Microsoftがモバイルノート「Surface Laptop Go 3」を国内発表しました。従来モデルのSurface Laptop Go 2からの変更点は小さく、しかしスペックは高くなっています。…見た目は全くと言っていいほど変わってないです…。
なお、この記事では主に従来モデルからの変更点に絞ってご紹介します。従来モデルはウインタブでも実機レビューをしておりますので、筐体デザイン・構造・品質についてはこちらのレビュー記事をご参照ください。
Microsoft Surface Laptop Go 2の実機レビュー - 12.4インチとコンパクトなサイズに十分な性能、気持ちよく使えるモバイルノートです
1.Surface Laptop Go 3 概要
スペック表
Surface Laptop Go 3 | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i5-1235U |
外部GPU | なし |
RAM | 8GB/16GB |
ストレージ | 256GB SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 12.4 インチ PixelSense(1,536 x 1,024)タッチ |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB3.2 Type-C(映像出力、PD対応)、USB3.1 Type-A、オーディオジャック、Surface Connect ポート |
カメラ | Webカメラ(720p) |
バッテリー | 41Wh(最大約15時間) |
サイズ | 278 x 206 x 15.7 mm |
重量 | 1.13 kg |
バリエーションモデル
・RAM8GB
・RAM16GB
※RAM容量以外の構成は共通です
※すべてMicrosoft Office Home&Business 2021付属
コメント
従来モデル、Surface Laptop Go 2からの変更点として、まずCPUの型番が挙げられます。従来モデルは第11世代のCore i5-1135G7、ニューモデルは第12世代のCore i5-1235Uです。まあ、確かにCPUの世代は新しくなりましたけど、「なぜにいまさら第12世代?」とは思いますね…。
RAMは増量されました。従来モデルは「4GB/8GB」でしたが、ニューモデルでは「8GB/16GB」となりました。これ、個人的には歓迎すべき改善だと思います。また、ちらちら噂になり始めている「Windows 12」のシステム要件(RAM8GB以上、と噂されています。あくまで噂)に合わせているのかもしれませんね。
SSDも128GBというのがなくなり、256GBに一本化されています。ディスプレイは従来モデルから変わらず、12.4インチ PixelSense、解像度は1,536 × 1,024とやや低めです。ただし、ウインタブの従来モデルの実機レビューでは「発色が素晴らしく、解像度が低めなことによる画面表示の粗さも感じなかった」と高く評価しています。また、このディスプレイはタッチ対応です。
Surface Laptop Goシリーズは上位モデルのSurface Laptopシリーズよりも全体的にスペックが低めで、Microsoftとしてはエントリーモデル、という位置づけになっているようです。ただ、個人的にこの製品のパッケージング(製品デザインやサイズなど)は素晴らしいと思っていますし、このサイズでより高いスペックを求めている人も多いんじゃないか、とは思うのですが。
Surface Laptop Go 3は筐体サイズが小さめですがキーボードに狭苦しさはありません。また、よく使うキーの配列も素直で、長時間の文書作成も快適にこなせます。なお、この画像だとキーボードは英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列となります。バックライトは装備していません。
筐体色も4色が設定されています(アイス ブルー、セージ、サンドストーン、プラチナの4色)。
なお、筐体サイズは従来モデルが「ミリ単位で小数点2桁まで」開示され、ニューモデルが「ミリ単位で厚さを除き小数点表示なし」という開示になっている関係で、完全に一致してはいないのですが、「全くの同サイズ」と理解しても問題ないと思われます。
2.Surface Laptop Go 3 価格など
Microsoft Surface Laptop Go 3は10月3日リリースで、9月24日現在すでにMicrosoftストアで販売がスタートしています。価格は下記の通り。
・RAM8GB:142,780円(税込み)
・RAM16GB:173,580円(税込み)
※すべてMicrosoft Office Home&Business 2021付属
特定のノートパソコンの価格が高いか安いかは私が決めつけられるものではありませんが、私の感想としては「Officeが付属するにしてもちょっと高いじゃない?」ですね。12.4インチというコンパクトサイズであるとか、ディスプレイがタッチ対応するとか、筐体のデザインや品質を高く評価できれば買い、ということになると思います。
3.関連リンク
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