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マウス m-Book T - これはもうG-Tune!スタンダードノートm-Bookにハイエンドモデルが登場!

マウス m-Book Tシリーズ
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。マウスコンピューターの「m-Book」というのは主にスタンダードノート(それもほとんど15.6インチ)に使われる製品ブランドで、低価格なものだと税込みで6万円ほど(m-Book Bシリーズなど)から購入できます。しかし、今回紹介する「m-Book Tシリーズ」はm-Bookシリーズでもハイエンドに位置しており、外部GPUを搭載するかなりの高性能モデルとなります。マウスには「G-Tune」というゲーミングPCの製品ブランドもありますが、m-Book TシリーズはG-Tuneというブランド名を与えられてもおかしくないくらいです。

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1.スペック

マウス m-Book Tシリーズ スペック表

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m-Book Tシリーズには複数のベースモデルがありますが、ここに記載しているスペック表は最上位モデルのものです。CPUはCore i7-7700HQ、GPUはGeForce GTX1060(VRAM6GB)で、この2つは全モデル共通です。また、RAMは下位モデルが標準で8GB、上位モデルが標準で32GBとなりますが、下位モデルでもカスタマイズで最大32GBまで増設注文できます。ここまでは、「中位クラス以上のゲーミングノート」と言ってもおかしくない内容です。

ストレージは最下位のモデルだと500GB HDDのみとなりますが、カスタマイズで2基までストレージを搭載でき、SSD + HDDもしくはSSD + SSDのデュアル構成が可能になっています。マウスの場合1TB SSD + 1TB SSDなどという、非常に贅沢なストレージ構成を選ぶこともできますが、当然追加料金が半端ありません。

ディスプレイは15.6インチで解像度はFHDとなります。入出力ポートもマウスらしく充実しており、合計4つのUSB、2系統の映像出力、有線LANが装備されますが、D-subは省かれています。また、この製品は光学ドライブを内蔵せず、カスタマイズによって内蔵することもできません。なんか15.6インチでも光学ドライブがつかない製品が増えてきましたよね。

サイズの方は標準的な15.6インチのスタンダードノートと言う感じで、決して小さくはありません。また、重量も2.6 kg、バッテリー稼働時間も4.3時間と短めで、このあたりは性能アップの犠牲になった感もあります。

2.筐体

マウス m-Book Tシリーズ 正面
もはやゲーミングノートと呼んでもおかしくないくらいのスペックですが、見た目はやっぱりm-Bookですね。ただし、キーボードの側面と文字が「ビリジアンブルー」という色で彩色されており、キーボード面まで見てみると、ただのスタンダードノートじゃない、と感じられます。

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マウス m-Book Tシリーズ 天板
天板も他のm-Bookシリーズとあまり変わらず、黒一色で装飾もありません。このあたりはゲーミングノートとは全く異なる、一般ユーザーを意識した仕上がりだと思います。筐体素材は不明ですが、おそらくプラスティック製だと思われます。しかし、天板とキーボードのパームレスト部分は「滑りにくく、落ち着いた質感のマット仕上げ」になっているとのこと(しっとりした手触りになると思います)。

マウス m-Book Tシリーズ キーボード
キーボードです。明らかにゲーミングノートですね。W,A,S,Dキーのデザインが他のキーとは異なります。もちろんバックライトがつきますが、一部のゲーミングノートのようにカラフルに発光するようなギミックはありません。

配列のほうはクセがない、といいますか、ゲーミングノートのようにユーザーが任意で操作を割り当てることのできるマクロキーなどはありません。画像を見るとBackSpaceキーがかなり巨大ですが、小さすぎるのとは異なり、大きいぶんにはそれほど使いにくくはないでしょう。また、キーピッチは18 mm、キーストロークは1.8 mmと、十分な余裕があります。

ただ、タッチパッドは少し面白いですね。一般的に15.6インチの製品にはテンキーがついていることもあり、タッチパッドは少し左にオフセットされているのですが、この製品は中央にあります。また、マウス製品の特徴でもある、タッチパッドの物理クリックボタンは廃止されています。

それと、スピーカーですが、キーボード面にステレオスピーカーが配置されているほか、筐体底面にサブウーファーがつきます。このあたりはゲーミングノートっぽいですね。

マウス m-Book Tシリーズ 側面
側面です。こうしてみると「m-Bookにしちゃゴツい」と感じられます。かなり角ばってますしね。ポート類はスペック表にある通り充実していますが、光学ドライブを搭載する余地はありません。

3.価格など

マウス m-Book Tシリーズはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、価格は税込み140,184円から、となっています。しかし、この最低価格の製品だと、RAMが8GB、ストレージが500GB HDDになるため、せめてストレージはSSDにしたいところです。ちなみに500GB HDDを240GB SSDに変更したモデルだと税込み150,984円となります。

ということで、スタンダードノートであるm-Bookシリーズとしてはハイエンドですし、ゲーミングノートと捉えた場合でも中上位クラスの性能はあると思います。購入検討の決め手は価格(GTX1060搭載機としてどうか)とあとは利用シーンかな、と思います。15万円強から、という価格はかなり魅力的ですし、ゲーミングノートの派手な外観を敬遠するが、でもゲーミングノートの性能は魅力、と考える人にはいい選択肢になるでしょう。

4.関連リンク(マウスコンピューター)

15.6型 m-Book T シリーズ
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