記事にアフィリエイト広告を含みます

Lenovo A100 - Intel N100搭載のオールインワンPC、必要な装備がひととおりついて5万円台!

Lenovo A100
レノボがオールインワンPC「Lenovo A100」を発売しました。CPUにIntel N100を搭載し、12月14日現在59,840円で購入ができる低価格な製品です。エントリーPCということにはなりますが、読者の方々がご存知の通り、Intel N100はかつてのCeleronとは別物と言える性能になっていますので、リモートワーク用とか学習用、リビングに置く家族共用端末としては「十分」かと思います。

スポンサーリンク

1.概要

スペック表

  Lenovo A100(Intel)
OS Windows 11 Home
CPU Intel N100
外部GPU なし
RAM 16GB(DDR4-3200, シングルチャネル)
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 23.8型IPS(1,920 x 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB 3.2 Gen2 x 2、USB 2.0 x 2、HDMI、オーディオジャック、LAN(RJ45)
カメラ Webカメラ(720p)
バッテリー なし
サイズ 539.3 x 185 x 422.78mm
重量 4.3 kg

コメント

オールインワンPCはジャンルとしてはデスクトップPCに分類されることが多いですが、一般的なデスクトップPCとは異なり、「モニターの中にPC本体が入っている」ような構造です。モニターサイズが大きいので設置場所を考える必要がありますが、「電源を入れるとすぐに使える」ノートPCのような手軽さがあります。

スポンサーリンク

A100のOSはWindows 11 Home、CPUはIntel N100です。N100はIntel CoreやAMD Ryzenと比較すると低性能ですが、以前のCeleronのような「もっさりした性能」ではなく、ExcelやWordなどのOffice系ソフトとかWebブラウジング、動画視聴、SNSなどに使うぶんには不満を感じません(ただし、動画編集や高度な画像加工、PCゲームなどの高負荷な作業に使うのは厳しいです)。なので、事務系のお仕事とか学校の課題などに使うのであれば十分な性能かと思います。

RAMはシングルチャネル(RAMスロットが1つだけ)ながら16GBなので、Intel N100との組み合わせでは不足がありません。SSDは256GBでおそらく増設は出来ないと思われます。これだと容量が不足気味に感じられますが、この製品の場合「足りなくなったら外付け・SATAのSSDでも挿しておけばいいのでは?」と思いますね。

Lenovo A100
ディスプレイは23.8型のIPS液晶、FHD解像度で「光沢なし、マルチタッチ非対応、99%sRGB、250 nit、リフレッシュレート100Hz、応答速度14ms」と開示されています。輝度はちょっと低めかな、と感じられますが、発色品質は高く(99%sRGBというのは人間の目だと100%sRGBとの違いが識別できないとされています)、リフレッシュレートも高めなので、価格の割に品質がいいと思います。

また、A100は「Webカメラとスピーカー」を内蔵しており、キーボードとマウス(どちらも有線)が付属しますので、(外付けパーツがなくとも)そのままリモートワークが出来ます。ただし、WebカメラはHD画質ですし、スピーカーは(一応ステレオですが)そんなに音質がいいとも思えないので、使っていて物足りなくなったら外付けのWebカメラやスピーカーを用意することになるかもしれませんし、キーボードやマウスもお好みに応じて取り替えたくなるかもしれないですね。…まあ、そのままでも普通に使えると思いますけど。

Lenovo A100
Lenovo A100
外装も画像を見る限り安っぽさが感じられません。特に横から見ると結構カッコいいですよね。このスタンドは角度調整(-5°から 25°)も可能です。

Lenovo A100

クリックで拡大します

ポート構成です。USBポートは合計で4つ、うち2つがGen2規格(10Gbps)なので、ここに外付けSSDを接続できるかとw ただし、付属のキーボードとマウスはいずれもUSB有線タイプなので、そのままだとUSBポートの数はちょっと心もとないですね。あと、USB Type-Cポートがないのはマイナスポイントだと思います。

2.価格など

Lenovo A100はレノボ直販サイトで販売中で、12月14日現在の価格は59,840円です。この価格はオールインワンPCとしては非常に安いと言えます。

もともとウインタブは低スペック機が好きなサイト、ということもありまして、個人的には「かなり刺さる」製品です。そんなに高負荷な作業はしない、という方、設置場所が確保でき、あまりPCを外に持ち出さないという方にはおすすめです。

3.関連リンク

Lenovo A100(Intel):Lenovo

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
スポンサーリンク