MSIが15.6インチノート「Summit B15 A11(A11MT-285JP)」を発売します。この製品は「MSIストア2周年記念モデル」と位置づけられ、非常にお買い得な価格で予約販売中です。お値段は税込み129,800円なのですが、この金額を念頭にこれ以降の説明をお読みいただければ、と思います。
1.Summit B15 A11 スペック
Summit B15 A11 | |
OS | Windows 10 Pro |
CPU | Intel Core i7-1165G7 |
外部GPU | なし |
RAM | 32GB |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD M.2 NVMe(PCI-e Gen3) 専用空きスロット ×1 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチ (1,920 x 1,080) タッチ |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C(Thinderbolt)、USB 3.2 Gen2 × 2、USB 3.2 Gen1、HDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(92万画素) |
バッテリー | 52Whr/4,600mAh(最大10時間) |
サイズ | 356.8 × 233.75 × 16.9 mm |
重量 | 1.6 kg |
ポイント
・OSはPro版
・CPUは第11世代のCore i7
・RAMは32GBと大容量、SSDも512GBで増設可能
・ディスプレイはタッチ対応
・高級感あふれる筐体で1.6 kgと軽量
コメント
「Summit」というのはMSIのビジネス向けトップブランドです。そのせいもあり、ビジネスノートとしては非常に高いスペックになっています。OSはPro版ですし、CPUは第11世代(Tiger Lake)のCore i7-1165U、外部GPUの搭載こそありませんがRAMは32GBもあり、ストレージも512GBと十分な容量です。
ディスプレイは15.6インチのFHD解像度と、オーソドックスな形状・解像度ですが、「タッチ対応」します。最近のMSI製品はタッチ液晶を搭載するモデルが増えていますね。あくまで個人的な意見ですが、「これからノートPCを買うなら、できればタッチ液晶にしたい」と思っています。いやね、やっぱり便利なんですよね…。
入出力ポートも充実しています。USBポートは合計で4つ、うちType-Cポートが1つでThunderbolt(3か4かは不明)です(その気になればeGPUの接続もできます)。また、Type-Aのうち2つがGen2なので、データ伝送も高速です。ただ、薄型軽量ノートということもあり、有線LANポートはありません。
サイズは15.6インチノートとしてはコンパクトな部類です。特に、これだけのスペックで重量1.6 kgというのは素晴らしいですね。このサイズ感であればちょくちょく外に持ち出して使うことも十分可能だと思います。
2.Summit B15 A11 筐体
正面から見たところです。この製品はタテ・ヨコサイズが15.6インチノートとしては小さい部類なので、ベゼル幅(特に左右ベゼル)も細めです。
天板です。中央にゴールドのMSIロゴ。MSIのロゴといえば「ドラゴン」ですが、ビジネスラインの製品にはスッキリしたデザインのアルファベットロゴが使われています。筐体色は「インクブラック」で、筐体素材は開示されていませんが、ほぼ間違いなく金属製です。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード」となります。一般に15.6インチサイズのノートPCのキーボードにはテンキーがつきますが、この製品にはテンキーはありませんので、数値入力が多い、という人はご注意ください。
側面と入出力ポートの配置です。USBポートが左右にバランスよく振り分けられており、使い勝手は良さそうです。
3.Summit B15 A11 価格など
MSI Summit B15 A11は「MSIストア2周年記念モデル」として発表され、発売日は9月28日、9月7日から予約販売がスタートしています。冒頭に書かせていただきましたが、価格は税込み129,800円です。
Windows 10 Pro、Tiger LakeのCore i7、32GBのRAMと512GBのSSDを搭載するMSIのトップブランドの製品としては非常にお買い得だと思います。たぶん、すぐに売り切れてしまうと思いますので、興味のある人はお早めに…。
4.関連リンク
Summit B15 A11:MSI公式サイト 製品紹介
Summit-B15-A11MT-285JP:MSIストア