こんにちは、natsukiです。今回は、私が遭遇した不具合についてのご報告です。Windowsが、ほっておくとフリーズするという極めて深刻な不具合に遭遇しまして、解決までかなり苦労しました。相当なレアケースだと思うのですが、それだけにネット上にも情報が少なく、もし同様な症状に見舞われた人がいたら少しでも参考になるかと思い、ここに報告させてもらいます。
なお、記事中の画像は、実際に問題に遭遇したときのものではなく、解決後のものや、別のPCのものになります。スクショ撮っておく余裕もなかったので、あらかじめご了承ください。
目次
1.症状の詳細
不具合が発生した機体は、「YEPO 737A6」です。この機体はレビュー後、妻のメインマシンとして引き続き運用しています。その中でトラブルが発生しました。
症状は、一定時間操作をしないで放置すると、フリーズするというものです。操作をしているときは問題ありません。フリーズの仕方ですが、画面表示はそのまま、キーボードやマウス、タッチパッドなど、一切の入力を受け付けなくなります。シャットダウンの操作すらできず、キーボードが効かないので「Ctrl+Alt+Delete」もできません。こうなると、電源ボタン長押しによる強制シャットダウンしかなくなります。
はじめは、WPS Office使用時にこの症状が現れることが多かったのですが、だんだんと関係無く生じるようになってきて、何もソフトを立ち上げていない状態でもフリーズするようになってきました。
フリーズするまでの時間は、数分から数十分程度とばらつきが有り、頻度もだんだん上がってきました。
以上が、今回の症状になります。
以下、解決にいたるまでに試した方法を列挙していきます。「2」から「5」までは、結果的には意味のない行動だったんですが、こういう方法もあるということで、一応ご報告しておきます。結論を知りたい人は、「6」まで飛んでください。
2.WPS Officeの再インストール
はじめは、WPS Office使用時に症状が発生することが多かったので、WPS Officeのアンインストールと再インストールを行いましたが、解決せず。そのうち、上記のように何らかのソフトを立ち上げていなくてもフリーズが発生するようになったので、WPS Officeは原因ではないと判断しました。
3.セーフモードで起動するも、イマイチ問題箇所が特定できない
こういうときの定番は、セーフモードで起動して様子を見ることです。
Windows10のセーフモードでの起動は、「設定>更新とセキュリティ>回復>PCの起動をカスタマイズする>今すぐ再起動」で、「オプションの選択」が表示されたら、「トラブルシューティング>詳細オプション>その他の修復オプションを表示>スタートアップ設定>再起動」から再起動します。すると、再起動後に「スタートアップ設定」という画面になりますので、キーボードの数字キーで「セーフモードを有効にする」(「4」になると思います)を選択して起動するとセーフモードで起動します。
この流れについては、NECの解説ページが分かりやすいのでご参照ください。
Windows 10をセーフモードで起動する方法:NEC LAVIE公式サイト
セーフモードで起動することで、フリーズは発症しませんでしたが、そもそも、頻度は上がっていたとはいえ毎回必ず発症するものでもないので、これだけでは原因は特定できませんでした。
4.Windowsシステムのエラーを疑う
Windowsのシステムエラーを疑ってみます。
Windows Updateを確認
まずは定番。「設定>更新とセキュリティ>Windows Update>更新プログラムのチェック」で、最新のアップデートを行います。
コマンドプロンプトからシステムエラーをチェック
システムエラーをチェックします。コマンドプロンプトを管理者として起動し、「sfc /scannow」と打ち込んで、Enter。コマンドプロンプトは、コルタナに「コマンドプロンプト」と打ち込むなり、スタートメニューの「Windows システムツールフォルダ」から起動するなりで。このとき、そのまま起動するのではなく、右クリックから「管理者として実行」で起動するのを忘れずに。これで、システムにエラーがあれば自己修復が行われるはずです。しかし、特にエラーは見つかりませんでした。
ドライバを地道にアップデート
スタートボタンの右クリックから「デバイスマネージャー」を選び、すべての項目を片っ端から右クリックして「ドライバーの更新>ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を行い、ドライバーを更新します。非常に地道な作業です。最後に再起動して仕上げ。しかし、これでも症状は改善しませんでした。
5.SSDを疑う
一番、疑ったのがこれです。結果としては違ったんですけどね。
