レノボがノートPC「Yoga Pro 7 Gen 9 14 (AMD)」を発売しました。14インチサイズのクラムシェルノート(普通の形のノートパソコン)で、製品名に「Pro」がついている通り、非常に高いスペックを備えています。従来モデル(Gen 8)はIntel版で、ウインタブでも実機レビューをしていますが、ニューモデル(Gen 9)になってCPUがIntelからAMDに変更されました。
なお、この製品の筐体は従来モデルからほとんど変わっていませんので、この記事ではスペックの変更点に絞ってご紹介します。筐体や使用感についてはこちらのGen 8のレビュー記事をご覧ください。
Lenovo Yoga Pro 7i Gen 8 14 レビュー - 高い性能と美しいディスプレイ、薄型で美しいデザインの14.5インチノート
メーカーの販売ページはこちらです
Yoga Pro 7 Gen 9 14型(AMD):Lenovo
1.概要
スペック表
Yoga Pro 7 Gen 9 14 | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | AMD Ryzen 7 8845HS |
GPU | なし/GeForce RTX3050 Laptop GPU |
RAM | 16GB(LPDDR5X-6400, オンボード) |
ストレージ | 512GB/1TB SSD(M.2 PCIe-NVMe Gen4) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14.5インチIPS(2,560 x 1,600)90Hz 14.5インチIPS(3,072 x 1,920)120Hz |
ネットワーク | Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth5.1 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB 3.2 Gen2 Type-C(映像出力・PD対応)、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(1080p)顔認証対応 |
バッテリー | 73 Wh(最大 約18時間) |
サイズ | 325.5 x 226.49 x 16.6 mm(最薄部) |
重量 | 1.49 kg~ |
コメント
冒頭に記載した通り、従来モデルからの主な変更点はCPUの型番です。従来モデルは第13世代Intel Coreの高性能タイプ(H型番)でしたが、ニューモデルはRyzen 7 8845HSです。AI処理チップNPUを搭載し、Passmarkスコアは29,817と高いスコアをマークする高性能な型番です。また、カスタマイズにより外部GPUのGeForce RTX3050も搭載可能です。
RAMは全モデル16GB、SSDは512GBと1TBを選べます。ディスプレイは14インチのIPS液晶で2,560 x 1,600解像度・100%sRGB・リフレッシュレート90Hzのものと、3,072 x 1,920解像度・100%DCI-P3、リフレッシュレート120Hzのものを選択できます。いずれも高精細で発色性能も高いですね。
筐体はタテ・ヨコサイズが従来モデルと全く同じ、厚さが1 mm増加しました。また、ポート配置も従来モデルと同じですが、CPUがIntelからAMDに変更された関係でUSB Type-Cポート(画像の「7」のところ)がThunderbolt 4からUSB4に変更されています。
2.価格など
Lenovo Yoga Pro 7 Gen 9 14 (AMD)はレノボ直販サイトで販売中で、4月10日現在の価格は129,037円からです。ちなみに「Ryzen 7/GeForce RTX3050/RAM16GB/1TB SSD/3Kディスプレイ」にしてみたところ、171,833円になりました。
14インチで薄型、重量も1.49 kgと「ギリ」モバイルノートと呼べるサイズ感で、ゲーミングノート並みのスペック、高精細で発色品質の高いディスプレイと、非常に魅力的な製品だと思います。また、スペックの割に価格も低めだと思いますね。
3.関連リンク
Yoga Pro 7 Gen 9 14型(AMD):Lenovo