記事内に広告が含まれています。

mouse DAIV Z4 シリーズ(2025)- Core Ultra / Ryzen AI搭載、1.1kgの超軽量クリエイターノートが登場!AMD版はCopilot+ PC

マウス

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)
マウスコンピューターがクリエイターPCブランド「DAIV」のニューモデル「DAIV Z4-I7I01SR-B(Intel)」「DAIV Z4-A9A01SR-B(AMD)」を発売しました。「DAIV Z4」の従来モデルは重さ1 kgを切る超軽量モバイルノートですが、ニューモデルは重さ1.1 kg強になったものの、依然としてモバイルに便利なサイズ感で、CPUが最新のものに変更されています。

スポンサーリンク

1. スペック表

項目 仕様
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Core Ultra 7 255H
AMD Ryzen AI 9 365
RAM 16GB/32GB/64GB (DDR5-5600)
※デュアルチャネル
ストレージ 500GB/1TB/2TB/4TB SSD (M.2 PCIe Gen4)
※2TB/4TBはAMD版のみ
※M.2 PCIe Gen4 空きあり、増設可
ディスプレイ 14インチ (1,920×1,200) 100%sRGB/60Hz
無線通信 Wi-Fi 7、Bluetooth 5
ポート類 USB Type-C (Thunderbolt 4)※
USB 3.1 Type-C (10Gbps)
USB 3.0 Type-A (10Gbps) ×3
HDMI、LAN (RJ45)、SDカードリーダー
3.5mmオーディオジャック
※AMD版はUSB4 Type-C
カメラ Webカメラ(200万画素)顔認証対応
バッテリー Intel:動画再生 約 12.5時間
AMD:動画再生 約 9時間
サイズ 311×225.5×19.5mm
重量 Intel:約1.12 kg/AMD:約1.14 kg

2. CPU

DAIV Z4シリーズは注文の際に広範なカスタマイズができますが、CPUはIntel版がCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake-H)のCore Ultra 7 255Hのみ、AMD版がRyzen AI 300シリーズ(Strix Point)のRyzen AI 9 365のみです。

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。シングルスレッド性能は割とはっきりした差が出ているように思われますが、マルチスレッド性能(CPU Markの項目)は大差ないです。ではCore Ultra 7 255Hのほうが高性能かというと、そうでもありません。

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)

出所:マウスコンピューター(クリックで拡大します)

これはマウスコンピューターのプレスリリースにあった図をウインタブがレイアウト調整したものです。「UL Procyon(画像編集ベンチマーク)」というのは「Adobe PhotoshopやLightroom Classicを用いた実際の編集作業をシナリオとして再現し、CPU・GPU・NPUなどシステム全体の処理能力を測定する実践的なテスト」とのこと(ウインタブではこのテストの使用経験はありません)なので、要するにクリエイティブワークの実作業では第13世代Core i7-1360Pよりも数段(動画編集では数倍)高性能になった、ということですね。

ちなみにNPU性能だけを見ると、Core Ultra 7 255Hは最大13TOPS、Ryzen AI 9 365は最大50TOPSと大きな差があり、Ryzen AI 9 365のみCopilot+ PCの性能要件を満たしています。

3. RAM・ストレージ・ディスプレイ

RAMはDDR5-5600でデュアルチャネル、標準構成だと16GBですがカスタマイズで最大64GBまで選べます。SSDはM.2 PCIe4.0 ×4接続で標準構成は500GB、Intel版は最大1TBまで、AMD版は最大4TBまでを選べます。また、M.2 PCIe4.0 ×4の空きスロットがあり、Intel版は最大2TBまで、AMD版は最大4TBまでの増設注文ができます。

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)

ディスプレイは14インチで解像度は1,920×1,200、リフレッシュレートは60Hzですが100%sRGBの色域に対応します。DAIVというのはクリエイターPCブランドなのでディスプレイ品質は高いです。

4. 筐体

以下に掲載するのはAMD版の画像です。Intel版もほぼ同一の外観です(タテ・ヨコ・高さは同じです。また、製品画像を確認した限り、違いはみられませんでした)。

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)

筐体はマグネシウム合金製で14インチサイズながら1.12 kg(Intel版、AMD版は1.14 kg)の軽さを実現しています。

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)

キーボードです。「日本語キーボード (89キー / キーピッチ約19.05mm / キーストローク約1.3mm / ホワイトLED / 点字用6点入力対応(パーキンス式) / JIS配列)」と開示されています。

画像を見ると「右のSHIFTキーが小さい」のがちょっと気になります。

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)

DAIV Z4は背面にも入出力ポートがあります。有線LANポートがついているのもうれしいところですね。なお、この画像はAMD版のもので、Intel版もポート配置は同一ですが、USB Type-Cポートは「Thunderbolt 4」となります。

mouse DAIV Z4シリーズ (2025)

左右の側面です。背面のポートとあわせ、USBポートは合計で5つもあり、さらに有線LANポートや(micro規格ではない)フル規格のSDカードリーダーと、マウスコンピューター製品らしい非常に充実したポート構成になっています。

スポンサーリンク

5. 価格など

DAIV Z4-I7I01SR-B(Intel)とDAIV Z4-A9A01SR-B(AMD)はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、7月8日現在の価格はIntel版が199,800円から、AMD版が189,800円からです。なお、価格は変更される可能性がありますので、マウスコンピューター公式サイトでご確認ください。

14インチで1.1kg強という軽さ、最新で高性能なCPUを搭載、そして高いディスプレイ品質と、クリエイターだけでなくビジネスマンにも非常に魅力的なモバイルノートだと思います。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
サイト紹介・ウインタブについて

執筆者:ウインタブ
ノートPCやタブレットのレビューを中心に、実用的な製品選びを提案する情報サイトです。
サイト紹介・ウインタブについて

コメント

タイトルとURLをコピーしました