Microsoftが人気の2 in 1、Surface Proシリーズのニューモデル「Surface Pro 8」を発表しました。Microsoft Storeではすでに予約販売がスタートしており、正式な発売日は11月1日となっています。プリインストールOSがWindows 11 Homeで、筐体も「ついに変わりました」。
1.Surface Pro 8 スペック
スペック表
Surface Pro 8 | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i5-1135G7/Core i7-1185G7 |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB/1TB SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13インチPixelSense Flow(2,880 × 1,920)タッチ リフレッシュレート最大120Hz |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB4 Type-C(Thunderbolt 4)x 2、オーディオジャック、Surface Connect ポート、タイプカバーポート |
カメラ | Webカメラ(1080p)顔認証対応 |
バッテリー | 51.5Wh |
サイズ | 287 x 208 x 9.3 mm |
重量 | 891 g |
バリエーションモデル
本体
・Core i5/8GB/128GB:148,280円
・Core i5/8GB/256GB:153,780円
・Core i5/16GB/256GB:193,380円
・Core i5/8GB/512GB:193,380円
・Core i7/16GB/256GB:215,380円
・Core i7/16GB/512GB:247,280円
・Core i7/16GB/1TB:281,380円
・Core i7/32GB/1TB:325,380円
※Office Home & Business 2021付属
キーボード等
・スリムペン2付きSignature:33,660円
・Signature:21,890円
・指紋センサー付きSignature:24,090円
・Surfaceスリムペン2:15,890円
※税込み価格
ポイント
・OSはWindows 11 Home
・CPUは第11世代(Tiger Lake)のCore i5/Core i7
・ディスプレイサイズが12.3インチから13インチに
・キーボードもも刷新
コメント
ここ何世代か筐体サイズがほとんど変わっていなかったSurface Proですが、第8世代となり、キープコンセプトながら新筐体になりました。OSやCPUも新しくなりましたが、最大の変更点と思われるのがディスプレイサイズです。
Surface Pro 8:13インチPixelSense Flow(2,880 × 1,920)
Surface Pro 7:12.3インチPixelSense(2,736 × 1,824)
このように、サイズが0.7インチ大きくなり、解像度も若干上がっています。また、「PixelSense」が「PixelSense Flow」に変わっています。「Flow」になって、どのくらい品質が向上したのか具体的には何とも言えませんが、リフレッシュレートも最大120 Hzになっていますし、確実に発色性能も向上しているのではないか、と思われます。なお、「お約束」のアスペクト比(画面の縦横比)3:2というのは変更がありません。
ディスプレイサイズの変更により、筐体サイズも変わっています。
Surface Pro 8:287 x 208 x 9.3 mm / 891 g
Surface Pro 7:292 x 201 x 8.5 mm / 775-790 g
重量が100 gほど重くなってしまった、というのは気になるところですが、タテ・ヨコサイズは従来モデルからそれほど大きくは変わっていませんし、特に横幅は小さくなっています。
それと、大きな変更点がもう一つ。入出力ポートです。依然として数が少ないなあ、とは思うのですが、Thunderbolt 4 × 2と、規格が新しくなりました。
2.Surface Pro 8 筐体
上の画像がSurface Pro 8、下がSurface Pro 6の画像です(すみません、Pro 7は実機レビューしていません。でもPro 6とPro 7は同サイズです)。「いい加減に筐体を変えろよ!」という声も聞かれていたSurface Proシリーズですが、Pro 8になって一気に「モダン」になりましたよね!特に左右ベゼルはすごく細くなりました。
本体の筐体色は「グラファイト(画像左、黒っぽいほうです)」と「プラチナ(画像右、おなじみのシルバーです)」の2色から選べます。ただし、プラチナはすべてのバリエーションモデルを選べますが、グラファイトは一部のバリエーションモデルしか選べません。
キーボードです(もう「タイプカバー」って言わないみたいです)。筐体サイズが変わりましたので、キーボードのデザインも変わりました。Surface Pro 8にSurface Pro 7用のキーボードが使えるかどうかは不明ですが、使えたとしてもサイズが合わないので見栄えは悪くなると思います。
ペンも新しくなり、薄型の「Surfaceスリムペン2」になりました。Microsoft Pen Protocol 2.0方式で、4,096段階の筆圧と傾き検知に対応します。また、このペンは充電式ですが、キーボードに取り付けておくと自動的に充電されます。それと、ペンは単品でも購入できますが、明らかにペン付きタイプカバーを購入するほうが割安です。
3.Surface Pro 8 価格など
Microsoft Surface Pro 8はリリース日(発売日)が11月1日で、Microsoft Storeではすでに予約販売がスタートしています。記事中にも記載しましたが、9月24日現在の価格は下記のとおりです。
本体
・Core i5/8GB/128GB:148,280円
・Core i5/8GB/256GB:153,780円
・Core i5/16GB/256GB:193,380円
・Core i5/8GB/512GB:193,380円
・Core i7/16GB/256GB:215,380円
・Core i7/16GB/512GB:247,280円
・Core i7/16GB/1TB:281,380円
・Core i7/32GB/1TB:325,380円
※Office Home & Business 2021付属
キーボード等
・スリムペン2付きSignature:33,660円
・Signature:21,890円
・指紋センサー付きSignature:24,090円
・Surfaceスリムペン2:15,890円
※税込み価格
最新スペックとなり、筐体も一新されたSurface Pro 8、キープコンセプトとは言え、従来モデルから格段にカッコよくなったと思います。
Surface Pro 8では「本体のみ購入」という人はほとんどいないと思います。例えばCore i7/16GB/512GBモデルにスリムペン2付きSignatureキーボードをセットすると税込み280,940円になります。まあ、Office Home & Business 2021が付属する、というのはあるんですけど、「なかなかのお値段」ではありますね…。
4.関連リンク
Surface Pro 8:Microsoft
コメント
ペンが収納できてワイヤレス充電されるっていうのは良いかも。
はい、Surface Proの筐体は絵描きさんに向いてますよね。