NEC LAVIE NEXTREME Carbon － 14インチで最小重量883 gの超軽量モバイルノート

NECがPC・タブレットの2022年春モデルを発表しました。今回はその中からモバイルノート「LAVIE NEXTREME Carbon」をご紹介します。カーボン素材を採用し、14インチサイズながら最小重量わずか883 gを実現した超軽量な製品です。

1.LAVIE NEXTREME Carbon スペック

スペック表

コメント

この製品には「カタログモデル（家電量販店などで販売されるもの）」と「カスタマイズモデル（LAVIE公式サイトで販売されるもの）」があり、前者は「LAVIE NEXTREME Carbon」、後者は「LAVIE Direct NEXTREME Carbon」という製品名になっています。この記事では注文時に構成をカスタマイズできるカスタマイズモデルについてご説明します。

OSはWindows 11 Home/Pro、CPUは第11世代（Tiger Lake）のCore i5-1155G7/Core i7-1195G7です。従来のCore i5-1135G7/Core i7-1165G7と比較して、クロックスピードが高く、より高性能な型番です。

RAMはCore i5モデルが8GB、Core i7モデルは8GB/16GBを選べます。いずれの場合も「オンボード」という記載がありますので、購入後にRAM容量を変更することはできません。ストレージは256GBから2TBまで（Core i5モデルは最大1TBまで）と、広範囲に選ぶことができます。

ディスプレイは14インチのIPS液晶、WUXGA（1,920 × 1,200）解像度でアスペクト比は16:10と、最近流行りの、少し縦方向に長いタイプです。なお、タッチパネルの設定はありません。

通信まわりではWi-Fi6に対応するほか、Core i7モデルはオプションで5G/LTE対応も可能です。入出力ポートは2つあるUSB Type-CポートがいずれもThunderbolt 4で、USB Type-AポートもGen2規格（伝送速度10Gbps）と高速です。

サイズも14インチサイズのモバイルノートとしては非常にコンパクトですね（若干厚みは大きめですけど）。また重量も最小で883 g、Core i7モデルの5G対応モデルでも937 gと超軽量です。

2.LAVIE NEXTREME Carbon 筐体

正面から見たところです。この製品はリフトアップヒンジ構造（ヒンジを開口した際に、天板の後部が底面に潜り込み、キーボード面に適度な角度がつく構造）を採用しているため、上部と左右のベゼルだけでなく、下部ベゼルも非常に細く見えます。

また、キーボード面を見ると、やや角張った形状をしているのもわかりますね。

筐体色は「ペールゴールド」と「メテオグレー」の2色。

天板です。筐体はカーボン素材が採用され、軽いだけでなく、MIL規格（MIL-STD-810H）準拠の耐久性を備えています。

すみません、キーボードの拡大画像が見つかりませんでした。キーボードは「85キー、JIS標準配列、キーピッチ19mm、キーストローク1.5mm」と開示されていますので、標準的なサイズ感と言えます。また、Core i5モデルはバックライトなし、Core i7モデルはバックライトありとなしが設定されています。

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。やはり横から見るとやや厚みがあるように感じられます。国内メーカーのPCではよく見られる有線LANポートは装備されていません。

3.LAVIE NEXTREME Carbon 価格など

NEC LAVIE NEXTREME Carbonは2月10日の発売予定となっていますが、LAVIE公式サイトではすでに販売がスタートしており、2月1日現在の価格は税込み207,680円から、となっています。また、公式サイトに10%OFFクーポンがありましたので、実際にはこの価格よりも安く購入ができます。

4.関連リンク

LAVIE NEXTREME Carbon プレミアムモバイルノートPC：NEC LAVIE公式サイト