YEPO 737A6には、追加ストレージとして、500GBのSSDであるCrucialの「CT500MX500SSD1」を増設して、さらに、そちらにOSをクリーンインストールするということをやっていました。そのため、このSSDの増設とOSの移行に何らかの原因があるんじゃないかと考えたわけです。なお、OSの移行はクリーンインストールによって行ったので、クローンソフトは使っていません。
CrystalDiskInfoでSSDの状態をチェック
まずは、定番のストレージチェックソフト「CrystalDiskInfo」を使って、SSDの状態をチェックします(画像は後から撮ったものなのでドライブレターなどが変わっています)。結果、まったく問題なし。
SSDファームウェアのアップデート
SSDのファームウェアも最新のものにしてみました。Crucialのサポートページから「Crucial Storage Executive」をインストールして、ファームウェアのアップデートを行います。これでも、解決しませんでした。
LPM問題を疑う
「Crucial」「フリーズ」で検索すると、「LPM問題」というキーワードが大量にヒットします。要は、SSDの電源管理がうまくいっていない状態で発生するもので、その症状は今回のケースと酷似しています。この可能性を最も疑いました。
仕組みについては、次のロジテックの記事がわかりやすく解説しています。
PCの動作が突然止まってしまう!SSDの謎の不具合「プチフリ」の原因と対策は?:ロジテック
このLPM問題は、PCとSSDの条件によって発生する可能性があるかどうか判別できます。そして、電机本舗の「ディスク用の節電機能LPM(Link Power Management)検査ツール「LPMChk」でチェックしたところ、まさに、YEPO 737A6とCrucial CT500MX500SSD1の組み合わせは、LPM問題が発生する可能性のある組み合わせでした。なお、上記のロジテックの記事は、電机本舗の「SSD最適化設定」を利用していますが、「LPMChk」も「SSD最適化設定」も同様の機能を持っているので、どちらを使ってもかまいません。
このLPM問題を回避するためには、電源に絡む設定をいじればよく、その方法はロジテックの記事に解説されている通りです。しかし、この電源がらみの設定は、通常は隠されているので、まずレジストリエディタ(コルタナに「regedit」と入力で呼び出せます)で、設定をそのものを表示するようにする必要があります。
レジストリエディタで、「HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>CurrentControlSet>Control>Power>PowerSettings>0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442>0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60」とたどり、そこの「Attributes」の値が「1」になっているはずなので、これを「0」に修正します。これで、あとはロジテックの記事に書いてある通り、電机本舗の「LPMChk」か「SSD最適化設定」を使って、もしくはコントロールパネルから該当箇所を変更すればOKです。
しかし、それでも解決しませんでした。正確に言うと、症状が、フリーズする場合と勝手に再起動する場合の2種類が現れるようになりました。とりあえず変化が起こったので、やはりここが原因なんじゃなかろうかとは思ったものの、これ以上どうすることもできずお手上げです。
OSを本来のストレージであるeMMCに戻す
かくなる上は、もしLPM問題が原因だとすれば、増設したSSD側にOSを置いているからいけないわけで、もともとのストレージであるeMMC側にOSを戻してしまえ! ということで、戻しました。が、それでもフリーズの症状が出る。これで、どうもLPM問題ではなさそうだった、ということが分かりました。
6.解決 ― まさかのランタイム「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」が原因だった
ここまでやって分からなければ、もうどうしようもないと、機体そのものの不具合を疑いはじめたころ、「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」が悪さをする可能性がある、という情報に行き当たりました。これは、レガシーなソフトを動作させるためのランタイムですね。詳しい解説は省略。通常のソフトと同様に、実行ファイルからインストール、「設定>アプリ」からアンインストールが可能です。
