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MSI GP75 Leopard - 17.3インチで第9世代のCore i7と最新GeForceを搭載するゲーミングノート

MSI GP75 Leopard
MSIが第9世代のCore iプロセッサーと最新のGeForceを搭載するゲーミングノートを多数発表しました。筐体が一新されたモデルもありますし、CPUとGPUの変更のみ、というモデルもありますが、今回は筐体も含めて新しくなった「GP75 Leopard」をご紹介します。ちなみにMSIのゲーミングノートで「GPシリーズ」というのは「真ん中くらい(メインストリームとも言いますね)」の位置づけになります。性能面は「全然真ん中じゃない」ですけどね。

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1.スペック

MSI GP75 Leopard
この製品はスペックの異なる3つのバリエーションモデルがあります。CPUはすべて第9世代のCore i7-9750H、RAMは16GBです。

GP75-9SD-453JP:GeForce GTX1660Ti/512GB SSD
GP75-9SD-449JP:GeForce GTX1660Ti/256GB SSD + 1TB HDD
GP75-9SE-448JP:GeForce RTX2060/256GB SSD + 1TB HDD

GPUはいずれもTuring世代で、GTX1660Tiが下位モデル、RTX2060が上位モデルということになります。RTXのほうはリアルタイムレイトレーシングなど、最新技術に対応しますが、GTXのほうは対応しません。しかし、1660Tiは前身モデルであるGTX1060との比較で「最大1.5倍」の性能差となりますので、非常に高いグラフィック性能を発揮します。

RAMとストレージですが、RAMに関してはMSI指定販売店(PCショップアークなど)のみで標準の16GBからカスタマイズが可能です。また、ストレージはM.2 NVMeの空きスロットが1つ、またHDDを搭載していないモデルには2.5インチ、SATA3接続用空きスロットが確保されています。これらの空きスロットに関しても指定販売店で増設注文ができます。

ディスプレイは17.3インチのFHD解像度で、上位の2モデル(GP75-9SD-449JP、GP75-9SE-448JP)にはリフレッシュレート144 Hzのものが搭載されますが、GP75-9SD-453JPは標準のリフレッシュレート(おそらく60 Hzだと思います)となります。FPSやレースゲームなどをプレイする場合はリフレッシュレートが高いほうが画面遷移がなめらかになり、よりプレイしやすくなりますので注意してください。

ネットワーク関連では、KILLER(有線がKiller E2400、無線がKiller Wireless-AC 1550i)が使われていて、専用アプリでネットワークをゲーミングに最適化してくれます。また

MSI GP75 Leopard
MSI自慢の冷却システム「Cooler Boost 5」も搭載されていますし、

MSI GP75 Leopard
専用アプリ「Dragon Center 2.0」でシステムの状態監視・パフォーマンスの設定・システムの最適化などを一括管理することができます。スペック表だけではわかりにくい冷却系へのこだわりや高機能の設定アプリの存在はMSIのゲーミングPCを選ぶ上での大きなメリットだと思います。

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入出力ポートはゲーミングノートらしく、また17.3インチというサイズにふさわしく充実しています。この構成なら複数の外部ディスプレイへの出力も可能ですし、周辺機器の接続にも困らないでしょう。

サイズは従来モデルよりも小さくなりました。17.3インチながら横幅を40センチ以内に収めているところが目を引きます(普通、17.3インチのノートPCは横幅が420 mm前後あります)。ただし、17.3インチサイズとしては悪くないとはいえ、重量はそれなりに重いですし、厚みもそれなりにあります。頑張ればLANパーティーなどに持ち出すこともできるでしょうね。

2.筐体

MSI GP75 Leopard
最近のゲーミングノートのトレンド、といいますか、厚さとか重量はともかく、タテ・ヨコサイズをコンパクトにしてナローベゼル化を実現しています。

MSI GP75 Leopard
全体的には「ゲーミングノートの割に」あっさりしたデザインではありますが、やはり側面や背面の通気口は存在感を主張しています。ノートPCとしては極めてハイスペックな製品なわけで、このくらいの「いかつさ」はあっていいんでしょうし、機能面ではCooler Boost 5との兼ね合いもあるんでしょうね。

MSI GP75 Leopard
キーボードはSteelSeries製です。「Per-Key RGB対応」という説明がありますので、個別キーの色設定も可能です。キーピッチ、キーストロークは公表されていませんが、17.3インチサイズということもあり、狭苦しさは感じないでしょう。

3.価格など

MSI GP75 Leopardは5月17日の発売予定で、MSI指定販売店であるPCショップアークではすでに予約注文を受け付けています。5月7日現在の価格は下記のとおりです。

GP75-9SD-453JP: 199,800円
GP75-9SD-449JP: 204,984円
GP75-9SE-448JP: 227,664円
※税込価格

MSIの製品は単にスペックが高いだけではなく、冷却システムや独自の設定アプリ、またキーボードの品質などが非常に高く、必ずしも「最安値を狙う」感じの製品ではありませんが、それでもこの価格は決して割高には感じられません。記事中でも少し触れましたが、最も低価格なモデル(GP75-9SD-453JP)の場合、ディスプレイのリフレッシュレートが144 Hzとなりませんので、お好みのゲームによっては注意が必要かと思います。

4.関連リンク

MSI GP75 Leopard:PCショップアーク

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