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Lenovo ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm - 14インチモバイルノート、ThinkPadシリーズにもXnapdragon X Elite搭載のCopilot+ PCが!

Lenovo ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm
レノボがThinkPadシリーズのニューモデル「ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm」を発表しました。発売日は8月6日ですが、この記事を執筆している8月8日現在だとレノボ直販サイトでの販売はスタートしていません。ThinkPadシリーズの製品なのでWeb直販をしないということは考えにくく、近日中に直販サイトでも購入できるようになると思います。

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製品名に「Qualcomm」とある通り、この製品はCPUにSnapdragon X Eliteを搭載する、ThinkPadシリーズでは初となる「Copilot+ PC」です。

メーカー製品ページはこちらです
ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm:Lenovo

1.製品概要

スペック表

  ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm
OS Windows 11 Pro
CPU Qualcomm Snapdragon X Elite X1E-78-100
GPU なし
RAM 32GB/64GB (オンボード)
ストレージ 256GB/512GB/1TB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチIPS(1,920 × 1,200)タッチ
14インチIPS(1,920 x 1,200)省電力
14インチOLED
(2,880 × 1,800)
ネットワーク Wi-Fi7(a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth5.4、(5G)
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.2 Gen1 Type-A × 2、オーディオジャック、HDMI、(SIMスロット)
カメラ Webカメラ(1080p)顔認証対応可
バッテリー 58Whr(動画再生時 約19.3時間)
サイズ 313.6 x 219.4 x 16.9 mm
重量 1.24kg~

コメント

上記のスペック表はメーカーサイトにあったもので、Web直販が開始されると一部のスペックが変更される可能性があります。OSはWindows 11 Proですが、「その他のエディション選択可能」という説明がありましたので、Web直販モデルではHome版も選択できると思います。

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CPUはSnapdragon X Eliteです。ウィンタブでもこのCPUを搭載するCopilot+ PCを2回レビューしていて、その性能やx64ネイティブアプリとの互換性を高く評価していますが、「動かないアプリ」も若干ありましたね。肝心のオンデバイスAI性能については対応アプリがまだ少なく、その実力は評価できていません。

Copilot+ PCのレビュー記事はこちらです。
ASUS Vivobook S 15 S5507QA レビュー- ARM版Windowsのデメリットはほぼ解消、メリットだけが目立つニューモデル、Copilot+ PCおそるべし!
Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9 レビュー - Snapdragon X Elite搭載のCopilot+ PC、高精細な有機ELディスプレイと充実したWeb会議ツールも魅力

RAMは32GB/64GBと余裕のある容量、SSDは256GB/512GB/1TBと、256GBという容量を選択できるあたり「ビジネスマシン」らしいと感じます。

Lenovo ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm
ディスプレイは14インチで3種類から選べます。1,920 × 1,200解像度のタッチ対応/タッチ非対応、それと2,880 × 1,800解像度の有機ELです。

Lenovo ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm
筐体サイズは既存のT14s Gen 5(Intel/AMD)と全く同じです。既存モデルと全く同じ筐体というのは「Copilot+ PCの流れ」としては珍しいです。このへんは良くも悪くもThinkPadシリーズらしいですね。なので、キーボードの使いやすさとか携帯性とかについては既存モデルと変わりません(間違いなく使いやすいです)。

Lenovo ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm
ということでキーボードもいつものThinkPad。2024年モデル(T14sの場合はGen 5)からはCopilotキーも装備しています。また、T14sについてはキーボード面の左右にスピーカーグリルもあります。

Lenovo ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、うちType-Cポート2つはUSB4規格です。他にはHDMIとイヤホンジャック。T14s Gen 6 Qualcommは5Gモジュールの搭載も可能で、5Gモジュールを選択した場合はSIMスロットもつきます。

2.価格など

Lenovo ThinkPad T14s Gen 6 Qualcommは8月6日発売で、冒頭記載の通り直販サイトでのWeb直販は8月8日現在スタートしていません。早ければ今週末にはWeb直販が開始されるものと思います。プレスリリースでは価格が「380,600円より」と書かれていましたが、Web直販モデルはさすがにこれよりも低価格になるものと思われます。

外観とか筐体サイズ、キーボードなどの使い勝手については「いつものThinkPad」ながらCPUにSnapdragonを搭載するCopilot+ PC、性能は素晴らしいと思いますが、ビジネス利用の場合はどうしても「x64ネイティブアプリとの互換性」が一層重要になると思いますので、ThinkPadファンの間では賛否がわかれそうに思います。

3.関連リンク

ThinkPad T14s Gen 6 Qualcomm:Lenovo

執筆者
ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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