「設定>アプリ」から調べてみると、確かに入っていました(YEPO 737A6のはアンインストールしたので画像は別のPCのものです)。何らかのソフトをインストールしたときに、追加で入ったものと思われます。いやでも、対象となるソフトを起動しない限り、普段は動いていないはずのものだから、まさかねぇ…… とは思ったものの、もう、稾にもすがる思いで、x64、x86の両バージョンともにアンインストール。2010以外は大丈夫らしいんで、他のは残してあります。
結果的に、これがビンゴ! 症状はピッタリ治まりました。いったい、どういう理屈でフリーズにつながるのかまったく分かりませんが、解決したので良しとしましょう。
7.まとめ
その後、他のPCも調べたところ、「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」は、他の多くのWindows10のPCにも入っていました。しかし、YEPO 737A6以外では今回のようなフリーズの症状は現れていません。なぜ、YEPO 737A6のみこのような症状が現れたのかは謎です。相性の問題というしかないのでしょう。
ともあれ、普通に理屈で考えていったなら、まず思いつかないようなところが原因でした。「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」は、Microsoftの公式ダウンロードセンターでも配布しているものなので、他のところに原因があることが分かったりアンインストールした事による問題が発生しても、いつでも再導入することができます。もし、同様な症状にみまわれて、色々試しても解決せずに行き詰まったら、「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」のアンインストールも試してみてください。
コメント
全く同じ症状に出くわしました。Visual C++はインストールしていませんでしたが、Ramdiskを設定直後に発症。結局クリーンインストールで復旧しています。原因がRamdiskかどうかは特定できていません。
コメントありがとうございます。
こういう根本的な不具合ほど、原因の切り分けが難しいですよね。今回も、Microsoft Visual C++ 2010のインストール日時を見ると、かなり前で、インストール後すぐに不具合が出たわけではないところが苦労の要因の1つでした。
こういうのは真っ先に、イベントビューアで確認するはずですが、確認してますよねまさか。
コメントありがとうございます。
はい、いまメモを見直すと、レベルはもちろん「重大」、ソースは「カーネルパワー」、イベント「41」などとなっていて、これまた検索をかけると様々な情報があり、こちらのPCの状況と総合しても、私の知識ではすぐには原因の特定に資するところがありませんでした。また、信頼性モニターの情報も、同じく、原因特定に資するものはありませんでした。
もっとも、LPM問題が本命だろうと目星をつけてそっちにかかりきりになっているうちに、イベントビューアの方はあんまり掘り下げなかったというのが正しいですかね。
natsukiさん、こんにちは。
最初に投稿したものです。クリーンインストール後、ramdisk以外を再インストールして使っていたところ、再度発症しました。イベントビューワーの「41」も同じです。当方のPCは昨年末に購入したものです。
Visual C++はプリインストールされていましたので、それも削除しましたが、やはり、しばらく放置すると固まります。操作をしていると問題ありません。困ったなぁ。natsukiさんは、再発症してませんか? やはりSSDが原因かな?
こんばんは。こちらは、いまのところ不具合は再発していません。なお、OSは、もともとのeMMC側(Cドライブ)に置いて、ドキュメントその他のデータは後付けのSSD(Dドライブ)に置くという運用です。
私も、記事にあげた以外の要因は、現状ではちょっと思いつかないです。お力になれずすみませんが。
失礼します。
ちょっと感極まったので(?)書きこませてください。
自分のパソコンも、しばらく放置しておくとフリーズする症状が数日前から突然出始めました。トイレくらいの時間だったら大丈夫でしたが、食事や入浴の時間放置しておくと百発百中絶対フリーズでした。泣く泣く強制シャットダウンを何度もする羽目になりました。処方をネットで検索して、手軽そうな方法からいくつか試してみましたが、無駄でした。原因はおそらく個々のパソコン特有のもので、自力でやるしかないなと思いつつ、まずは某アンチウィルスソフト(無料バージョン)を終了させて放置し様子をみようかなと・・・そしたら何とフリーズしなくなったのです。試しにというか、いつもよりのんびり食事を済ませてパソコンの前に戻ってみると、やっぱり何事もなかったかのように普通に作動していました。
以上ご報告まで。参考になればさいわいです。失礼しました。
コメントありがとうございます。
