記事にアフィリエイト広告を含みます

Lenovo Yoga S940 - 13.9インチ、超薄型筐体に4Kディスプレイ、先進機能もついた高性能モバイルノート

Lenovo Yoga S940
Lenovoが海外でYogaシリーズのクラムシェルノート「Yoga S940」を発表しました。型番から連想される通り、2018年末に日本でも発売された「Yoga S730」の上位モデルと考えられます。ウインタブでLenovoといえば(運営者の好みから)どうしてもThinkPad優先となりがちですが、このYoga S940はスペックが高いだけでなく、筐体構造にも優れ、新機能も搭載する、非常に魅力的な製品です。

スポンサーリンク

1.スペック

Lenovo Yoga S940
まだ発売されていないため、詳細スペックがわからないところもありますが、Lenovoのニュースリリース英国サイトで公開されている製品ページを参照しつつ、予想を交えて書きます。OSはWindows 10 HomeとProですが、Yogaやideapadシリーズの場合、日本向けにはHome版しか設定されないことが多いので、日本発売の際にはHome版のみになるかもしれません。CPUは「最高で」Core i7-8565U(Whiskey Lake)という説明になっており、製品の格から見て、Core i7以外にはCore i5-8265Uが用意されるくらいか、と思います。

RAMも最大16GBとなっていて、16GBのほかには8GBという構成が用意されるでしょう。ストレージは最大1TBです。こちらも256GBとか512GBというものが設定されると思われます。

ディスプレイは13.9インチと、S730の13.3インチよりも一回り大きく、IPS液晶でFHD解像度と4K解像度があります。4K解像度のほうは500nitの高輝度にしてDolby Visionを採用するHDRディスプレイとなっています。HDRにせよDolby Visionにせよ、ウインタブで実機を試したことがありませんが、画質のほうはかなり期待できそうですね。

この製品は超薄型筐体になっていまして、入出力ポートはUSB Type-Cのみで、3つあるUSB Type-Cのうち2つはThunderbolt 3と高規格になっています。ただし、DC-IN端子はありませんので、USB Type-Cポートを使っての充電/給電ですし、HDMIなど映像出力専用ポートもありません。

サイズは「非常にコンパクト」であると言えます。13.9インチサイズですから実質的には「ほとんど14インチ」と考えていいと思いますが、横幅はかなり小さいですし、奥行きも20センチを切っているのはすごいと思います。というか、2018年だと横幅が20センチを切っている13.3インチサイズのノートPCはDELL XPS 13くらいしかなかったので。それよりも大きいディスプレイサイズでありながら、この筐体サイズに収めているのは驚異的だと思います。また、厚さも最薄部で12.2 mmしかないので、文句なしですね。

2.筐体

Lenovo Yoga S940
正面から見ると、Yoga S940がギリギリまでサイズを小さくしているのがわかります。先日紹介記事を掲載したASUS ZenBook S13と同様、上部ベゼルのWebカメラ付近が飛び出してしまっています。

スポンサーリンク

Lenovo Yoga S940
しかも、このカメラは新機能も搭載しています。Windows Helloの顔認証に対応するだけでなく、AIによる視線追従システムで「視線を動かすだけでコンテンツの切り替え」をしたり、「Yoga S 940から離れると、コンテンツの保存時にディスプレイが自動的に暗く」なり、プライバシーを保護したりと言ったことが可能です。

また、「ビデオチャット中に自分の背後にあるコンテンツのフォーカスを解除する」などといった機能もあります。「なんかすごい」ですよね。

Lenovo Yoga S940
「ベゼルを包み込むようなContour Glassを搭載」しているとのこと。Contuour Glassというのは和訳できませんでした。ちなみにContourというのは「等高線」とか「輪郭」という意味です。

Lenovo Yoga S940
筐体はアルミ製でサンドブラスト加工が施されています。また、筐体色は「アイアングレー」です。

Lenovo Yoga S940
すみません、キーボードの拡大画像が入手できませんでした。この製品はキーボード面の左右にスピーカーが装備されていて、Dolby Atmosスピーカーシステムとなります。

Lenovo Yoga S940
側面と入出力ポートの配置です。ご覧のようにかなりの薄型で、上に書いた通り入出力ポートはすべてType-C、ほかにはオーディオジャックのみが装備されます。

3.価格など

Lenovo Yoga S940は2019年5月の発売予定で、北米での価格は1,499ドル(約162,000円)から、となっています。日本での発売はアナウンスされていませんが、最近のLenovo製品を見ていると日本での発売はほぼ確実で、北米とのタイムラグも小さいものと思われます。

この製品はCPUにWhiskey LakeのCore i7(おそらくCore i5も)を搭載し、超薄型の筐体に4Kディスプレイを備えていることから、ビジネスマンやクリエイターには非常に魅力的なものになっていると思います。また、価格に関してもLenovo直販サイトは割引販売が常態化しているので、10%~20%くらいの割引率が設定されると予想されます。「だいたい15万円くらいから、4Kディスプレイを搭載するモデルも20万円を切るのでは?」というのが私の適当な予想です。日本発売が待ち遠しいですね。

4.関連リンク

LENOVO LAUNCHES ITS SMARTEST CONSUMER COMPUTERS YET:Lenovo ニュースリリース
Yoga S940:Lenovo(英国)製品ページ

スポンサーリンク

コメント

  1. 見習いプログラマー より:

    スピーカーが珍しい位置、ベゼルも細くて中々良さそうな機種ですね。
    日本で発売されるといいな。

    • wintab より:

      見習いプログラマーさん、こんにちは。多分ですね、日本発売があると予想しています。