Lenovo LOQ 15IRX9 / LOQ 15AHP9 － エントリーゲーマー向けブランド「LOQ」も2024年モデルになりました

レノボがゲーミングノート「LOQ 15IRX9（Intel）/ LOQ 15AHP9（AMD）」を発売しました。この製品は1月に開催されたCES 2024で海外発表され、その際にウインタブでも簡単にご紹介しています。国内発売に伴い、詳細なスペックおよびバリエーション展開が明らかになりましたので、ここで改めてご紹介します。

1.スペック

スペック表

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海外発表された際「LOQ 15IRX9」「LOQ 15IAX9I」「LOQ 15IAX9」「LOQ 15AHP9」の4モデルがありましたが、今回日本で発売されたのはIntel版の上位モデル「LOQ 15IRX9」とAMD版の「LOQ 15AHP9」の2つです。いずれも注文時の構成カスタマイズに対応するバリエーションモデルが設定されていますので、購入の際はカスタマイズ対応モデルをお好みの構成にして注文、ということになると思います。

CPUはIntel版は第13世代のCore i5-13450HX/Core i7-13650HX、および第14世代のCore i7-14700HX、AMD版はRyzen 8045シリーズのRyzen 5 8645HS/Ryzen 7 8845HSが設定されています。

GPUはIntel版、AMD版ともGeForce RTX3050/RTX4050/RTX4060から選択可能です（ただし、選択するCPUによって搭載可能なGPUに制約があります）。「LOQ」というのはもともとエントリーゲーマー向けの製品ブランドですが、今回発売の2機種については高水準なCPU/GPU構成を選択できますね。

RAMはIntel版で8GB/12GB/16GBを選択可能、AMD版は16GBのみです。当然ですがゲーミングノートでRAM8GB/12GBという構成はおすすめしません。ストレージは512GBと1TBを選べます。

ディスプレイは15.6インチIPS液晶でIntel版が1,920 × 1,080解像度、リフレッシュレート144Hz、AMD版はそれに加え2,560 × 1,440解像度、リフレッシュレート165Hzのものを選べます。いずれもアスペクト比は16:9で100%sRGBの発色品質です。

2.筐体

Intel版とAMD版は全くの同サイズで筐体色も「ルナグレー」のみ、製品画像を確認しても違いが見当たらなかったので、ここではIntel版の画像でご説明します。

Legionシリーズと同様、ヒンジがやや前方に取り付けられ、後部にオーバーハングがあります。このスタイル、レノボのゲーミングノートの共通点と言えますね。筐体素材は不明ですが、パームレスト部分は「PC-ABS樹脂」と開示されています。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー(Fnキー+Windowsキー+Copilotキーを含む、テンキー除く)、JIS 配列、ホワイトバックライト・キーボード」です。また、この画像はレノボの米国サイトから転載したもので、実際には右下（スペースキーの右）のCtrlキーがCopilotキーとなります。

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側面・背面と入出力ポートの構成です。USBポートは合計で4つ、しかしAMD版はもちろんIntel版もThunderbolt 4の搭載はありません。あとはHDMIと有線LANポート。

3.価格など

Lenovo LOQ 15IRX9 / LOQ 15AHP9はレノボ直販サイトで販売中で、3月15日現在の価格はIntel版（LOQ 15IRX9）が171,600円から、AMD版（15AHP9）が158,574円から、となっています。最低価格のモデルはいずれもGeForce RTX3050搭載です。

記事中にも書きましたが、LOQはもともとエントリーゲーマー向けの製品なので、現状の価格は少し高めと感じられますが、この先セール価格が適用され、もう少し購入しやすくなると予想しています。

4.関連リンク

LOQ 15AHP9 (AMD)：Lenovo
LOQ 15IRX9 (Intel)：Lenovo