Windowsデフォルトのセキュリティは、Windows10になってから著しく向上したので、フリーのセキュリティソフトは、おっしゃるようなリスクを考えると微妙なところですよね。
私が現在運用しているPCは、Windows10デフォルトのWindows Defenderのものと、有料のNorton入れているものとありますが、Nortonは、ときどき、Windows Defenderがスルーする、古いソフトや最新の更新などを検知するので、ああ、一応仕事してくれてるんだなということで、デリケートなものはNortonの入っているPCで行うようにしています。もっとも、ソフトの更新については、NortonがスルーしたものをWindows Defenderが検知するときもあるので、一概にどっちが優れているとも言えないようですけど。個人的には、もはやセキュリティソフトに金を払うのは、セキュリティ能力の向上よりも、なんかあった時のサポートと、対外的な言い訳用に金を払っていると思っていますので、ますます、フリーのセキュリティソフトは再考の余地ありかも。
この辺は、非常に議論のあるところなので、あくまで、個人的な考えってコトで。
ありがとうございます!勉強になりました。私の場合はRYZENコアでWindows10でRADEONでクラッシュ、ハングアップに悩まされました。ソフトによって異なるのですが大抵メモリー、SSDの相性かRADEON、ドライバー、設定などがありますが私の場合はプログラムアンインストールにあるIntel(R)C++ Redistributables on Intel (R)32を消すとクラッシュ、ハングアップが無くなりました。
情報ありがとうございます。
こういう、システムがらみのものを消さなくっちゃいけないバグって、色々不安になるのでほんとやめてほしいですね。
非常に助かりました。
我が家にある自作パソコン2台(それぞれ構成が違います)の内,妻が使用している方のパソコンがブログ主natsuki様の状況と同じで非常に困り果てていました。最近は,フリーズが頻発,ブログ主様ほどではないですがとりあえず通り一辺の方法を色々試してみましたがどれも解決せず2~3ヶ月,やっとこの情報に行き当たりました。 もっと早く知りたかった。(>o<)
Windows不安定化の原因なんて星の数ほどあるんでしょうが、ユーザーからすれば、こうやって少しでも情報を共有、蓄積していくしかないですからね。
記事がお役に立ちましたようで、何よりです。
はじめまして。
自分のPCは自作PCですが、3月にOSドライブと主なハードを入れ替えてwindows10を完全クリーンインストールしたところ、放置後に復帰させると、マウスのみやたらのんびりと動きましたが、他のキーは何も効かない状態になっていました。そのたびに再起動するというストレスのたまるPCとなってしまい困っておりましたが、こちらを見てVC++2010ランタイムを削除したところ、見事にフリーズすることはなくなりました。また、放置していると何故かロック画面になってパスワードを要求されていましたが、そちらについてもロックがかからなくなりました。いったい何のソフトを入れたらランタイムが入ったのかは気になりますが、とりあえず一安心です。本当に助かりました。ありがとうございます。
お役に立ったようで幸いです。
これは、普通に考えると関係があるとは思えないところが、厄介ですよね。
自分も全く同じ症状で、結果Windowsのアップデートで半強制的にインストールされていることも把握できました。
インストールに関しては、恐らく何かしらの対処法があると思うのですが、現状Microsoftに問い合わせ中です。(返事はありません)――Microsoftも軽いバグだと軽視している対応で、複数人での報告が必要だと思われます。お手数ですがご覧の方々に協力していただけると幸いです。
貴重な情報ありがとうございました。ビンゴでした非常に助かりました。
Windows 10 Enterprise
バージョン 1803 (OS ビルド 17134.706)
私も一週間ぐらい前からちょっと動き悪いと思っていたらどんどん動かなくなりChromeもすぐ応答なしになったりシャットダウンもままならないようになってしてました。もうパソコン換え時かと思ってましたがこちらを見かけてどうせ買い換えるのならダメ元でMicrosoft Visual C++ 2010をアンインストールしたら嘘のようにスイスイ動くようになりました。有益な情報本当にありがとうございました。
BTOパソコン買ってから、ゲームや動画再生中にフリーズと、その数秒間パソコンからジーっと変な音がしていて何が悪いのかわからず困っていました。
この問題のプログラム確かにプリインストールされていて、消してからいまのところフリーズが発生しなくなりました。
有益な情報ありがとうございました。
ただその異音がどこから出てきたのか気になります。
CドライブはSSDなんですけど。
