mouse G-Tune H5-LC － 「水冷BOX」が付属する高性能ゲーミングノート、マウスすごい！

マウスコンピューターがゲーミングPCブランド「G-Tune」から、水冷BOX付属 ゲーミングノート「G-Tune H5-LC」を発売しました。第12世代のCore i9とGeForce RTX3070Tiを搭載、水冷BOXにより高い冷却性能と静音化を実現しています。

1.G-Tune H5-LC スペック

スペック表

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マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので、注文の際にシステム構成のカスタマイズが可能です。このH5-LCの場合、主要構成ではOSのバージョン、RAM/ストレージ容量をカスタマイズして注文することができます。

CPUは第12世代（Alder Lake）のCore i9-12900H、GPUはGeForce RTX3070Tiと、ゲーミングノートとしては上位クラスの構成です。また、RAMは標準で32GB、最大で64GB、SSDも標準で1TB、最大で2TBと大容量です。ディスプレイは15.6インチで解像度は2,560 × 1,440（アスペクト比は16:9）と高精細ながらリフレッシュレートは240 Hzと、上位クラスのゲーミングノートにふさわしい構成になっていると思います。

この製品の特徴はなんと言っても「水冷BOX」ですね。「外付けの冷却装置」で、この表のように空冷時（水冷BOX非接続時）に比べ高い冷却性能と静音性能を発揮します。

2.G-Tune H5-LC 筐体

水冷BOX接続時の画像です。本体は横幅360 mmとアスペクト比16:9の15.6インチノートとしては小さめです（ただし厚みはあります）。また、この製品は水冷BOXなしでも使えますが、「まあ、普通はセットで使うよね」と思いますので、そうなると結構な設置スペースが必要でしょう。

天板です。筐体素材は不明で、ウインタブとしても（しばらくマウス製品の実機レビューをしていないので）推測ができません。この画像を見る限り筐体色はブラウンのようですね。

キーボードです。「日本語キーボード (99キー / キーピッチ約18.8mm / キーストローク約2mm / 個別キー設定対応RGB LED)」と開示されていて、テンキーも付属します。見たところテンキーのキーサイズはアルファベットキーとほぼ同じなのですが、経験上この配置だとアルファベットキーとの境目がちょっとわかりにくく、少し慣れが必要かもしれません。

また、「個別キー設定対応RGB LED」というのは「Per-Key（個々のキーを任意の色に設定できる）RGBバックライト」のことだと思います。ここも上位クラスのゲーミングノートにふさわしい仕様だと思います。

入出力ポート構成です。この製品は背面にもポートが配置されています。また、水冷BOXですが、

接続端子はこんな感じです。このような外付けパーツはこれまでに見たことがありませんが、メーカー、それもマウスコンピューターが純正の付属品として用意していることから、使いやすいものになっていると思います。ちょっと試してみたいですね。今年の夏は暑そうなので、かなり重宝しそうですし、静音というのも夏場のイライラを軽減してくれると思います。

3.G-Tune H5-LC 価格など

G-Tune H5-LCはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、7月1日現在の価格は税込み369,800円から、となっています。G-Tuneのゲーミングノートはもともと市場で安値を競うような価格設定になっていませんし、この製品の場合は「水冷BOX」という特殊な仕様（付属品）になっているので、高いとか安いといった判断は難しいです。

Core i9とGeForce RTX3070Tiはいずれも高性能で、それだけに発熱も気になるところですし、この記事を書いている時点で「すでにめちゃめちゃ暑い」ということもありますので、特にガチなゲーマーさんにはとても気になる製品なのではないか、と思います。

4.関連リンク

G-Tune H5-LC：マウスコンピューター