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マウスコンピューター m-Stick MS-PS01F - あのスティックPCに冷却ファンがついた!

m-Stick MS-PS01F
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日マウスコンピューターのスティックPC「m-Stick MS-NH1」の実機レビュー記事を書きました。

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マウスコンピューター m-Stick MS-NH1 実機レビュー 「これ、楽しいわ」

記事を読んでもらえるとわかると思いますが、当初スティックPCというものについて、具体的な利用シーンとか具体的な利便性がなかなか思い浮かばすにいた私は、実機の試用を通じてスティックPCというものの楽しさとか可能性のようなものを少しだけ理解することができ、この先ひとつのPCジャンルとして定着するのでは?とすら思いました。

実機レビューでは筐体からの発熱については特に言及していません。一応いろいろ試した中で、ドラクエXのベンチマークソフトを動かしているときに、筐体が少し熱く、いやぬるくなっていたというのは感じましたけど、もっと熱くなるタブレットやPCは他にもあるので、あまり神経質にならんでも、と思っていました。

使い方によっては発熱が気になるというユーザーの声がある、という話はマウスコンピューターのカンファレンスで聞いていたのですが、こういうユーザーの意見を受けて新しいm-Stickが追加されています。

m-Stick MS-PS01F PC接続
追加された新機種の型番は「m-Stick MS-PS01F」です。さっそく概要を紹介しますね。

1.スペック

m-Stick MS-PS01F スペック表

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基本的に従来のm-Stick MS-NH1とほとんど同じスペックです。相違点は「冷却ファンを装備している」ことと、「ファン装備の結果サイズが少し大きくなったこと」です。

サイズの方は従来機と比べると、2.5センチほど長くなり、4ミリほど厚くなり、17gほど重くなっていますが、どう考えても気にするようなレベルじゃないですね。また、マウスコンピューターと同系列のiiyama Picorettaとの比較ではほぼ同サイズとなります。

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2.デザイン

m-Stick MS-PS01F 筐体画像1
新型のほうは曲面を使っていて、ちょっと高級感もありますね。HDMIキャップがついていて、iiyama Picorettaにそっくり、というか同じものじゃないかと思います。デザインについては個人の好みだと思うので、従来機のほうがいいとか、従来機のほうが好きだとか、いややっぱ従来機でしょ、とかは言えません。

m-Stick MS-PS01F 筐体画像2
入出力ポートの配置も変わりません。サイズこそ少し大きくなりましたが、使い勝手は従来機と新型でほとんど変わりはないと思います。

3.価格はほぼ据え置きに近い

m-Stick MS-PS01F サイズ感
m-Stick MS-PS01Fの価格は20,800円(税込み・送料込み)で、従来機より1,000円だけ高くなっています。「ファンがないよりあったほうがいい」という考えを否定するつもりはありませんが、私は必ずしもそうは思いません。ファンがあるということは若干であっても騒音が発生しますし、構成パーツが増える分だけ耐久性に不安があります。もともとAtomというCPUはファンレスで使うことを想定しているので、普段使いで発熱によるパフォーマンス低下を過剰に気にすることはないんじゃないかと思います。

実機レビューでも書きましたけど、スティックPCというのはそんなにカリカリCPUをぶん回すような使い方が似合う製品じゃないですしね。でも、高負荷となる使い方を想定していたり、温度が高い環境で使用することを想定している場合はこの限りではないですし、「念のために」1,000円余分に払う、というのも悪くないのかもしれません。

発売開始は4月下旬です。従来機同様、開始後数分で瞬殺となる可能性もありそうですから、欲しい人は気合を入れておきましょう。

4.関連リンク

マウスコンピューター、スティック型パソコン「m-Stick」に新デザインのファン付 32GB モデル を4月下旬より販売!:マウスコンピューター ニュースリリース

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