ちなみにこのプログラムアンインストール中にも似た音がしてました・・・
治ったかと思ったんですが治ってませんでした。
動画再生初めに ジジジっと本体から音が。。。
音はヤバげな感じがしますね。購入直後からということだと、やはり初期不良の線が強いのではないかと思います。保証の効くうちに修理に出した方がよいかと。
初めまして。私も同じ症状を半年以上改善を試みていたのですがどうにもならず途方にくれていました。システムが半日すら持たないなど。ただ、ソフトウェアによっては1か月放置しても問題ないものもありました。特に酷かったのがブラウザです。メモリが満杯になったら急にほぼ全て解放されて操作を受け付けないとか、挙句メモリを使いもしないでフリーズとか。
Intelではなくamdを買ってしまったから最適化の問題なのかと考え、Intelも導入しましたが、全く同じ症状が出てしまったりと。某掲示板で解決策を募ったところ、システムとメモリ圧縮が問題なのではないかと言われ、ブラウザをたくさん開く作業でamd機で機能を切ったところ2週間でssdのtbwを超えるwriteがあったり、Intelではまともに動かなくなったりしました。
近日中にパソコンを一旦止めて作業してみようと思います。貴重な情報をありがとうございました。
windows10アップデートしてから、どのサイトを閲覧しても(応答なし)になってしまい困っていました。
書いてある通り実行したところ、症状が治まりました。
貴重な情報ありがとうございました。
私のPCも正にビンゴでした
貴重な情報有り難うございます
Pana CF-S10 を利用しており、Windows10へアップデートしたところまでは問題なかったのですが、
HDDからSSDにしたところ、プチフリが発生。
殆ど同じ経緯をたどっておりました。
ハードを疑ったり、LPMの対応もしたり・・・そこでこのサイトにたどり着き
2010の++Cが問題ということで試したところ、ビンゴでした。
私の場合、プチフリ&シャットダウンが正常に終わらないという症状だったので、大変たすかりました。
大変貴重な情報でした。
natsuki様
大変お世話になります。
(経緯)
昨2018年末頃、Windows7機(acer製ノートPC)に、Windows10を完全クリーンインストールし、その後ほどなく、内蔵HDDをSSDに換装(クローン化)しました。
ここ数カ月、本記事冒頭と同様の「突然の完全フリーズ<解決方法:電源ボタン長押の強行のみ>」というトラブルが頻発するようになりました。
訳が分からず放置していましたが、もうこれ以上電源ボタン長押の強行は避けたいので、調べていたら、貴ブログに辿り着きました。
(処置)
昨日(8/27)深夜、貴ブログを参考に、VC++2010×64、同×86をアンインストールしました。
今のところ、このトラブルは発生していませんから、ビンゴ!だったと思いたいです。
(本当にありがとうございました)
また、画像や映像関係の再生や加工で不具合は出ていません。
(新たな問題)
●ただ、下記のような警告メッセージが、頻繁に画面に出てくるようになりました。
その都度これを無視して(「×」して)警告を消していますが、正直、コレは嫌なものです。
何か、解決方法はありますでしょうか?
勝手な照会で申し訳ございません。
(記)
(警告メッセージ)
「VCOMP100.DLLが見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決することがあります」
以上、照会いたします。
想像以上に皆様同じ問題で苦しんでいらしたようで、これだけお役に立てればなによりのことです。記事を書いたかいもあります。
>シェルティのパパ様
ググると、VCOMP100.DLLはMicrosoft Visual C++ 2010の一部のようですね。もともとMicrosoft Visual C++ 2010が、レガシーなソフトなど、標準のWindowsシステムで動作しないソフトを動かすためのものですから、なんかしら、Microsoft Visual C++ 2010抜きでは動かないソフトがあって、そのため警告メッセージが出ているのだと思います。常駐している、もしくは、メッセージ表示時に稼働しているソフトをかたっぱしからチェックしてみるしかないでしょう。あとは見つかったソフト次第だと思います。まったく使えないのか、部分的に機能しないのかなどなど。
完全フリーズで、「復元」を試しましたが回復せず、こちらを拝見しました。
Microsoft Visual C++ 2012 Redistributable (x64) & (x86)
が入っているもので、アンインストールを試すも、長時間かかって完了せぬままフリーズの繰り返し。
この挙動不審は、このソフトが怪しそうだという印象です。
良い情報をいただいたと思いながら次に試すは初期化かな?
