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緊急!自治体の自粛前の駆け込み特集、ふるさと納税でパソコンや周辺機器を手にいれよう(2018年版・natsuki)

ふるさと納税(2018年版)
こんにちは、natsukiです。何かと物議をかもす「ふるさと納税」。例年、私は年末調整の書類をもらってから考えているので、11月から12月に申し込むんですが、今年は、この10月いっぱいで返礼品を見直すという自治体が多いようです。原因はもちろん、例の総務省との追っかけっこですね。個人的に思うところは色々ありますが、その是非はここでは問いません。ともあれ、今回は急ぎ、目についた返礼品のうち、パソコンや周辺機器で面白そうな返礼品を紹介していみたいと思います。あくまで、いろいろ見ていた中で気付いたものですので、網羅的なものではないことはご承知おきください。

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1.「ふるさと納税」について

ふるさと納税の返礼品紹介記事を書くのも、今回で3回目となりました。毎回、細かい説明をするのもなんなので、制度の概要に関しては前回前々回の記事に譲ります。

ただ、前の記事との繰り返しにはなりますが、以下3点だけは、記事を読む前にあらためてご確認ください。

まず、1点目。「ふるさと納税」の制度や手続などについては、必ず、各自で総務省および対象の地方自治体、お住まいの地方自治体などで詳細を確認してください。同じふるさと納税まとめサイトを通していても、納税(寄付)方法が異なる自治体もあったりします。なにかと、それなりに面倒な制度ではありますので、よく理解した上で行ってください。「ふるさと納税」を行ったことによって発生しうる一切の損失について、natsuki、ウインタブともに責任を負いかねます。

2点目。はじめにも述べましたように、今回は年末前にラインナップが大きく変わりそうという情勢があります。おそらく、みんなこの時期に駆け込みでふるさと納税を行うと思いますので、品切れなんかも続出することと思います。申し込む際には、必ず最新情報をチェックしてください。

3点目。建て前だろうがなんだろうが、「ふるさと納税」の理念は、なんといっても対象の自治体への「愛」です。繰り返し述べていますが、私がふるさと納税についての記事を執筆しているモチベーションは、私自身がお世話になった徳島県徳島市への想いです。今年の徳島市は、阿波踊りがらみで実に情けない醜態をさらしてしまいました。しかし、阿波踊りのグループ「連」を構成するのは、地域や同業など、まさにふるさと納税に出品するような中小事業者が中心です。私自身、かつて吉野川の河口堰をめぐって揉めたときには、市民運動に多少関わりました。そこには、いかにも日本の田舎らしい利権やメンツの争いがある一方、本当に地域のために考え、努力している人々がいます。ふるさと納税の制度が、少しなりともそういった方々の力になることを願ってやみません。たとえ返礼品が主な目的でも、ふるさと納税をきっかけに、地方の文化・経済に少しは思いを馳せていただければ、記事を書いた甲斐があったというものです。

2.ふるさと納税まとめサイトをブックマーク

ふるさと納税(2018年版)
ふるさと納税(2018年版)
ふるさと納税の返礼品を探すときに便利なのが、まとめサイト。特に「ふるなび」「ふるさとチョイス」は、各自治体の受け付け窓口も兼ねているので、必ずブックマークしておきましょう。同じ自治体でも、まとめサイトが違うと、掲載返礼品も違うということには要注意です。特に、今回の記事で採りあげるような電化製品の場合、両方のサイトに載っているということはまずありませんので。

ふるなび
ふるさとチョイス

3.周辺機器その他

パソコンの周辺機器や、その他ガジェットで、面白そうなものを紹介してみます。パソコン本体よりも寄付額が少なめの場合が多いので、手軽かと思います。

徳島県徳島市「木製無線スピーカー」

ふるさと納税(2018年版)
ということで、なにがなんでも紹介にねじ込んでおきます。徳島県徳島市から、Bluetooth(有線もOK)スピーカーです。私も愛用しています。サイズが小さい分、MAX音量が小さいのでアウトドアや広い部屋には向きませんが、デスク上のスピーカーとしてはオールマイティーに活躍できますよ。

スピーカーは、ふるさと納税のなかでもけっこうメジャーなジャンルで、複数の自治体がラインナップに加えています。が、製品の性質上、どこも「その自治体ならでは」という個性の見えにくいジャンルでもあります。その点、このスピーカーは、ちゃんと徳島ならではの工芸を活かしています。スピーカーのランクも、寄付額25,000円から80,000円までピンキリで揃っていますので、寄付しやすい価格のものでどうぞ。もちろん、お勧めは、しじら織りをあしらったタイプのものです。

