2024年も残りわずか、いろいろなPC・スマホ・タブレットを購入したりレビューしていて、どれも印象に残っているのですが、その中でも特に気に入ったものをいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
1.ThinkPad X1 Carbon Gen 9
今年一番印象に残ったガジェットはなんといってもこれです。もともとX1 CarbonはThinkPadのフラッグシップモデルということで憧れていましたし、Gen 4、Gen 5、Gen 6を所有していたこともありましたが、8月にたまたまジャンク品として約3万円で販売されていたGen 9を購入したところ、メーカー保証が2025年4月まで残っていたため、破損していた外装やスピーカーをメーカー修理に出し、「ほぼ美品に近い」コンディションになってしまいました(レノボの保証制度は所有者が変わっても保証期間内であれば各種サポート・修理対応を受けられます)。
近年販売されているThinkPadはユーザーが後からメモリを増設することが出来ないモデルが多くなってしまいましたが、かのあゆが購入した個体はRAM 16GBと生成AI関連の処理を行わないのであれば余裕のある構成だったので、そういう意味でもお得だったと思っています。
気に入ってしまったのでSSDを256GBから1TBに増設してしまいましたし、オンサイト保証の延長も真面目に検討しています。
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2.Xiaomi 13T
メイン端末として愛用していたROG Phone 5sが故障してしまったため、急遽購入したXiaomi 13Tも気に入っています。
ウインタブでも2021年発売のXiaomi 11T、2022年発売のXiaomi 12Tの実機レビューを担当していたので、「Pro」ではない無印モデルも性能がいいのは把握していたのですが、発売から半年しかたっていなかった3月の時点で中古白ロムの価格が約4万円台まで下がっていたのを見たときは驚きました。
SoCのDimensity 8200-UltraもROG Phone 5sに搭載されていたSnapdragon 888+とほぼ同等の性能を有しているのでゲームプレイも含め快適ですし、Xiaomi 13Tシリーズの時点ではまだ日本国内向けモデルのみLeicaブランドを関することが出来なかった関係で独自のカラーフィルターは利用できなかったものの、XiaomiとLeicaが共同で開発したチューニングのおかげでカメラもきれいに撮れ、心底購入してよかったと思っています。
すでにXiaomi 14Tもau・UQ Mobileから販売されています。最初から一括販売価格が安い上にLeicaによるカラーフィルターやXiaomi独自のAI機能が利用できるようになっていて魅力的なのですが、AI機能は今後のアップデートでXiaomi 13Tでも利用できるようになりそうですし、特に不満はないので今のところ乗り換える予定はありません。
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3.Blackview OSCAL TIGER 13 5G
「中華スマホのクオリティはここまで良くなったのか!」と驚かされたのがBlackviewから「OSCAL」ブランドで販売しているTIGER 13 5Gです。
独自のカスタムUI「Doke OS」を採用し、日本でもSNSなどで積極的にプロモーションを実施するなど頑張っている印象が強かったのですが、OSCAL TIGER 13 5Gは端末の性能、筐体の品質、カメラの画質が国内で販売されている大手メーカーの製品と比較しても劣らないレベルになってきたと感じています。
初期ファームウェアでは電話アプリからコマンドを入力してエンジニアモードを起動した上で設定を変更しないと一部キャリアでVoLTE・音声通話が利用できない(やり方についてはこちらの記事をご参照ください)、テザリングが不安定など、大手メーカーの製品と比較するとどうしても通信周りで検証不足な点も見受けられますが、その点が改善されれば本当にガジェットマニアではない一般ユーザーにも勧めることが出来るのではないかと思っています。
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4.ASUS ROG ALLY
仕事などの兼ね合いでゲームをプレイする時間が減ってしまいましたが、ROG ALLYも購入して本当に良かったと思っています。
RAMやバッテリー容量がアップグレードされたROG ALLY Xが登場したこともあって、中古であれば5万円台から購入出来るようになってきました。まもなく発売から2年が経過しますが、現在でもCPU、内蔵GPUともにスペックは高いのでほとんどのAAAクラスタイトルは設定を調整すれば動作しますし、修理しやすい設計になっているのでゲーム機として長く使っていけそうです(メインPCとしても活躍できるのですが、かのあゆの場合ゲーム専用機として購入しているので・・・)。
今年からはまり始めたキャンプでも大活躍してくれました。昨年からいろいろとゲーミングUMPCを乗り継いできましたが、その中でもROG ALLYは一番気に入っています。
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5.関連リンク
初めてしゃべった言葉が「ソニー・TDK」という筋金入りのガジェットマニア。中学生時代NEC PC-98シリーズに出会ったのをきっかけに本格的にPDAやスマートフォン、PCの世界にはまり込む。リュックには常にPC 2台 + タブレット 1台 + ゲーミングUMPC 1台 + スマホ4台を常備。