訂正です。
削除はできました。変更→削除の流れでひと手間入れると可能でした。
で、結果は1時間以上経ちましたが、今のところ正常稼働に見えます。
ありがとうございます。
natsuki様
大変お世話になります。
早速のコメント、ありがとうございます。
●確かに「超レガシー」な画像ソフト(大昔から愛用の「Microsoft Photo Editor」2000年版<!>。これは現在も優れもの)を敢えてインストして活用しているので、このせいで警告表示がでるのかも知れませんね。(でも、この画像ソフトは現在も問題なく動作していますが・・・)
警告表示どおりに、これを再インストしてみますかな・・・。
●昨年暮れ、Windows10のクリーン・インストールをしましたから、他には「レガシー」なソフトはないはずですが、YOUTUBEのDLソフトやら、諸々の映像関連のフリーソフトをインストしていますから、それが下記警告の原因かも知れませんね。
(でも、これらのソフトも現在問題なく動作しています)
●末尾の警告表示は、PC起動時に必ず出ますが、その表示フレームで「OK」をクリックしてしまえば、その後は、幸い出て来ません。(今のところ・・・)
慣れてしまえば、このままでOKかなー。
●ご指導下さった「VC++2010×64、同×86のアンインストール」から、今日でまる2日経ちましたが、
問題のフリーズは再発していませんから、このアンインストールは「ビンゴ!」だったと思いたいです。
natsuki様には、感謝、感謝です!
(記)
(警告メッセージ)
「VCOMP100.DLLが見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決することがあります」
natsuki様
「VC++2010×64、同×86のアンインストール」から、10日以上経ちました。
末尾の警告表示(PS起動時のみ)以外は無事に過ごしました。
しかし、
●昨晩(9/7)、再度、「突然の完全フリーズ<解決方法:電源ボタン長押の強行のみ>」が発生しました。
それは、音楽のストリーミング再生サイト(NAXOS)に入っている時(全部で60分掛る曲の再生中の終わりごろ)でした。
●以前も、このサイトでストリーミング中にフリーズがありましたが、週末夜で、ネット回線や、このサイトのサーバー(?)が混み合う時間帯だったせいで、このサイトとのコンタクトが途切れてしまったせいかも知れません。
●通常のPC作業中のフリーズが再発しないことを祈っています。
なお、今朝(9/7)のPC起動直後には、不思議と、末尾警告が出ませんでしたので、アプリ設定画面を確認しましたが、VC++2010×64、同×86はアンインストールされたままです。(Windows10のアプデで、勝手に、VC++2010×64、同×86が再インストールされたわけではないようです)
(記)
(警告メッセージ)
「VCOMP100.DLLが見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決することがあります」
スクリーンロックや休止、スリープ後のフリーズに2週間以上悩まされ続けましたが、こちらの情報の通り、「2010 再頒布可能パッケージ」をアンインストールところスッキリ解消しました。ありがとうございました!!!
同じ症状で違う原因で解決した事例をお知らせします
製品:Symantec Endpoint Protection 14.2 RU1
原因:Symantec製ドライバ「SRTSP64.SYS」 の処理の問題
対処:リアルタイム検索を停める
自分も治りました。本当にありがとうございました。
こんにちは。
全く同じような症状で困ってます(今まさにその状態…)。
私の症状は3ヶ月くらい前から出るようなったんですが、スクリーンがブラックアウトしてしまい、しかしスリープモードに入るわけではなく、電源が入ったままブラックアウトした状態でキーボードやマウスなどの入力に全く反応しなくなってしまいます。
この状態になった時は、いつも電源ケーブルを外してUSBから色んなデバイスを充電して、ひたすらPCのバッテリーが空になるのを待ちます。
機種は、VAIO VJS131C11N です。
同じ症例と解消方法ご存知ないでしょうか…
ランタイムに依存していた原因アプリが動かなくなっただけでランタイムが自発的にメモリに読み込まれるわけねーじゃん
SSDに換装後、なぜか不定期にフリーズが起こり困っていました。
VC++2010のx64x86をアンインストールしてみましたところ無事に解決できました。
数週間様子を見ましたが、嘘のようにフリーズがなくなりました。ありがとうございます。
ただVC++2010はAdobeCS6郡でどうしても利用するので、泣く泣くHDDに戻して利用しています。
いまだ、助けになっている事例があるようで何よりです。
なぜそうなるのかがわからないところが不気味ですが、ストレージとの相性にもよる???