徳島市ふるさと納税特設サイト
ふるさとチョイス:徳島県徳島市「工芸品・装飾品」カテゴリ

静岡県藤枝市「ポメラ」などキングジム製品

ふるさと納税(2018年版)
ふるさと納税(2018年版)
静岡県藤枝市は、例年、テプラなどのキングジム製品をラインナップしていますが、今話題の、電子ペーパー搭載、ポメラシリーズ最新作の「ポメラ DM30」もラインナップに加わりました。電子ペーパーのクセがどうも…… という人には、液晶の前機種「ポメラ DM200」も引き続きラインナップされていますので、こちらをどうぞ。藤枝市は、この他にも小物の電化製品を多くラインナップしているので、そのユニークさは一見の価値がありますよ。金の延べ棒USBメモリとか(笑) カテゴリが散らばっているので、ちょっと探しづらいですけど。

藤枝市HPふるさと納税ページ
ふるさとチョイス:静岡県藤枝市「ポメラ DM30」
ふるさとチョイス:静岡県藤枝市「ポメラ DM200」
ふるさとチョイス:静岡県藤枝市「ゴールドインゴット USBメモリー」
ふるさとチョイス:静岡県藤枝市

宮城県多賀城市「スマートスピーカー」「ロボット・プログラミング学習キット」などソニー製品

宮城県多賀城市は、ソニー製品を中心に、電化製品を多数ラインナップしています。中でもユニークなのを2点、とりあげてみます。

ふるさと納税(2018年版)
ひとつは、話題のスマートスピーカー。ふるさと納税って、こういう、新しくて自前で買うのは躊躇するような製品を、試しに手に入れてみるいい機会だと思うんですよね。寄付額も60,000円と、それなりになんとかなる価格。

ふるさと納税(2018年版)
もうひとつは、ロボット・プログラミング学習キット。お子さんのいる家庭用にはもちろん、大人も楽しめるプログラミングキット。ネックは、寄付額が120,000円と高額なことか。

この他にも、ソニー製デジカメ、テレビ、ウォークマン、シャープ製ロボット掃除機などもラインナップされているので、注目です。あ、フェイス用美容器もありまっせ(笑)

多賀城市HPふるさと納税ページ
ふるなび:宮城県多賀城市「ソニー スマートスピーカーLF-S50G」
ふるなび:宮城県多賀城市「ソニー ロボット・プログラミング学習キットKOOVアドバンスキット」
ふるなび:宮城県多賀城市「ヤーマン フェイス用美容器」
ふるなび:宮城県多賀城市「電化製品」カテゴリ

大阪府熊取町「ボーズ SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」などBose製品

ふるさと納税(2018年版)
最近注目を浴びるようになってきた「肩掛けスピーカー」ですね。天下のBose社製で、このサイズなので、音質は十分でしょう。さすがに、寄付額は120,000円とそれなり。この他にも、Bose社製スピーカーが充実しています。無線イヤフォンとかなら、寄付額も現実的かな。

熊取町では、ダイソンの各種製品やルンバなど、お掃除電化製品も充実していますので、その辺に興味のある人もラインナップをチェックしてみてください。

熊取町HPふるさと納税ページ
ふるなび:大阪府熊取町「ボーズ SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」
ふるなび:大阪府熊取町「その他電化製品」カテゴリ

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神奈川県海老名市「折りたたみ式無線キーボード」「全方位デジタルカメラ」など

神奈川県海老名市は、小物の電化製品を多くラインナップしていますが、他にはないものが多く、要チェックです。

ふるさと納税(2018年版)
ふるさと納税(2018年版)
例えばこれ。折りたたみ式Bluetoothキーボードです。モバイルバッテリーとかイヤフォンとかは、いろんな自治体がラインナップしているんですが、キーボードって案外ないんですよね。オウルテック社製で、キーピッチ17mmのコンパクトタイプが、寄付額18,000円、キーピッチ19mmのものが、寄付額23,000円となっています。色も、白黒選べて、下のリンクはブラックのものですが、ホワイトもあります。

ふるさと納税(2018年版)
それから、昨年も紹介しました、全方位カメラ。VR動画とかの撮影用に。下のリンクはホワイトですが、カラーバリエーションはかなり豊富にあります。全方位カメラは、他に神奈川県厚木市などもラインナップしているようで、海老名市が唯一というわけではなくなりましたが、やっぱり珍しい。

海老名市HPふるさと納税ページ
ふるなび:神奈川県海老名市「ワイヤレスキーボード OWL-BTKB6401-BKSG」
ふるなび:神奈川県海老名市「ワイヤレスキーボード OWL-BTKB7801-BKSG」
ふるなび:神奈川県海老名市「全方位・ハイスペックデジタルカメラ<RICOH THETA SC」
ふるなび:神奈川県海老名市「電化製品」カテゴリ

岐阜県七宗町「キントーン バランススクーター」

ふるさと納税(2018年版)
岐阜県の七宗町と書いて「ひちそうちょう」と読むそうです。これはウインタブの守備範囲とはちょっとズレるような気もしますが、面白すぎるんで紹介してしまいます。セグウェイみたいなやつ。乗っかって、傾けると走るやつです(我ながらヒドイ説明だ)。色は下のリンクは「オールブラック」ですが、他にも「カーディナルレッド」「カモフラージュ」「シルバー」「ピンク」「ブルー」から選べます。寄付額は114,000円。なお、カテゴリをたどると、「雑貨・日用品」の中で、カラーによって「玩具」になっていたり「その他」になっていたり定まっていないので、探すのがちょっと大変。キーワードで検索かけた方が早いと思います。

