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Lenovo ideapad Miix 320 ー 10.1インチで「ファミリー向け」2 in 1、量販店モデル販売開始!仕様違いに注意!

Lenovo Miix 320 国内発売
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Lenovoの低価格帯2 in 1「Miix 320」については、この2月に海外で発表された際、ウインタブでも記事にしています。
Lenovo IdeaPad Miix 320 - 良スペックでお買い得な2 in 1がニューモデルに!デザインが洗練された!

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このMiix 320がついに日本でも発売されます。いや、正確に言うと「コンシューマーモデルが日本で発売される」ということになります。この製品はコマーシャルモデルが3月28日に発売されていますから。なお、この先の記載では、便宜的に(完全に正確な分け方ではありません)コンシューマーモデルのことを「量販店モデル」、コマーシャルモデルのことを「法人モデル」とします。

最初に読者のみなさんに注意しておきたいことが1つあります。「Miix 320」という製品は価格ドットコムにも比較ページがありますし、Google検索でもいろんな販売店の製品ページがヒットします。我らがNTT-Xストアにも製品ページがあります。ただし、この記事を書いている5月17日時点だと、ヒットする製品はほとんどが「法人モデル」です。法人モデルの場合、OSがPro版(Home版もあります)だったりRAMが2GBだったりして、これから説明する量販店モデルとは仕様が異なりますので、購入される際は十分注意して下さい。

1.スペック

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Atom X5-Z8350
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB eMMC
ディスプレイ: 10.1インチIPS(1,920 x 1,200)
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: イン200万画素/アウト500万画素
入出力: USB 3.0 Type-C、USB 2.0 × 2、microHDMI、microSD、オーディオジャック
 ※USB 2.0 × 2はキーボード側に装備されます
バッテリー: 11.3時間
サイズ:
(タブレット):249 × 178 × 9 mm / 550 g
(キーボード):249 × 184 × 17.6 mm / 1.02 kg

これは量販店モデルのスペック表になります。基本的に2月に書いた紹介記事と同じ内容ですが、細部が明確になった感じですね。OSはWindows 10 Home 64ビットで、法人モデルの場合はPro版が搭載されますが、量販店モデルはごく普通にHome版となります。CPUはAtom Z8350で、低価格帯Windows タブレットの定番といえるものです。RAMは4GB、ストレージはeMMCで64GBですから、Atomを搭載し、キーボード接続して使う2 in 1としては妥当な構成だと思います。

また、ディスプレイもIPS液晶で解像度も高くなっていますね。なお、この製品はLenovoのプレスリリスによれば「ファミリー向け」ということで「ご家庭でのお子様向けのもう1台のコンピュータデバイスとして、早くからICTに触れる機会を提案してゆきます」という記載がありました。それはそれでいいですが、子供向けというだけではもったいない製品だと思います。

前身機のMiix 310はCPUにAtom Z8750を搭載していましたので、それとの比較ではスペックダウンということになってしまいますね。しかし、製品のバランスとしては悪くないので、筺体構造や実売価格などと合わせて評価すべきでしょう。

2.筺体

Lenovo IdeaPad Miix 320
この製品にはヒンジつきのキーボードが付属します。そのため、購入してすぐにタブレット単体としてもキーボードを接続したノートPCとしても使うことができます。なお、現時点で筺体素材は不明です。

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Lenovo IdeaPad Miix 320 キーボードのみ
Lenovoの製品ページを確認してもキーボードの画像は英語配列のものが使われていますが、スペック表を確認すると「JIS配列、73キー」と明記されているので、日本語配列のものが用意されます。

Lenovo IdeaPad Miix 320 キーボード
画像を見た感じ、キートップに凹みがつけられているようです。だから、というわけではありませんが、打鍵感などはかなりいいのでは?と思いますね。

Lenovo IdeaPad Miix 320 タブレット
一方でタブレットのディスプレイ面を見ると、「ノートPCのディスプレイ」といった感じで、ベゼル幅もかなり太くなっています。厚さ9 mmというのは立派ですが、そこまでサイズを追求した設計ではないようですね。

Lenovo IdeaPad Miix 320 コネクタ
Lenovo IdeaPad Miix 320 ポート類
タブレット側のコネクターとポート類の配置です。上にも書きましたが、この製品は本体側にUSB 3.0 Type-CとmicroHDMI、キーボード側にフルサイズUSB 2.0 × 2という構成になっています。また、おそらくUSB Type-Cポートからの給電/充電になると思われます。

画像を見ると、少なくともタブレット側のフレームは金属製と思われます。それと、前面下部にステレオスピーカーが配置されており(画像のメッシュ状になっている部分です)、「Dolby Advanced Audio」システムが搭載されているということなので、ある程度は音質に期待できそうです。

3.価格など

Lenovo ideapad Miix 320(量販店モデル)は5月26日の発売予定で、ビックカメラでは既に予約注文を受け付けています。価格は税込みで42,984円(ポイント10%つき)です。また、今のところLenovo直販サイトでは販売の予定がないようです。

記事の冒頭に書いたとおり、Miix 320には仕様の異なる法人モデルが存在し、それらが個人向けにも販売されています。しかし、法人モデルは量販店モデルとは仕様が異なりますので、購入される際は通販サイトの製品ページにあるスペック説明をよく確認しましょう。また、まともにスペック説明もしていないようなサイトで購入してはいけない、というのも当然あります。

前身機Miix 310はAtom Z8750という高いスペックのCPUを搭載しながら、末期には3万円台前半まで値崩れしていましたが、この製品はどうなるでしょう?筺体品質とかデザインは改善されていると思われるので、一度量販店で実機をチェックしてみたいですね!

4.関連リンク(ビックカメラ)

Lenovo ideapad MIIX 320 プラチナシルバー 80XF0007JP
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コメント

  1. 匿名 より:

    CPUだけが惜しいですね
    せめて8550ならと思ってしまいます

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。キーボード付きなのでもう少しCPUのスペックが高ければなおよかったかもですね。

  2. わらびもち より:

    キーが5列のままなのも残念…おそらく一番使い勝手にかかわってくるところだろうに。前のMiix310がスペック高かったし、USB-C充電っていうから期待してたんだけどなぁ…

    ところでデジタイザは付いてないのかねコレ

    • wintab より:

      わらびもちさん、こんにちは、コメントありがとうございます。Fキーを使う人は困るでしょうね。あと、デジタイザーはないっぽいです。