
先日、腕時計を購入しました。スマートウォッチではなく、「普通の腕時計」で、「CASIO PRO TREK PRW-35Y-2JF」という製品です (楽天 / Amazon)。この製品については少し使ってみた後で実機レビュー記事を掲載する予定なので詳細の説明は控えますが、「電波受信機能、ソーラー充電、トリプルセンサーによる気圧計/高度計/温度計/コンパス機能/オートLEDライト」を搭載する、アウトドア系の腕時計です。3年ほど前に始めたキャンプがいよいよ楽しくなってしまい、たぶん今年は20回くらいは出かけるつもりなのですが、今回の腕時計購入はキャンプで活用したいというのが主目的です。
ちなみに私、スマートフォンが普及する前、ガラケーの頃から腕時計を使うのをやめています。ガラケーにせよスマホにせよ、画面を点灯すれば時刻が表示され、時間を確認できますし、実際腕時計がなくて困った記憶はほとんどありません。しかし、キャンプ場ではテントの設営中などスマホを取り出しにくい場面があるのと、そもそもキャンプ場では (日頃スマホ漬けになっているので) スマホを遠ざけたい気持ちもあり、アウトドアで便利な機能のついた腕時計を「20数年ぶりに」購入した次第です。
目次
1. なぜスマートウォッチじゃないのか?

中国メーカーの低価格なスマートウォッチ、OUKITEL BT10
数年前くらいまではスマートウォッチを何台も実機レビューしています。それらのほとんどは中国メーカーの比較的安価な製品だったので、Apple Watch やHUAWEI Watch、Xiaomiのスマートウォッチなどの値が張る、あるいは有名メーカーの製品は試したことがありません。
これらの経験を踏まえ、「自分にはスマートウォッチは向かない」と考えています。もちろんスマートウォッチの効能、特に健康管理機能が非常に充実していることは理解していますし、私の知人・友人でもスマートウォッチを活用している人はたくさんいます。
「自分には向かない」と考えている主な理由は下記の通り。
・バッテリー駆動時間が短い
・あまりにも多機能で、一生使いそうもない機能も少なくない
・活用するにはスマホとの連携が前提
・健康管理機能を活かすためには就寝時も装着が必要
私も年齢が年齢なので、スマートウォッチの健康管理機能を活用すべきだとは思うのですが、「寝ている時まで腕時計はしたくない」という思いが強いです。ただ、そうなるとスマートウォッチの購入理由がかなり薄れてしまいますし、その上頻繁に充電する必要があったり、データを確認するためにスマホをみたり、といったことが煩わしく感じられてしまいます。このあたりは人それぞれ、異なる印象をお持ちのことと思いますが、少なくとも私には「めんどくさい」です。
2. スマートウォッチは「時計」ではなく健康管理デバイス
ウインタブ読者には釈迦に説法のような気もしますが、ここでスマートウォッチの主な機能について見てみたいと思います。まず、スマートウォッチの主な機能として挙げられるのは下記です。
・健康管理機能 (心拍、血中酸素濃度、体温測定、ストレスモニタリング、睡眠モニターなど)
・フィットネス管理 (歩数計、カロリー消費、100種類以上のスポーツモード)
・通知確認 (電話やLINE、各種SNS)
・SUICAやPASMOなどでの決済
個人的には何と言っても健康管理機能かな、と思いますが、駅の改札でスマートウォッチで入場する人もよく見かけますし、スマホをバッグに入れているときなどは通知機能も便利ですよね。
スマートウォッチは見た目は腕時計ですが、単なる時刻表示デバイスではなく、「ウェアラブルデバイス」と考えるべきでしょう。その意味では私が購入した腕時計とは「見た目以外は全然別物」と言っていいと思います。
3. スマホに依存しない「道具」としての時計
GPSや高度計などを備えたアウトドアウォッチやスポーツウォッチは以前から存在します。しかし、一般にスマートウォッチと呼ばれる製品はスマートフォンと連携して通知や健康管理などの機能を持つものを指すことが多いと思います。
以下、私がスマートウォッチではなく、「普通の時計」を選んだ理由を書きます。
・健康管理機能
自分にとって「あると便利で安心」な機能だと思うが、就寝時にスマートウォッチを身につけるのには抵抗がある
・フィットネス管理
現在取り組んでいるスポーツはなく、またフィットネスも行っていない。これから行うとしてもスマートウォッチのお世話になるようなレベルのフィットネスにはならないと思う。
・通知機能
移動中は基本的にスマホをズボンのポケットに入れているので、通知 (バイブレーション)に気づかないことは少ない。また、通知の量は他の人よりも少なく、キャンプ中でもせいぜい1~2時間に1回くらいスマホを確認すれば十分。
・決済機能
上に書いた通り、移動中でもスマホをすぐ取り出せるので、あえて時計で決済する必要性を感じない。
腕時計購入にあたり、私が欲しいと思った機能は「電波時計 (電波による時刻合わせに対応する時計)であること、文字盤が見やすいこと、気圧や温度を確認できること、ソーラー充電に対応していること」です。一方でスマートウォッチの多くの機能にはあまり必要性を感じず、健康管理機能には関心がありましたが、ずっと腕につけておくのに抵抗がありました。それと、バッテリー持ちですかね。
4. スマートウォッチが合わない人もいる

ファッションアイテムとしても通用するApple Watch SE 3
ウインタブというサイトを運営しながら「スマートウォッチが苦手」と書くと「何をいまさら!」と言われそうですが、実際のところ以前からちょっと苦手意識があり、最近は製品レビューを辞退していますし、その前はライターさんにレビューしてもらうことが多かったです。
この記事はスマートウォッチを批判したり、スマートウォッチを愛用している人を批判したりといった意図は全くありません。また、個人の嗜好と記事づくりは別物なので、この先もウインタブでは面白そうなスマートウォッチが発売されれば製品紹介記事を書きたいと思っています。
ただ、「スマートウォッチが苦手な人」もいますよね。そういうことなら、「普通の時計」でいいんじゃないか、と思います。私も今回の買い物にあたり、「スマートウォッチにすべきかな…」なんて考えてしまいましたけど。
最後に私の2人の娘との話の内容をお伝えします。2人ともスマートウォッチは使っていませんが、スマートウォッチ (というか20代の女性ということもあり、ほぼApple Watch)を使っている友人が何人かいるそうです。で、その友人たちがどのくらいApple Watchを使いこなしているかというと「機能豊富なのは理解しているが、基本『ファッションアイテム』」とのことです。まあ、みんながみんな、ガジェット好きじゃないですしね。小難しい話をするより「自分が稼いだお金で買うんだから、それでいいんじゃない?」と思いました。
5. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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