新年あけましておめでとうございます。かのあゆです。昨年も様々なガジェットに出会うことができた一年となりました。今年も読者の皆様に少しでも参考になる記事を提供できれば幸いです。今年も一年よろしくお願いいたします。
1.昨年を振り返って
昨年はOppoが日本のスマートフォン市場に参入し、わずか1年の間で安価なミッドレンジモデルから格納式カメラを採用したフラッグシップモデルまでそろえてきたのが印象的でした。Oppoに関しては国内で即日修理が可能なサポートセンターを今月から展開し始めるということもあり、日本市場にかなり本気で取り組んでいることがわかります。
参入以前はグローバル市場では知名度のあるブランドであったものの、日本国内ではマイナーな中華メーカーの一つという印象だっただけに、短期間でここまで端末の販売環境を整備してくるとは本当に予想ができませんでした。今年もOppoのリリースする国内端末に期待したいところです。
一方で以前から日本に参入していた中華スマートフォンメーカーのZTEが米政府からの制裁により製品の販売を禁止され、日本国内でもSIMフリーモデルのみならずドコモがキャリアで展開している「M Z-01K」や「MONO MO-01K」なども含め製品アップデートが中断されるなどの影響を受けました。
現在はZTEへの制裁が解除されたことにより、日本国内での各種アップデートも再開されていますが、昨年末には新たに米国でZTEと日本でも積極的に端末をリリースしているHuawei製品を排除する流れになってしまっており、日本国内でも基地局製品を排除する方針を固めるなど、新たな問題が起きてしまっています。
Huaweiに関しては一部メディアが「端末を分解したところ、ハードウェアやソフトウェアに余計なものが見つかった」とする報道に反論するプレスリリースや新聞広告を掲載していますが、このまま排除の方向に進んでしまうと日本国内向けのコンシューマー向け端末展開にも影響されそうな雰囲気になってきてしまっています。
Huaweiは以前から国内向けにSIMフリースマートフォンを積極的に提供しており、今年もグローバルモデルはすでに発売済みとなっている「nova 4」や新「P」シリーズの発売が控えているだけに端末販売撤退という事態にはなってほしくないところですが…
今年は新しい通信規格である「5G」に対応した製品や新ハイエンドCPU「Qualcomm Snapdragon 855」を搭載したスマートフォンが各社から展開され、GalaxyやXperiaなども新モデルを投入してくるでしょう。これらの新製品には期待したいところです。
2.中華スマートフォンについて
昨年も様々な中華スマートフォンをレビューさせていただきましたが、2017年以前と比べると各メーカーともに品質がかなり向上してきた印象です。
特に2018年後半のミッドレンジクラスになると「Helio P23、RAM4GB、ストレージ64GB、無線充電搭載」というスペックが標準になってきました。
またUlefoneやUMIDIGIなど一部のメーカーに関してはB19に対応するなど技適を取得すればそのまま日本でも販売できるような端末もリリースしており、実際にUMIDIGI One Proに関してはテスプロが「Mayumi World SmartPhone U1」として、ほぼそのままの仕様で技適を取得して販売しているため、今年もこういった形で中華スマートフォンが日本国内で正式に販売されることが多くなるかもしれません。
以前は中華スマートフォンやタブレットといえば質感が悪く、有名メーカーのデッドコピー品というイメージが強かった印象ですが、特に昨年レビューした端末に関してはどれも完成度が高く、確実に完成度は上がってきていると感じました。
すでにディスプレイ内蔵指紋認証センサーなどを搭載したモデルもUMIDIGIから発表されており、またMediaTekがHelioの新シリーズを発表していることから、今年も面白い中華スマートフォンがたくさんリリースされそうで楽しみなところです。
3.まとめ
今年も様々なガジェットの発表が予想され、中華ガジェットもさらにスペックの向上が予想されることもあって、いろいろと楽しみな1年になりそうです。
私的な話をしてしまうと昨年はメイン端末やサブ端末の入れ替えが非常に激しい一年となり、あまり同一の端末を長期間使ってあげられなかったので、今年はメイン端末に関しては昨年末に乗り換えているGalaxy Note8 SC-01Kを使ってあげたいと思っています。
とはいっても今年もGalaxyやXperiaの新フラッグシップが投入されるでしょうから、発表されたらかなり悩ましいことになりそうではありますが…(汗