですか…)必要がなくなります。なので、RAM容量が小さいPCを使っている人は特に便利に感じるかも知れませんね。
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