mouse Chromebook U1-DAU01GY-A － 11.6インチ、教育市場がメインターゲットのChromebook コンバーチブル2 in 1

マウスコンピューターが11.6インチサイズのChromebook コンバーチブル2 in 1「Chromebook U1-DAU01GY-A」を発売しました。プレスリリースに「文部科学省提唱『学習者用コンピュータ最低スペック基準』を超える」と書かれており、教育市場をメインターゲットとした製品ですが、マウスコンピューター公式サイトから個人顧客も購入ができます。CPUにIntel N100を搭載し、（お子さんの利用を視野に入れた）頑丈な筐体を備えているのが魅力です。

マウスコンピューターの製品ページはこちらです。
mouse Chromebook U1-DAU01GY-A：マウスコンピューター

1.概要

スペック表

コメント

CPUはIntel N100なので、Chrome OSの操作には十分な性能だと思います。RAMは8GB、ストレージは64GB eMMCです。ウインタブでも2024年に入ってからASUS Chromebook CM30 Detachableという製品をレビューしており、その際にLinuxが非常に簡単に導入できるのを知り、ちょっと驚きました（ChromebookでLinuxが動作するというのは以前から知っていましたが、現在のChromebookはLinuxの知識がほとんどなくても簡単に導入できるですよね）。

ChromebookなのでChrome OSが快適に動作すれば「とりあえず文句はない」のですが、Google Playのアプリを活用したり、（アプリを含み）Linuxを利用する、ということを想定すると、CPUとRAMはまだいいとしても、ストレージはもう少し大きな容量が欲しいところです。…あ、これ教育市場向けでしたね…。

ディスプレイは11.6インチで解像度は1,340 × 768と低めです。また、この製品は「机からの落下を想定した75cmの落下試験とIP4xの防塵規格に適合」する堅牢性を備えていることもあり、ベゼル幅は太めですし、ちょっとゴツい雰囲気があります。

背面に「ハンドルを備え」ているとの説明がありました。ただ、この画像を見てもハンドルの所在はよくわからないです。

コンバーチブル2 in 1筐体なので、タブレットモードやテントモードなどで使うこともできます。また、「4096段階の筆圧検知と60°の傾き検知」に対応するペン入力に対応しており、ペンも標準装備です。このあたり、もっぱらお子さん用とするのはちょっと惜しいかも。

キーボードです。「日本語キーボード (78キー / キーピッチ約18.7mm / キーストローク約1.4mm / JIS配列)」と開示されており、大人が使っても狭苦しさはありません。それと、カメラはイン側/アウト側に2つ装備しており、この画像に写っているカメラは「アウトカメラ」です（タブレットモードにして使う際にはキーボード面が背面になるので）。

側面と入出力ポートの配置です。4つのUSBポートはすべてUSB3.0で、Type-Cポート2つは映像出力とUSB PDに対応します。あと、microSDカードリーダーもありますね。

2.価格など

mouse Chromebook U1-DAU01GY-Aはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、6月10日現在の価格は69,850円です。

教育市場向けの製品ですが、Intel N100搭載とか、4096段階の筆圧対応ペンが付属とか、頑丈な筐体とかは大人用としても魅力ですけどね。

3.関連リンク

mouse Chromebook U1-DAU01GY-A：マウスコンピューター