今更ながらですみませんが、いささんの事例は、ちょっと解決策の心あたりがありません。
記事にあったMicrosoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージのアンインストールをしてみて一時期解決したようだったのですが、最近また同じ症状が出て元に戻ってしまいました。。
この症状と共存していくしかなさそうです
2020年9月1日以降,自作PCのWindows10で似たような症状(放置しているとフリーズが起こり,強制的に再起動してもOS起動後数秒から1分ほどでフリーズ)が出るようになり,色々試しても解決しなかったのですが,この記事を見つけダメ元で「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」をアンインストールしたところ解決しました。
大変有用な記事ありがとうございました。
余談ですが日常的に利用していたソフトに上記パッケージが必要なため,しばらくしたら再インストールしてみようと思っています。
この記事に助けられました。深く感謝します。
私のPCはここ1か月ぐらいから、アプリを問わず使用中に突然フリーズするようになりました。ブルースクリーンにはならず画面が停止します。
こちらとはやや症状が違うみたいですが参考にしてみます。
当方Windows10 にて1時間に4回の頻度でブラウザ操作、エクスプローラー操作 あらゆる操作をきっかけに不意をつかれたように「フリーズ」が発生していました。
まったく途方にくれていました所、貴サイトを拝見し「VC++2010×64、同×86のアンインストール」を実施後、まるで「フリーズ」事象が嘘だったかのように解消し、ストレス無く再びパソコンを利用できるようになりました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
ずっと不快だったフリーズが解消されました。ありがとうございました。
いまだにこの記事が多くの方に役立っているようで良かったです。
結構基本的なバグのような気もするのですが、これだけ大型アップデートを重ねていても、なかなか消えないものですね。
ありがとうございました。
パソコンを少し放置するとフリーズしてしまい
マウスも全く反応しないので困ってました。
Microsoft Visual C++ 2010を削除して再起動し
しばし放置で様子見してましたが完全に直ってました。
ありがとうございました♩
起動後、2分くらいでフリーズするため、藁をもすがる思いでMicrosoft Visual C++ 2010を検索。私の場合このファイルが無くて、Visual C++ 2013と言うのがあったのでアンインストールボタンポチ。修復?アンインストール?と来たのでアンインストールをポチ! 見事に回復しました。久しぶりPC動かせて感激です。ありがとうございました。。
突如頻発するようになりどうやっても直らなかったフリーズが、
この記事通りの対応で一発で直りました。誠にありがとうございました。
私の端末はThinkPad X1 Yoga(2019)、Windows 10です。
(なお、私の場合セーフモードでは症状が消えませんでした)
つい最近、プチフリーズするようになり、困っていました。
セーフモードではフリーズしないので、ソフト面が原因だろうと思いますが、それから何をすればいいのか途方に暮れていました。
VisualC++2013をアンインストールしたら、いまのところフリーズは起きなくなりました。
ありがとうございました。
(Windows10.32bit.Corei5.SSD240GB.4GB.自作機)
理由は分かりませんが、「VC++2010×64、同×86をともにアンインストール」したところ、確かにフリーズしなくなりました。ありがとうございます。
こちらの記事通りアンインストールしたらフリーズしなくなりました。
かなり困っていたのでとても助かりました。
ありがとうございますm(_ _)m
最近になって同じ現象が頻発しました。
電源の設定やらなんやらを変更してみましたが効果なし。いよいよOSの再インストールか というところでこの記事にあたりました。
結果は嘘のように元通りになりました。
ありがとうございました。
残念
また再発しました。。。
自分も再発しました。悲しいなぁ
資格情報マネージャーを削除し、最初から育てる様に登録しては如何でしょうか。