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Microsoft Surface Pro 6 - CPUが第8世代のCore iプロセッサーに!新色ブラックも追加。めっちゃキープコンセプトな最新Surface


Microsoftが「待望の」新しいSurface Proを発表しました。歴代のSurface Proシリーズは型番が「無印 → 2 → 3 → 4 → 無印に戻る」というふうに推移していましたが、ニューモデルは「Surface Pro 6」となり、先代でいったん途切れた番号が復活しました。Surface Pro 6は従来のSurfaceシリーズ同様「キープコンセプト」な進化を遂げています。なお、この記事では「新しくなったところ」を中心に紹介していますので、「Surface Pro」という製品の詳細については下記の記事もご参照ください。
Microsoft Surface Pro(2017)- さすが「本家」!高品質で細部の仕上げも抜群の2 in 1(実機レビュー)

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1.スペック


大きな変化は「CPU」です。従来モデルが第7世代にとどまっていたところ、ようやく、と言うべきでしょうか、第8世代のCore i5とCore i7になりました。なお、10月3日現在だと従来モデルに設定されていたCore m3は存在しません。また、Core i5とCore i7の型番も不明です。おそらくはCoffee Lake(6コアでゲーミングノートなどに使われる高性能なもの)ではなくKaby Lake Rで型番末尾が「U」のものだろうと思います。

RAMは8GBもしくは16GBで、4GBの設定はなくなっています。ストレージは従来モデルと同様、最低で128GB、最大で1TBのSSDです。ディスプレイは12.3インチPixelSense、2,736 × 1,824(アスペクト比 3:2)と、従来モデルから数値上変更されていません。

それ以外の部分も従来モデルと全く同じですね。筐体サイズの表記で小数点が表示されなくなったため、若干異なった数値になっていますが、事実上はなにも変わらないと思っていいでしょう。

Surface Pro 6: 292 x 201 x 8.5 mm / i5: 775 g・i7:792 g
Surface Pro(従来モデル): 292.1 x 201.42 x 8.45 mm / 768~784 g

あと、重量も若干異なりますが、ほぼ無視していいレベルだと思います。要するにSurface Pro 6はスペック表を確認する限り、「CPUの世代が新しくなり、下位グレード(Core m3やRAM4GBのもの)がなくなっただけ」という感じです。

2.筐体


さあ、問題です。この画像は何世代目のSurfaceでしょう?…すいません、冗談です。この画像はSurface Pro 6です。この画像を見て従来モデルと見分けがつくという人はほとんどいないんじゃないでしょうか?私は無理です。

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ただし、筐体色に「ブラック」が追加されました。Surfaceシリーズ初となるカラーバリエーションです。純粋にお好みの問題でしかないと思いますが、選択肢が増えたのはいいことかもしれませんね。

3.価格など

Microsoft Surface Pro 6は10月16日の発売予定で、Microsoftストアでは予約注文を受け付けています。価格は下記のとおりです。

Core i5/RAM8GB/128GB SSD:129,384円
Core i5/RAM8GB/256GB SSD:150,984円
Core i7/RAM8GB/256GB SSD:195,264円
Core i7/RAM16GB/512GB SSD:242,784円
Core i7/RAM16GB/1TB SSD:290,304円
※税込価格
※タイプカバーは別売で17,712円から
※Surfaceペンも別売りで12,744円
※Office Home & Business 2016が付属

すみません、注意書きが長ったらしくなりました。しかし、実はここが重要です。Surface Pro 6はキーボード(タイプカバー)が別売りとなります。このタイプカバーは非常に品質がよく、ノートPCに全く劣らない打鍵感が得られますが、「高い」です。ざっくり「プラス2万円」となります。また、非常に描き味のいい、筆圧対応のペン入力に対応しますが、ペンはやっぱり別売りです。個人的にはSurface Pro 6を購入するのなら最低限タイプカバーは必要、できればペンも一緒に買っておくべきだと思いますので、本体価格に「プラス3万円強」を覚悟したほうがいいでしょう。

一方で、さすがMicrosoft製だけのことはありまして、製品版のOffice Home & Business 2016が付属します。これは価格になおすと2万円以上のバリューがあり、それが製品価格に乗っかっている、ということになります。

他社のSurfaceタイプの製品はキーボードやスタイラスペンが付属品扱いで本体価格に含まれているものが多いですし、Officeの取り扱いも製品によってまちまちなので、価格比較をする際には注意しましょう。

Surface Pro 6、すでに「完成形の筐体」なのかもしれませんが、とにかくキープコンセプトな製品となりました。「面白くない」と言っては失礼でしょうね。従来モデルの使い勝手の良さと美しいデザインはそのままに、大きくパワーアップしました、ということでしょう。

4.関連リンク(Microsoft)

新しいSurface Pro 6
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コメント

  1. ペン性能が気になりますね・・・

    • wintab より:

      PYUさん、こんにちは。多分変わってないような気がします。10日にマイクロソフトのイベントに行ってきますので、ご担当の方に聞いてみます。