こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は脱力系、息抜き系の小ネタです。おそらく開発系、自作系の人たちはとっくに知ってると思うのですが、一般人にはあまりなじみがないであろう、「WindowsOSのプロモーションキャラクター」について説明したいと思います。以前、Windowsストアアプリ「クラウディアさんタイマー」の紹介記事を書きました。このクラウディアさん、本名を「クラウディア窓辺」といい、日本マイクロソフトの公式キャラクターなんです。お役目はクラウドガールとしてWindows Azure(マイクロソフトのクラウド・プラットフォーム、主にビジネス向け)のプロモーションを推進することです。
1.クラウディア窓辺
この人がクラウディアさんですね。彼女はAzureの技術解説マンガに登場していますし、アニメにもなっています。
「クラウド ガール – 窓と雲と碧い空 -」 クラウド技術解説マンガ:マイクロソフト
クラウディアさんは今回の記事の中で唯一の公式キャラクターです。「父が日本人、母がフランス系アメリカ人」という設定になっています。公式キャラということで、他のキャラクターよりも露出が多く、すでにクラウディアさんのことを知っている、という人も多いと思います。開発系の仕事をしている人にはすっかりおなじみでしょうね。
2.窓辺ななみ
彼女はWindows 7のプロモーションキャラクターです。マイクロソフトによるものではなく、Windows Navi+ 事務局による、「DSP版Windows(DSP=デリバリー・サービス・パートナー。正規代理店経由で販売されるOEM版Windowsのこと)による自作PC応援キャラクターという位置づけです。画像をよく見ると、瞳の色とかヘアピンの色使いがWindowsカラーになっています。クラウディアさんとは「いとこ」という設定で、非公認とはいいながらクラウディアさんの技術解説マンガに登場したり、クラウディアさんとデュエットしてます。声優は水樹奈々さんです。
3.窓辺ゆう&窓辺あい
このふたりはWindows 8のプロモーションキャラクターです。こちらもWindows Navi+ 事務局による「自作PC応援キャラクター」となっています。窓辺ななみさんやクラウディアさんとは又従姉妹(またいとこ)の関係の双子の姉妹です。ちなみに上の画像の左側が妹のあいさん、右が姉のゆうさんです。2012年に登場した際、16歳の高校1年生で、誕生日がWindows CEの発売日である1996年11月18日という設定です。ななみさんやクラウディアさんより幼い印象で、こういうのが好き!という人も多いでしょうw
4.名前募集中!
そして、(ここを書きたかった)彼女がWindows 10の「自作PC応援キャラクター」です。
年齢: 17歳
出身: 100年後の未来の窓辺家からやってきた、窓辺家系の少女
性格: 成績優秀な才女。テクノロジに関する知識が豊富で、頑張っている人を応援することが大きな喜び。少し天然なところもあり、店長によく心配されている
趣味: 応援すること。オンラインゲーム
アルバイト: 秋葉野自作商会で新人アルバイトとして勤務中
という設定になっています。17歳とはいいながら、クールな印象でゆうさん&あいさんよりも大人っぽい感じですね。でも、まだ名前が決まっていません。これから公募する、ということになっていて、6月19日から応募を受けつけるとのこと。詳細は下記をご覧ください。
DSP版Windows 10 自作PC 応援キャラクター 名前募集:Windows Navi+ 事務局
クラウディアさん以外は自作PC応援キャラということになっていますが、こういう萌え系のキャラが用意されているのがWindowsの懐が深いところだと思います。Appleは絶対にこういうのは許さないでしょうし、Googleも(Appleとは別の意味で)こういうことはしないでしょうね。
日本マイクロソフトもWindows Navi+事務局も、二次創作については比較的寛容な立場をとっているため、壁紙などの画像はググれば簡単に入手できます。また、ななみさんとクラウディアさんについてはYouTubeで探せば動画も見ることができます(公式動画ではないので、リンクは張りません)。Windowsタブレットはある意味プライベートな空間でもあるので、お好きなキャラクターを壁紙にするというのも楽しいんじゃないでしょうか?
コメント
クラウディアさんの中の人は、確か喜多村英梨さんでしたね。
あと、Windowsじゃないですが、台湾MS(Silverlight)とシンガポールMS(IE)にはそれぞれ藍澤光と藍澤祈という萌えキャラがいます。
こんにちは、コメントありがとうございます。やっぱお詳しい方がおられますねえ。私はこの路線が好きなのですが、あまり深堀りしちゃうと高価な自作PCを購入してしまいそうなので、自重しています。「藍澤光」で画像検索すると、ご当地ではかなり二次創作も進んでいる様子。このジャンルってPC好きにはぴったりハマるんでしょうね。