ふるさと納税(2018年版)
笑えるのはコレ。別寄付(22,000円)のオプション「キントーンギア」で、三輪車に早変わり。ちなみに、このギミックを付けようが付けまいが、もちろん公道では走れませんので、ご注意を。

七宗町HPふるさと納税ページ
ふるさとチョイス:岐阜県七宗町「キントーン バランススクーターオフロードモデル(オールブラック)」
ふるさとチョイス:岐阜県七宗町「キントーンギア」
ふるさとチョイス:岐阜県七宗町「玩具・その他」カテゴリ

多数の自治体がラインナップしているもの

この他、「イヤフォン」「ヘッドフォン」「スピーカー」「モバイルバッテリー」あたりは多くの自治体がラインナップしています。いずれも、かなり寄付額が低いものからラインナップされているので、これらを買おうかなと思っている人は、とりあえずふるさと納税をチェックしてみるとよいですよ。

4.返礼品でパソコンが手に入る自治体

おそらく、総務省に最も目の敵にされている品目です。なので、かなりラインナップの変動は激しそうです。最新情報の確認を怠らずに。

神奈川県綾瀬市「raytrektab DG-D08IWP」

ふるさと納税(2018年版)
やっぱり、ウインタブ的に最大の注目はこれでしょう。ドスパラ製品を返礼品にラインナップする神奈川県綾瀬市から、ついにドスパラのワコム製デジタイザー搭載Windowsタブレット「raytrektab」がラインナップされました。寄付金額が150,000円とそれなりなのは、仕方のないところです。

綾瀬市HPふるさと納税ページ
ふるなび:神奈川県綾瀬市「raytrektab DG-D08IWP」

神奈川県大井町「NEC」

ふるさと納税(2018年版)
神奈川県大井町市では、NECの製品をラインナップしています。特にandroidタブレットは、8インチが寄付額72,000円、10インチが108,000円と、比較的低額でラインナップされています。この寄付額なので、当然、性能は最低限のエントリースペックとなりますが、入門機としては悪くないんじゃないでしょうか。ちなみに、ここでラインナップされている8インチ機種の前世代のTE508/S1Wは、我が家でも使っていまして、子供向けのタブレットとしてまだまだ現役です。スペックは低いので無理はできませんが、堅牢性、安定性は子供向けに最適です。なお、寄付額300,000円~500,000円台には15.6インチノートブックやデスクトップPCもラインナップしています。

大井町HPふるさと納税ページ
ふるなび:神奈川県大井町「NEC製 8インチタブレット(PC-TE508HAW)」
ふるなび:神奈川県大井町「NEC製 10インチタブレット(PC-TE510HAW)」
ふるなび:神奈川県大井町「電化製品」カテゴリ

長野県飯山市「マウスコンピューター製パソコン」シリーズ

ふるさと納税(2018年版)
マウスコンピューターの工場がある長野県飯山市は、例年、マウスのパソコンを幅広くラインナップしています。前には「パソコン組立体験」なんてのもありました。今年の注目品は、画像の12.1インチタブレットだと思うんですが、いかがでしょう。キーボードも付いてきます。寄付額は150,000円。このくらいのスペックのタブレットPCなら、寄付額もべらぼうな高額ではないので、全額控除は無理でも、ある程度は純粋に寄付するつもりで申し込むのもアリだと思います。また、高額寄付での、ゲーミングデスクトップとかもあります。

飯山市HPふるさと納税ページ
ふるなび:長野県飯山市「マウスコンピューター 12型2in1タブレットPC「MT-WN1201E-IIYAMA(キーボード標準セット)」
ふるなび:長野県飯山市「パソコン・パソコン用品」カテゴリ

長野県安曇野市「ソニー VAIO」シリーズ

ふるさと納税(2018年版)
こちらも、ソニーの工場があることからふるさと納税では定番となった安曇野市のVAIOシリーズ。今年の返礼品の中では、画像の13.3インチフリップモデルが注目です。もっとも、寄付額は500,000円ですけどね~

安曇野市HPふるさと納税ページ
ふるなび:長野県安曇野市「VAIO Z フリップモデル」
ふるなび:長野県安曇野市

5.まとめ

はじめに書きましたように、近々ラインナップの変わる自治体も多そうです。例年なら、年末までじっくり考えたいところですが、今年は状況を確認して、狙ったものがある場合は早めに申し込んだ方がいいでしょう。

また、せっかくなので、こういったパソコンや周辺機器を探すついででも、各自治体が他にどんなものをラインナップしているか見てみてください。各地域に、食品から工芸品まで、いかに多様な特産品があることか。そこには、グローバルワイドなAmazonなどとは、ある意味対極な世界が広がります。ときには、生まれ育ったふるさとの知らなかった産業にも巡り会ったりします。これも、文化発信のひとつの形ですよね。

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