
LenovoがゲーミングノートPC「LOQ 15IPH11 (15.3型 Intel)」を発売しました。LOQというのは「エントリー・ゲーミングブランド」で、Legionブランドの下位に位置します。そのためブランド立ち上げ当初はあえてCPUやGPUに旧世代の型番もラインナップし、価格を低く抑え、PCゲームの初心者やカジュアルゲーマーに優しい製品だったのですが、この15IPH11は「これならLegionブランドでよかったのでは?」と感じられる最新スペックで高性能な製品になりました。
読者にはどうでもいい話かもしれませんが、私はLOQの旧モデル、16IRH8をキャンプ場に持ち込んだりもしていて、LOQにはちょっと思い入れもあります…。
ソロキャンプに行ってきました!自然に癒やされながら仕事をしたりゲームをしたり…。キャンプのお供はLenovo LOQ 16IRH8
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core Ultra 7 356H |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU |
| RAM | 16GB/32GB (DDR5-5600MT/s) |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD (M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4) |
| ディスプレイ | 15.3インチIPS (1,920×1,200) 100%sRGB、300 nit、165Hz |
| 無線通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth |
| ポート類 | USB Type-C (Thunderbolt 4) USB 3.2 Gen 2 Type-A USB 3.2 Gen 1 Type-A×2 HDMI、LAN (RJ45) オーディオジャック |
| カメラ | Webカメラ (500万画素) 顔認証対応 |
| バッテリー | 60 Wh |
| サイズ | 344.9×254.83×20.9 – 23.25 mm |
| 重量 | 2.1 kg |
2. OS/CPU/GPU
LOQ 15IPH11は注文時にシステム構成をカスタマイズすることができます。OSはHome版とPro版を選べ、CPUはCore Ultraシリーズ3 (Panther Lake)のCore Ultra 7 356Hです (CPUはカスタマイズ項目ではありません)。356Hは16コア16スレッドの高性能な型番で、最近、ノートPCの新製品 (ゲーミングノートではないもの)に搭載例が増えているCore Ultra 7 355 (8コア8スレッド)よりもマルチスレッド性能が大幅に高くなっています。また、最大50TOPSのNPUを内蔵するCopilot+ PC対応型番でもあります (LOQ 15IPH11はCopilot+ PCです)。
GPUはGeForce RTX5060 Laptop GPUです。RTX 50シリーズの中では中位クラスの型番です。
3. RAM/SSD
RAMは16GBと32GBを選択でき、すべてデュアルチャネルです。SSDも512GBと1TBを選べます。なお、RAMについては32GBの場合「16GB×2」となるのは確認できましたが、16GBの場合には「8GB×2」なのか「16GB×1」なのかは不明です。また、SSDについても空きスロットの有無は不明です。
4. ディスプレイ

ディスプレイは15.3インチのIPS液晶で解像度は1,920×1,200(アスペクト比16:10)とRTX5060搭載のゲーミングノートPCとしてちょっと低めですが、リフレッシュレートは165Hzです。また、このディスプレイは100%sRGBの色域に対応していますので、ゲームだけでなく、コンテンツクリエーションにも向くと思います。
5. 筐体

筐体色は「ルナグレー」で、筐体素材については説明がありませんでしたが、おそらく金属製と思われます。ディスプレイサイズが一般的なゲーミングノート (16インチ以上)よりも少し小さいので横幅は344 mmと小さめですが奥行き (短辺)は254.83 mmと大きめですし、重量も2.1 kgあります。

キーボードです。この画像では「英語配列・RGBバックライト」になっていますが、日本仕様は「1-Zone RGBバックライト付、日本語」と開示されています。また、4月5日現在では選択できませんが「24-Zone RGBバックライト」も設定されるようです。この画像はおそらく24-Zoneのものですね。1-Zoneというのは「キーボードバックライトを様々な色に設定できるが、すべてのキーが同じ色になる」というものなので、この画像のように多くの色を同時に表示することはできません。

ニューモデルとなり、冷却性能も向上しました。メーカー説明では「再設計されたFalconファン、密閉型エアフロー構造、3D 銅製ヒートパイプを採用。AIによる最適化で、高いパフォーマンスを維持しながら、本体表面を触れても熱くなりません。」とのことです。
側面と入出力ポートの構成です。背面にもポートが多数配置されているところがゲーミングノートらしいです。USBポートは合計で4つ、うち1つがThunderbolt 4で、もちろん有線LANポートもついています。
6. 価格など
Lenovo LOQ 15IPH11 (15.3型 Intel)はレノボ公式サイトで販売中で、4月5日現在の価格は329,835円からです(最新価格はリンク先でご確認ください)。
半導体価格の高騰により、年明けからPCの価格も上昇しています。特にゲーミングノートはGeForceなどの外部GPUを搭載し、RAMやSSDも高規格・大容量なので、値上がり傾向が顕著です。もはや (エントリーブランドであったはずの)LOQも30万円オーバーになってしまいました。
個人的にはLOQブランドは立ち上げ当初のように「旧世代のCPUやGPUを搭載するなどして価格を抑えた」コンセプトを堅持してもらいたかったな、とは思います。上位にLegionブランドもありますしね。
7. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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